ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

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pasta朝市で買ってきたオカヒジキを使って、パスタを作ってみました。

そう言えば、私のブログにはあまりパスタが登場しませんね。よく食べてるんだけど、いつもこんな風に、ありあわせの材料で適当に作ってます。それに、私のように盛り付けが下手な人が、何とか見れるように盛って、写真を撮って...とやってると、麺がのびてしまって美味しくなくなるんですよね^_^;

オカヒジキって、茹でてそのまま食べても美味しいけど、たまにこんなパスタにします。実は他の記事に載せようと思ったんですが、覚え書きとしてレシピにしてみました。

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アップするのが遅れましたが、先週の朝市での収穫です。

vegetables

イタリアのerikoさんの所で花ズッキーニを見て、こちらでもそろそろ出回ってるかな〜?と見に行ったら...ありました!アテネの市場では、花付きズッキーニはよく売ってるけど、雄花というのはあまり見かけないんですよ。去年買ってたのと同じ店で、今年も見つけることができてよかったです

そして、フランスのポプラさんの所で見た、丸いズッキーニも発見!ギリシャで一般的なズッキーニは色が薄い品種なんですが、丸ズッキーニも淡い緑色でした。サイズは大き目で、オレンジ大です。

その他に買った物は、新ニンニク、オレガノ、ルッコラ、オカヒジキ。週の初めに別の朝市でいっぱい買い物してたので、今回は控え目です。

花ズッキーニはとにかく鮮度が大切。早目に使わないと萎びてしまいます。これを買ったら、いつもは走って帰るぐらいなんですが、今回は市場の後に子供を児童公園に連れていったので、ちょっとくたびれてしまいました^_^;

fried zucchini blossoms去年、こちらで見てやってみようと思ってた、花ズッキーニのベニエ(フリット)にプロシュートとパルミジャーノを添えた料理を今年こそは...と思ったのですが、残念ながら、近所のスーパーではプロシュートが品切れでした。薄い衣を片面に付けて揚げ、パルミジャーノ揚げケイパーを散らしましたが、これもシンプルで美味しかったです。


丸いズッキーニはスタンダードなイェミスタに。
kolokithi gemisto

もう何年も、肉無しのフィリングのばかり作ってたんですが、この夏は肉入りイェミスタのレシピも載せようと、かなり久々に作ってみました。

何年もブランクがあると、忘れちゃうものですね 叔母さんのを真似して作ってたのですが、書き留めておいたレシピは妹にあげてしまったので、手元にはないのです。何が入ってたかな...と、思い出しつつ作ってみたのですが、なかなか美味しくできました。今度は普通のズッキーニで作って、分量を出してみようと思ってます。

【関連記事】
去年、花ズッキーニで作った料理いろいろ。レシピは別サイトに載せていたので、後でこちらに再アップする予定です。

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前にヨーグルトスープ関連でmoritoshさんと話してた、アフガニスタンのヨーグルトスープヌードル。Helen Saberiさんの「NosheDjan」という本を参考に、かなり適当&自己流になってます。

aush

作り方を簡単に説明すると、まずは玉ねぎ、挽き肉を色づくまで炒め、コリアンダーパウダーも加え香りが立つまで炒めます。トマトピュレと水を加えて30分ほど煮、塩胡椒で味付け。

スープの方はチキンストック(もちろんラムやビーフのでもOK)で生のロングパスタと、あらかじめ茹でてあったひよこ豆(元レシピではキドニービーンズも)を煮て、仕上げにヨーグルト、唐辛子フレーク、ドライミントを加えて火から下ろし、しばらく置いて味を馴染ませます。

本ではヨーグルトを加えてからごく弱火で10分ほど煮ると書いてあった気がするけど、このレシピではヨーグルトの蛋白質を卵やスターチで安定させてないので、かなり気を付けないと分離する可能性があるので注意!

器に盛り、ミートソースをトッピングして出来上がり。本式かはわからないですが、私はこれにクミンパウダーをふりかけて食べるのが好きです。

今回は生パスタの代わりに乾燥させてあったヒロピテスを使いました。パスタは市販の生スパゲッティなどでもいいそうですが、手作りするなら私のパスタ生地の配合と似たような感じです。


【スパイスについていろいろ】
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【関連記事・書籍】
moritoshさんのヨーグルトスープ

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最終日。SPYはまた朝早くから仕事に出かけてしまいました。私と子供は近所をブラブラ。薪オーブンのパン屋でカリツゥニアを買って朝ご飯にしました。

kalitsounia

カリツゥニアというのはクレタ島名物の小さなパイで、ミジスラというフレッシュチーズのフィリングが入っています。甘いのと塩味のがあり、これはどちらも塩味。緑のはハーブ入りで、こちらの方が美味しかったです。

gorge

昼過ぎにSPYが戻ってきて、フェリーの時間までかなり余裕があったので、また田舎の方へ行ってみることにしました。

今度は別の小さ目な渓谷を通って、ハニアから車で1時間ぐらいの村へ。

goat

岩山には山羊がいっぱい居ました。

drakondia

こんな迫力満点な花もいっぱい!確か、ギリシャ語でドラコンディア(Dracunculus vulgaris)という植物ですが、英語ではドラゴンリリーブードゥーリリーだとか、名前もすごいです。何となく、日本で見かけるウラシマソウとかマムシソウを思い出させますが、こちらは大きくてすごく存在感があります。

