vine leaves
ギリシャ〜中東料理ではよく使われる葡萄の葉、今の時期は柔らかい若葉が出回ります。若葉がない時期は他の野菜や植物の葉を使ったり、加工保存した葡萄の葉を使ったりします。

保存方法ですが、私がいつもやるのは冷凍です。これは生の葉を使うのと変わりなくておすすめ。軽く茹でた葉を10〜20枚重ねて巻いて、ラップでしっかり包んで冷凍します。

近々日本に行く予定なので、妹に葡萄の葉を持って行ってあげようかと思い、瓶詰めに挑戦しました。が、しかし、その方法がよくわからない。以前に聞いた、クレタ島で作られる方法では、材料は葡萄の葉と水のみ。きっちり巻いた葉を瓶にぎゅうぎゅうに詰め、水を加えるだけです。これをかなり長期間発酵させるらしいです。本当にこういう作り方なのか、今度クレタ島出身のマリアに聞いておかなくては。

他の方法は?と、検索してみると、塩水に漬ける方法がありました。メキシコの方法(メキシコでも葡萄の葉を食べるの?)と、レバノンの方法です。メキシコのは塩がほんの少ししか入ってなくて、発酵させる方法。レバノンのは、かなり塩がたくさん入ってます。

というわけで、3つの選択肢ができたわけですが、それぞれ全く違うアプローチなので余計に混乱してしまいました。迷った挙げ句、適当に作ってしまいましたが、レバノンとメキシコの中間でしょうか。葡萄の葉はよく洗ってから重ねて巻き、瓶に詰めます。水に塩を適当に加え、しばらく煮たものを瓶に注いで蓋をして出来上がりです。かなりがんばってギュウギュウ押し込んだつもりなのに、しばらくしたら葉が浮いてきました。これではちゃんとかぶるくらい塩水を加えた意味がない。カビてしまうかなぁ?ちょっと心配なので、時々瓶をひっくり返してみたりしてるけど...。