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kourambiedesギリシャのクリスマス〜新年の定番お菓子。

普通はアーモンド使用ですが、ピスタチオバージョンを作ってみました。仕上げにローズウォーターかオレンジフラワーウォーターを塗ると中東の香り...。




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ピスタチオのクラビエデス

材料:(約20個分)
ピスタチオ(無塩、殻を剥いたもの)...1カップ
無塩バター...225g
グラニュー糖...大さじ2
卵黄...1個
ウゾ又はブランデー...大さじ3
薄力粉...2 1/2カップ
ベーキングパウダー...小さじ1/2
ローズ又はオレンジフラワーウォーター(あれば好みで)...約大さじ1
粉砂糖...約1カップ

crushing pistachiosピスタチオは中温のオーブンで軽くトーストして(焦がさないよう注意!)、FPなどでごく粗く刻む。好みにもよりますが、あまり細かく刻むとナッツの存在感がなくなる気がします。ほとんど丸ごとのナッツが残ってても大丈夫です。

オーブンは170度に予熱する。






adding pistachiosバターは室温で柔らかくして木べらかスプーンで攪拌し、グラニュー糖・卵黄を加え、ふわっとするまで混ぜ合わせる。バターを柔らかく戻しすぎても上手くいきません。

ウゾ又はブランデーを大さじ1ずつ加えながらよく混ぜ、ピスタチオも加え混ぜる。







kourambiedes dough薄力粉とベーキングパウダーをあわせてふるい入れ、生地がまとまるまで混ぜる。とても柔らかくホロホロに仕上げたければこの状態でOK。そうでなければ少し捏ねる。混ぜるのはあまり気を使わなくても大丈夫。混ぜ過ぎても硬くはなりません。









kourambiedes before baking生地をくるみ大に丸める。手の平で軽く押さえ、少し平たくしてから真ん中を窪ませる。残りの生地も同様に成形し、間隔をあけて天板に並ベる。三日月型に成形したり、麺棒で厚めに延ばして星型などで抜いてもいいです。また、小さな一口大に丸めてもいいです。

オーブンに入れて約20分、中まで火が通り、少し色づくまで焼く。早く色がつきそうなら温度を少し下げる。厚みのあるクッキーなので、焼けたか確認するには一つ割ってみるのが確実です。これはもちろん、つまみ食い!小さく成形した場合、焼き時間も調節して下さい。





kourambiedes after baking焼き上がったら、刷毛でローズウォーター又はオレンジフラワーウォーターを軽く塗り(省いても可)、温かいうちに粉砂糖をまぶす。冷めたらさらにたっぷり粉砂糖をふって、密閉容器で保存する。数日置いた方が、味が馴染んで美味しいです。









rosewater花水はメーカーによって濃度が異なるので注意!これはギリシャで普通に見かけるローズウォーター。食品にも、化粧水としても使えます。










MEMO:もちろんアーモンドで作っても結構です。その場合、できれば皮付きのものを使用して下さい。粉砂糖をたっぷりまぶすので、生地に入れる砂糖はかなり控えめにしてあります。粉砂糖をケチると甘味が足りなくなるので注意。
袋に粉砂糖を入れ、そこにクッキーを加えまぶすと万遍なく付いて無駄もありません。ただ、冷めてないクッキーでこれをやったり、一度に沢山入れると割れてしまうので注意して下さい。