ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

2009年02月

ブログネタ
★野菜たっぷりヘルシー・レシピ★ に参加中!
最近、アボカドが安いのでよく買ってます。

2009.02.10 avocado dip

ここ10年ぐらいの間でしょうか、国産のアボカドやバナナをよく見かけるようになったのが嬉しいです。ギリシャではクレタ島で栽培されているんですが(注)、やっぱり遠くの国から運ばれてきたのよりも近くで採れたものがいいですよね。輸入もののアボカドはガチガチに硬い状態で売られているものが上手く熟さずにそのまま傷んでしまったり、上は柔らかいから熟しているのかと思いきや、下は硬いまま...なんてことが多かったのだけど、国産のなら2、3日でいい具合に柔らかくなります。

そんなわけでギリシャの家庭にも結構浸透してきていると思われるアボカドですが、やっぱりサラダに入れたりディップにするのが一般的なような?
ちょっと見た限りでは、こちらではディップにする場合はフードプロセッサーでガーッとやってしまう人が多い気がするのだけど、私はごく軽く潰したのが好きです。今回は沢山焼いておいた青唐辛子があったので、いつもの生唐辛子の代わりに使ってみました。
ちょっとギリシャ風(レモンとオリーブオイルなので^^)なアボカドディップの作り方は、↓覚え書きとして簡単に書いておきますね。

注:アテネの辺りでもその辺に植えられてるアボカドやバナナに実が生ってたりしますが、店で見かけるのはクレタ産です。


アボカドとローストペッパーのディップ
唐辛子は皮が焦げるまでローストし、しばらく蒸らした後に皮と種を除いて刻む。赤玉ねぎは微塵切りにし、辛味が強ければ塩をして少し置き、すすいでから絞る。
アボカドは皮を剥いて小さめに切る(半分に切ってスプーンでくりぬいてもOK)。唐辛子と赤玉ねぎを加え、塩、レモン汁、オリーブオイル少々で味を調えつつ軽く潰し混ぜる。よく熟したアボカドなら、混ぜていくうちにいい感じに潰れます。
※お好みでハーブを加えても。うちではコリアンダーかディルを入れることが多いです。


ちなみに、その日の献立はこんな感じでした。
2009.02.10 lunch

・ポロ葱のミートボール風(プラソケフテデス)
揚げシコイワシのマリネ(ガヴロス・サボロ)
・アボカドとローストペッパーのディップ
・サラダ(ロメインレタス、キャベツ、ニンジン、トマト、葱、ディル、ケイパー)
・赤ピーマンロースト(これは娘用)


プラソケフテデスのレシピは次回に載せますので、もう少しお待ち下さいね。

いつも読んで下さってありがとうございます。
ポチポチッと応援クリックして頂けると励みになります
人気blogランキングへ
レシピブログにほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

ブログネタ
手作り に参加中!
そろそろ市場から消えつつあるマルメロで仕込んだ第2弾。

2009.02.14 quince brandy

ブログ仲間のmelocotonさんが秋に紹介されてたマルメロブランデー
マルメロブランデーとは何ぞや?というのはmeloさんの記事に書かれてますが、4つ割りにしたマルメロ、シナモンスティック、八角(スターアニス)をブランデーに6週間漬けておくだけの、とっても簡単な作り方なんです。

マルメロが普通に売ってるギリシャでは気軽に作れる果実酒だけど、“甘味は全く加えない”(ブランデーって苦手だし、甘味もつけずに飲めるか心配...)“八角やシナモンを入れる”(シナモンはいいけど、八角ってクセがあるからなぁ...)という不安要素があった為に気になりつつも足踏みしてた私。「コレがおいしいのなんのって!!!」というmeloさんの味見レポートを見てたまらなくなり、1月にやっと仕込んでみたというわけです。

美味しかったらマルメロが売ってる間にもうちょっと仕込んでおきたいな〜。というのを言い訳に...2月終わりの解禁日を破って、先週から密かに味見しちゃってました^^;

これ、本当に美味しいですよ〜!

使用した安物ブランデーは仕込み時にちょっと味見したらむせるほどだったのだけど、まだ完成してない時点でもかな〜りマイルドなお味に半信半疑だったマルメロの甘味もしっかり出て、スパイスの香りとのバランスも素晴らしいです。

ちなみに割合は結構適当にしちゃったんですが、700mlのブランデー1本だと1.5リットルの保存瓶が丁度いいみたいです。使用したマルメロは1個半、あとシナモンスティック1本と八角1〜2個(大きさによる)。

マルメロは品種によって大きさが全然違うみたいで、イギリスで栽培されてるのは梨ぐらいの大きさだそうです。こちらで見かけるものは大き目なのが多く、今回は1個と1/4ぐらいで瓶はギュウギュウ^^;

私が手に持った写真では、あまり大きさが感じられなかったのだけど(汗)
2009.02.14 quince1

幼稚園児に持たせてみたり、

2009.02.14 quince2

三輪車のカゴに入れてみたら大きいのがわかるでしょうか?

