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シンクロナイズドクッキングの、今月のお題は「豆」。季節柄、フレッシュな空豆やグリーンピースでも...と思ったんですが、とりあえずは乾燥豆の煮込みでのエントリーです。

gigantes with sausage

使用した豆は、前にスタンダードなオーブン焼き(又は煮込み)のレシピを紹介した大きなサイズのもので、野草と煮たり、パルトゥルマ(干し肉)と煮たりするのも美味しくてお気に入りです。肉系のものを合わせるレシピだと、ソーセージをはじめ豚肉の加工品をよく使うようですが、これは他の国でもよく見られる美味しい組み合わせですよね。ただ、ギリシャ版・ソーセージ&ビーンズを作ろうにも、ギリシャ国外ではソーセージの入手が難関だったりします。そこで今回は簡単にソーセージミートを作って試してみました。

ギリシャのソーセージと一口に言っても、地方や作り手によって材料はさまざま。オレンジの皮入りのやポロ葱入りなどいろいろありますが、全体的に粗挽きでスパイシーな味付けのものが多く、とても美味しいです。もちろん本場ものを味わうのが一番だけど、簡単バージョンで雰囲気だけでも味わってみるのはいかがですか?

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ギリシャ料理


ギガンデスと生ソーセージの煮込み

材料:(2人分)
ギガンデス又は白花豆...200g

豚挽き肉...150g
塩...小さじ1/3
オレンジの皮みじん切り(揉んでさっとすすいで絞る)...小1/4個分
クミンパウダー...小さじ1/4
胡椒...小さじ1/4
赤唐辛子フレーク...ひとつまみ
セイボリーまたはオレガノかタイム...好みでひとつまみ
ワイン(赤でも白でも)...大さじ11/2

玉ねぎ...小1個
にんにく...1かけ
オリーブオイル...大さじ2〜3
トマト...中1個
トマトペースト...大さじ1

豆は洗い、一晩水に浸けて戻す。豚挽き肉〜ワインまでの材料は手でよく混ぜ合わせてソーセージミートを作り、一晩冷蔵庫で寝かせる。

豆をすすいで鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて強火にかける。煮立ったら少し火を弱め、5分ほど茹でて水を替え、柔らかくなるまで茹でる。

フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、ソーセージミートを小さくちぎって加え、全体が色づくまで焼く。

玉ねぎは縦半分・横半分に切ってから薄切りにする。トマトはすりおろすか皮を剥いて刻む。種が大きめなトマトの場合、種の部分は漉して汁だけ使うといいです。

鍋に玉ねぎ、にんにくとオリーブオイル大さじ1〜2を入れ、色づきかけるまで弱火でじっくり炒める。トマトを加え、ジャムっぽくなるまで潰しながら炒め煮にする。

トマトペーストを加え、さらに1分ほど炒めてソーセージミート、豆を加える。豆の煮汁をひたひたに加え、ごく軽く塩胡椒し、蓋をして弱火で40分〜1時間煮込む。汁が少し煮詰まり、とろみが出たら出来上がり。味を見て、必要なら塩胡椒を加える。

MEMO:使用する豆の種類や鮮度によって、煮込み時間は調節して下さい。鍋で煮る代わりにオーブン焼きにしてもいいです。

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