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毎年恒例(?)のシミ島レポート。まずは移動編です。

今まではアテネ〜ロドス間を飛行機で、ロドス〜シミはフェリー又はハイドロフォイルというパターンだったんですが、今年は

1.車を持って行きたい
2.ロドス島で、空港から港までの移動は結構大変
3.乳児連れなので無理のないように


という理由から、フェリーで半日かけて行くことにしました。車を持って行くという件については、ピレウスでフェリーに車を乗せ、自分達は飛行機で移動するという手段も可能なわけですが、時間調整も大変だし、そこまでする意味はあまりないので...。

ピレウス〜ロドスはBlue Star FerriesのLUXクラスキャビンを利用しました。 普通のキャビンとの差はどんなものか知りませんけど、冷蔵庫が付いてるという理由で選んだそうです(笑)
真夜中の出発だったので、その前に夕方から買い物に行ったり「ホフリダキ」で食事したり余裕です。
フェリーに乗り込んだらシャワーを浴びてリフレッシュし、ぐっすり眠って体力温存。のんびり朝ごはんを食べたりしているうちにロドスに着きました。

ちなみに今まではピレウスからシミ島まで行くフェリーが出ていたんですが、ドデカニサ諸島行きのBlue Star Ferriesディアゴラス号はシミ島の小さな港には上手く入ることが出来ないという理由で航路から外されてしまったそうです。この件についてシミ島側は抗議をしているのですが、今のところはドデカニサの他の島から乗り換える他ありません。

Rhodes
ロドスの海辺で見かけたイルカの像。

ロドス島からシミ島へのフェリーは、ロドス到着が遅れた場合、その日の午後に出る便を逃がしてしまうかもわからないので予約していませんでした。一応港でスタンバイしていたものの、車を乗せるスペースが確保できない為に乗れず、結局ロドスで一泊か...と私は密かに喜んでいたんですが、夕方に臨時便(※)が出るとのことで、それに乗ることに。

Symi

こんな大きなフェリーだったんですが、何と乗客は私達の他に10人も居なかったのでガラガラ。広いサルーンもほぼ貸し切り状態でした。

port
シミ島の港、時計台とは反対側の風景です。

(滞在中のことは別記事に書くので省略)帰りは正午の便でロドスまで。ピレウス行きのフェリーの出航時間までは数時間の余裕があったので、数年ぶりにオールドタウンを散歩しました。そこでは、とても気になってたものが...

Turkish kafenion

あった!
もう10年以上前、夫がロドス島に住んでた頃によく行ってたトルコ風カフェニオンがどうなったか見に行きたかったのです。最後にここを訪れたのは90年代後半。店のおじいちゃんが花を一輪プレゼントしてくれたのが印象に残っています。その後、ずっと閉っていたので、もう取り壊されて違う店になったかも...と思っていたんですが、ほとんど変わってなかったのでホッとしました。

土産物屋などを冷やかしつつ、もう少し散歩したかったんですが、お腹を空かせた娘がかなり不機嫌になってきました(結局、お皿を買えなかったのが残念!)。レストランで早い夕食を取ってから、ピレウス行きのフェリーにチェックイン。キャビンは行きの方がよかったです。同じLUXクラスですが、行きはベッドがキャビンの真ん中に2つくっついていて、ソファーも有り。帰りはソファー無し、ベッドは両端に離れて置いてあったので、赤子用に簡易ベッドを貸してもらいました。

夕方にロドスを後にし、夜中は結構海が荒れてたようですが、少し心配だった船酔いもほとんど眠っていたので問題無し。朝の8時頃ピレウスに到着しました。ただ一つ、落とし穴だったのは朝のラッシュアワーに到着時間が重なってしまったことですが、それ以外はとてもスムーズにいったので、すっかりフェリー派になってしまった私達です。


※旅行者が多い為の臨時便でなく、選挙関連の何かだったようです。

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