2009.02.14 quince3

...と、撮影してたら次女が乱入。マルメロを積んだままの三輪車に乗って走り去っていきました(笑)

話は最初に戻って、「そろそろ市場から消えつつある」と冒頭に書きましたが、今回注意して見てみたら、秋の果物であるマルメロも随分シーズンが長いものだなぁと思いました。でも、さすがに今の時期に売ってるのは傷みかけだったりするのが多いです。綺麗なマルメロでも、香りが飛んじゃってたりするので要注意。ちゃんと確認してから買いましょう。
もちろん、秋のうちに新鮮で香りのいいマルメロで作るのが一番なんですが。今回仕込んだのは最初のほど美味しく仕上がらないかもしれないけど、飲み比べてみるのも楽しみです♪

__________________________

2009.01.26 chicken wingsそうそう、meloさんといえば。タンドゥーリ手羽を何度も作らせて頂いてるのに、ご報告が遅れていました
カレー粉で手軽に作れるタンドゥーリ風の手羽焼き、先月終りからすでに3回作っています。2度目からは子供用にカレー粉控え目で作ってますが、「これ、どんだけ美味しいねんな〜!」という娘のお墨付き^^

meloさん、いつも美味しいレシピをありがとうございます


人気blogランキングへ
レシピブログにほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

ブログネタ
簡単!ギリシャ料理レシピ に参加中!
ローズマリーやガーリックの風味が食欲をそそる、揚げ魚のギリシャ風マリネです。

2009.02.07 gavros savoro
Σαβόρο

サヴォロ(サボロ)の語源は多分ヴェネツィア料理のsaor(主に揚げ魚で作られるマリネ) だと思うのですが、歴史的にヴェネツィアの影響を受けたイオニア諸島、ペロポネソス半島、ドデカニサ諸島などで特によく作られるようです。これも地方によってさまざまなバリエーションが見られ、レーズンや玉ねぎ・ベイリーフの入ったもの、トマトの入ったものなど。食べ方も揚げたてをマリネ液にさっとくぐらせただけのものから、保存食として薄めてないビネガーにしっかり漬けられたものまでいろいろです。

こういう料理って結構いろんな国で見られるようで、日本の南蛮漬けやスペインのエスカベチェにも似てますね。
私がよく作るのは、ローズマリーとガーリックでシンプルに味付けした酸っぱめのマリネ液に漬けたもの。作ってすぐよりは2、3日置いた方が酸味の角も取れて美味しいタイプです。しっかり漬け込むことで、骨まで柔らかく食べられるんですよ。1週間ぐらいはもつので、作っておくと重宝します。

揚げ魚を作り過ぎた時の保存法としても便利なサヴォロのレシピは続きへどうぞ。バリエーションも、機会があればまた紹介する予定です。

人気blogランキングへ
レシピブログにほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

続きを読む

ブログネタ
おうちごはんが好き に参加中!
一人でこっそりと(笑)
2009.02.09 ramen

子供達と一緒にラーメンを食べることもよくあるのだけど、あれこれ世話を焼いていたら麺が伸び気味になってしまうのが難点なんですよね。なので、長女が幼稚園に行ってる時間、次女がテレビを見てたり一人遊びをしてたらチャンス!麺類でブランチ♪がいつものパターンです。

スープは鶏手羽と野菜でとったものに煮豚のタレで味付け。トッピングは葱、味玉、ちょっぴり残ってた煮豚です。卵が茹で過ぎなのが残念ですが、柔らかく仕上がった煮豚が美味し〜い

...今日も自画自賛で失礼しました^^;
麺続きになっちゃいましたが、次回はギリシャの料理を載せますね

人気blogランキングへ
レシピブログにほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

ブログネタ
おうちごはんが好き に参加中!
今朝起きたら、声が出なくなってました
最近ちょっと咳が出たり、目眩がしたりしてたんですが...喋れないのはやっぱり辛いですね。必死で振り絞ったら、ダミ声は出るんだけど


気を取り直して、昨日の昼ごはんの写真でも。
2009.02.07 hiyashichuka

フライの衣に使った残りの卵で作り冷凍してあった錦糸卵を消費しないと...と思っていたら、頭の中が冷やし中華モードになってきました^^

他のトッピングは、チャーシュー(煮豚)、かにかま、きゅうり、辻しばさんの紅生姜、マヨ&マスタードです。
麺はFPとパスタマシンでチャチャっと作って冷凍ストックしてあるもの。いつも計量せずに適当に作ってるのだけど、セモリナ粉をブレンドしたら結構コシも出て美味しくなります。最近は粗挽きセモリナ入れてるせいか、シート状に延ばした時点では肌が粗い感じの麺なんですが、最終的には普通の麺に仕上がるので問題無し。冷やし中華にしても、大変美味しゅうございました

人気blogランキングへ
レシピブログにほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

↑このページのトップヘ