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manti

マントゥと言うとトルコ料理として有名ですが、ギリシャではコンスタンティノープル料理のレストランなどで食べられます。また、クレタ島にも似た料理があるんですよ。詳しくはこちら

我が家でよく作るのは、ギリシャでも一般的な焼きバージョンですが、トルコへ行ってから茹でマントゥにも凝ってます。包みものって美味しいですよね^_^


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マンディ(マントゥ)
トルコやギリシャでポピュラーな、挽き肉を詰めたパスタです。ここでは私が好きな焼きバージョンを紹介します。デリケートな生地、シンプルなフィリング、ニンニク風味のヨーグルトソースの組み合わせが絶妙。

パスタ生地...1レシピ分
ラム又は牛挽き肉...250g
玉ねぎ...中1個
塩・胡椒
バター...50g〜
スープストック又は薄いブイヨン...11/2カップ
ヨーグルト...11/2カップ
おろしニンニク...約1かけ分

カイエンペッパー...1〜2ふり
パプリカ...1〜2ふり
トマトペースト(好みで)...小さじ1/2
ドライミント...約小さじ2

生地は別レシピ参照して作り、休ませておく。

フィリングを作る。FPで作る場合は生地を捏ねたそのままのボウルを軽く拭いて、適当に切った玉ねぎを入れ、細かい微塵切りにする。手作業の場合、すりおろすか、細かく微塵切りにする。

挽き肉、塩、胡椒を加え、あまり捏ねないように気をつけながら、玉ねぎや調味料が全体に行き渡るまで混ぜる。これも数時間置くと味が馴染む。

ヨーグルトソースを作る。ヨーグルト、ニンニク、塩を混ぜて冷やしておく。ミントはここで混ぜても、後でふりかけても好みで。

大きな耐熱容器にバターを塗っておく。生地は透けるぐらいに薄くのばす。

manti 1生地を5cm角に切り、フィリングをティースプーン一杯程度のせる。生地の四隅を真ん中に寄せ、中心だけつまんで留める。端は隙間が開いた状態。

包んだ生地は耐熱容器に隙間を空けずに一重に並ベていく。並びきらなかったら端に立てて並ベる。生地は1/4〜1/3ずつ延ばすと作業がしやすい。

一つの生地を伸ばし包み、また次の生地を伸ばして包んでいるうちに、フィリングを包んだ生地が乾燥してしまわないよう、ラップなどをかけておく。それでも乾いてしまったら、霧吹きで水分補給する。

オーブンを200度に予熱する。バターは小鍋に入れて弱火にかけ溶かす。

manti 2溶かしバターを刷毛で塗り(適当にでOK)、オーブンに入れて薄く色づくまで20分ぐらい焼く。残ったバター(少なければ、好みの量足す)にカイエン〜トマトペーストを加えて少し熱し、火から下ろしておく。上の完成写真のものはトマトペーストなし、バター控え目です。

ストックを温め(インスタントのブイヨンなら薄めに作る)焼き上がったマントゥに回しかける。ホイルを軽くかぶせオーブンに戻し、汁気がほとんどなくなるまでさらに5分ほど焼く。

器に盛り、ヨーグルトソース、バターソース、ドライミントをかけて食べる。

manti 3バリエーションその1:茹でて食べる場合は生地を包む時に隙間を空けず、しっかり閉じて下さい。トルコの食堂で食べたのは小さ目でしたが、家庭では、もっともっと小さく作るとか。写真はそのミニミニサイズに挑戦した時のもの。

バリエーションその2:揚げても美味しいです。ヨーグルトソース&トマトソースをかけたのも美味しいのでおすすめ。

おまけ:同じ材料で、タタール料理のチェブレキにアレンジしても美味しいですよ。材料が余った時や、違う味を楽しみたい時にどうぞ。

MEMO:生地、フィリング、ソースはどれも前もって作っておけるので好みの順番で。ヨーグルトが緩すぎるなら、漉して少し水切りしてから使うといいです。包んだマントゥは焼く前の状態で冷蔵なら1日ぐらい、長期保存なら冷凍しておけます。
生地が余った場合、好みの形に切って乾燥させておくといいです。フィリングは余分な味付けをしてないので、余ったら普通に挽き肉料理に使えます。