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tirokafteri 1「最近、美味しいフェタチーズがほとんどなくなった」と、ぼやいている夫。いつもフェタチーズを買って来ては、難しい顔で味見して(一応、店でも味見したりしてるんですが)首を振っています。

そのまま食べるのにイマイチなものは、私が料理に使ってしまうことが多く、ホイル包み焼きにするか赤ピーマンに詰めて焼いたり、パイに入れる他、唐辛子などを混ぜたディップにしたり、いろいろ工夫をして消費してます。

こういうフェタチーズのスプレッドは、プレーンなものから唐辛子のいっぱい入った辛いものまでさまざまで、フティピティ(攪拌した)とかティロカフテリ(辛いチーズ)と呼ばれます。

チーズの割合、唐辛子の種類や調理方法によってもバリエーションは無限にあり、唐辛子は生・ローストしたもの・乾燥のものを使うかによって味わいが変わってきます。

私はその時ある材料や気分で適当に作ってますが、フレッシュな唐辛子を使うのがどちらかと言うと好みで、今回は青唐辛子を生のままではなくローストして加えてみました。大き目の唐辛子が無い場合や、辛さを控え目にしたい場合、赤ピーマン(パプリカ)やバナナピーマンを加えても美味しいし、風味がよくなります。

パンがとってもすすむチーズスプレッドですが、シンプルな肉のローストやフライドポテト、野菜スティックと一緒に食べるのもおすすめです。

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ティロカフテリ(スパイシーなフェタチーズスプレッド)

材料:(約1カップ分)
青唐辛子...大き目のもの2本
フェタチーズ...100g
クリームチーズ...30〜50g
レモン汁又はワインビネガー...大さじ1/2
オリーブオイル...大さじ1

青唐辛子は直火かグリルで皮が少し焦げるまで焼き、紙袋に入れるかボウルなどに蓋をして入れて蒸らし、粗熱が取れたら皮や種を除いて刻む。

フェタチーズはフォークで砕き、刻んだ唐辛子、クリームチーズを加えてよく潰す。

レモン汁、オリーブオイルを加えながら、さらによく潰して混ぜ、味をととのえる。

できれば食べる前に冷蔵庫で1時間以上味を馴染ませる。

FPで作る場合:刻んだ青唐辛子、砕いたフェタチーズ、その他の材料を入れて混ぜるだけですが、あまり混ぜ過ぎると滑らかでフワッとした食感になるので注意(そういう食感の方がお好みの場合は、それでもいいですが)。

MEMO:青唐辛子は小さいものよりも、大きめのものの方がおすすめです。お好みに応じて辛さは調節して下さい。

tirokafteri 2バリエーション:青唐辛子の代わりに赤唐辛子パウダーを小さじ1/2〜1加えてもいいです。また、クリームチーズの代わりにヨーグルト(少し水気を切ったもの)、サワークリームを加えたり、また、フェタチーズだけでも出来ます。フェタチーズだけで作って硬い場合、水か牛乳を少し加えて調節するといいです。

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