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島の別荘には大きなクッカー&オーブンもあるんですが、短期の滞在で調味料や食材をいろいろ買うわけにもいかず、いつもほとんど外食です。そうすると、特に夫は偏った食事ばかりになってしまうので、バカンス後最初の夕食は彼が好きな料理にしてみました。
牛肉、ロメインレタス、セロリを煮込んだこの料理は、あまり葉ものを食べない夫も大好きなので、とても重宝してるレシピ。叔母さんのを真似して作り始めたものです。
叔母さんはこれを「フリカッセ」と呼んでいるんですが、ギリシャでフリカッセと言うとアヴゴレモノ(卵レモン)ソースで仕上げたものが多いです。遭遇率が次に高いのは卵なしのレモン味ソースのフリカッセで、トマト味フリカッセ(フリカッセ・コキニスト)は滅多に見ないような?元々は祖母のレシピなんでしょうけど、アヴゴレモノソースが好きでない孫(夫)の為にトマト味で作り始めたのかもしれません。
アヴゴレモノで仕上げる煮込みは前に豚&セロリの煮込みと鶏&ロメインレタスのフリカッセを紹介してるのですが、実は私もこのトマト味のが一番のお気に入り。たっぷり入れた葉セロリの香りがよく、クタクタに煮たレタスはいくらでも食べれてしまうんです。グリークサラダ(又はフェタチーズだけでも)や田舎パンと一緒にどうぞ。
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