ブログネタ
簡単!ギリシャ料理レシピ に参加中!
lentil soupギリシャでよく食べられるひよこ豆やレンズ豆のスープって、驚くほどシンプルです。これもそうで、ブイヨンやストックは使われていませんが、豆からいい出汁が出るんですよ。

味の決め手は塩。

控え目にし過ぎると、ぼやけた味になってしまいます。ちゃんと味見をして、美味しいと思える塩加減を見つけて下さい。



レンズ豆のスープ
ギリシャの豆料理はシンプルなものが多いですが、このスープもレンズ豆本来のうまみを生かした素朴な味わいです。食べる時に好みでワインビネガーを加えるのがギリシャ流。レンズ豆は出来れば茶色くて小粒なものを使ってください。

レンズ豆...1カップ
玉ねぎ...小1個
にんにく...3片
オリーブオイル...1/4カップ
裏ごしトマト(パッサータ)...1/2〜3/4カップ
ベイリーフ...1枚
水...4カップ
塩...約小さじ1
胡椒
ワインビネガー

レンズ豆は洗ってざるに上げておく。玉ねぎは4つに切ってから薄切りにする。にんにくは半分に切って(中に芽が出ていたら除く)薄切りにする。

【作り方1(一番シンプルな方法)】
鍋にワインビネガー以外の材料を全て入れて2時間ほど蓋をして弱火で煮込む。
※レンズ豆は茹でこぼす人も多いですが、うちはそのままです。

豆からでんぷんが溶け出してとろみがつくぐらいになったらできあがり。食べる時に各自好みでワインビネガーを加える。

【作り方2】
鍋にオリーブオイルと玉ねぎを入れ、蓋をして火にかける。時々かき混ぜながら、ほとんど色付かせないように弱火で炒め、柔らかくなったらにんにくを加えさっと炒める。

トマト、ベイリーフ、レンズ豆、水を加え約2時間〜それ以上煮込む。煮立てず弱火で静かに煮るとふっくら仕上がる。必要なら、さらに水を足して下さい。

塩、胡椒で味をととのえ、食べる時に各自好みでワインビネガーを加える。


バリエーション:叔母さんのレンズ豆スープ
上で紹介したのはより一般的な、超シンプルバージョンですが、コミッサ叔母さんはニンジンとセロリも入れます。うちで作るのも、実はこちらの方が多いです。
作り方はほぼ同じで、基本のレシピの玉ねぎと同時にニンジン小1/2本分のスライスを加え柔らかくなるまで炒め、にんにくを加える前に葉付きセロリの小枝2、3本を刻んだものを加えしんなりするまで炒めます。


ギリシャでは、これで立派なメインディッシュです。あとはどっしりとした田舎パンやフェタチーズ、オリーブがあれば完璧。塩漬けの魚も合いますよ。

残り物アレンジ:レンズ豆ピラフ(ファコリゾ)
こちらの記事を参考にして下さい。


ギリシャの粗食...ちょっといいかも、と思った方はクリックお願いします。
人気blogランキングへ