臭い(匂い、ではなく)もすごいんですよ。腐った肉のような...と表現されますが、虫に受粉してもらう為に、花が開いてから短い時間だけ臭いを発します。

lunch

村(名前は忘れました)に着いて、タベルナで昼食。また肉です。前回載せたスファキア風に似てますが、こちらは「チガリアスト」という料理で、煮込んであるものと違い、少し歯応えがあります(ちょっと、さっき見た山羊を思い出しました)。ホルタはまたスタムナガシ、そしてムスカリ球根のピクルスです。

フェリーの時間までホテルでゆっくりし、夜9時頃にクレタ島を後にしました。行きが楽だったので油断してましたが、帰りは海が荒れてかなりきつかったです
行きはほぼ満席だったVIPクラスですが、帰りは私達以外に数組しか居なかったのが不幸中の幸いと言うか...階下の一般席は凄い事になってたようです。船だと車が持って行けていいですが、こういう時困りますね。ともあれ、無事に帰り着いてよかったです。

【後日談】船酔いにもめげず、子供はフェリーが気に入ったようで、あれ以来ベッドでプリオ・ボーダフォン(何故フェリーがボーダフォンの船なのかは、こちらをクリック)ごっこをして遊んでいます

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クレタ島レポートその2です。写真がいっぱいで長いので、3つに分けることにしました。

market

前回載せ忘れた、ハニアのオールドマーケットです。現在入ってるのはほとんど土産物屋ばかりで残念。昔行った、イラクリオンの市場の方が楽しかったです。

街自体は、ハニアの方が美しいです。港も素晴らしいのですが、着いた日の夜に行っただけなので写真を撮り損ねてしまいました。

さて、3日目はちょっと遠出をしてみようということになって、ハニアよりもっと西のキサモス方面へ行くことになりました。

キサモスへ着き、石の浜でひと休み。石コレクターのSPYは、良さそうな石を求めてウロウロ...。子供は海に向って石を投げるのに夢中、私は箸置きになりそうな細長い石を4つほど見つけました。

lunch

その後、海辺のウゼリで軽い昼食。ここのメニューにはイカとフェンネルの煮込みだとか、タコのスティファドなんかも載ってたんですが、例の如く、実際にあったのはグリルとか揚げ物とか簡単なものばかりでした。

カラマリのフライ、赤ピーマンのロースト、ナス&ズッキーニのフライ(これは前日に行った店の方が美味しかった)、フライドポテトと、揚げ物ばかりでちょっと濃かったです^_^;
飲み物はSPYに付き合ってチクディア(ラキ)。SPYはチクディアの飲み比べをしたかったそうで、クレタ島滞在中はこればっかりでした^_^;

cave church 1

かなり胸焼けしつつ、また気の向くままに車を走らせて行くうちに、こんな教会を見つけました。急いでたのでちゃんと見なかったんですが、確かアギオス・ヨアニス・プロドロモスという名前だったと思います。
洞窟のようになってる岩をそのまま利用してあるので変わった形です。錨の模様が彫られてるのが面白いですね。何か海に関係あるんでしょうか?

cave church 2

ここにもイコンが。同じ教会の一部ですが、ここは壁などなくオープンになってます。

caper bush

教会の脇に生えてたケイパー。花が綺麗です。

「せっかくだから、もうちょっと遠くまでいってみようか」とSPY。夕方に仕事が入ってるのに、どんどん山道を進んで行きます。途中、渓谷の上を通ったり、結構スリリング。有名なサマリア渓谷以外にも、もう少し規模の小さい渓谷が幾つかあって、その一つです。途中、野生アーティチョークがいっぱい生えてるのを見かけたりしましたが、写真を撮り損ねてしまいました。

もしかして...と思ってたら、やっぱりSPYは先祖の足跡を辿っていたのです。クレタ島にもルーツのあるSPYですが、南西部の端っこにある教会を先祖が管理していたらしく、いつかそれを見に行ってみたいと言ってました。

church 1

すごい山道を進み、やっと着きました。フリソスカリッツァの教会です。フリソスカリッツァとは「黄金の階段」という意味で、伝説によると、この教会へと続く90段のうち、一段だけ黄金で出来ているとか。

church 2

普段はひっそりとしてますが、ここに奉られている聖人の日である8月15日のみ、人々が集まるそうです。

「幻の教会」を見て満足し、また同じ山道を戻り、ハニアに着く頃には日が暮れてしまいました。当然ながら仕事にも少し遅れてしまったのですが、なかなか有意義な旅となりました。今度クレタ島へ来たら、もう少し足をのばしてエラフォニソスまで行ってみたいです。

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