tugukiさん楽子さんのブログで見て気になっていた三升漬けを作ってみました。

使用したのは冷凍庫で眠っていた乾燥麹(いつのやねん!)、バナナピーマンを細くしたような色の薄い唐辛子、醤油。材料を一升ずつ使うことから三升漬けと呼ばれるそうです。実際は作る人によって割合が違ったりするそうですが、とりあえずはオーソドックスに同量ずつでやってみました。

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唐辛子はある程度種を取って、FPで微塵切りにしました。麹と合わせて保存瓶に詰め、醤油を加えたら仕込み完了。上の写真は半日後ぐらいに撮ったものですが、乾燥麹を使ったせいか水分少な目ですね。これを常温に放置し、1日1回上下を返す為に混ぜたら、3日で下の写真のような状態になりました。

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本当は最低でも数ヶ月は寝かせた方がいいようだけど、待ちきれずにちょこちょこ使ってしまっています^^;
豆腐や納豆にのせたり、炒め物の調味料としてなど...でもやっぱりご飯にのっけて食べるのが一番です。ちなみに私のは唐辛子の種を取って使ったせいか、元々唐辛子の辛さがそれほどでもなかったのか(このタイプの唐辛子は、個体によって辛さにかなり差があるのです)、楽子さんのように「激辛!」にはならなくて、もっと麹の甘さが全面に出た感じ。ちょっと甘っちょろいな〜と思ったので、後でもう1本唐辛子を種ごと刻んで足しました。

同じようなもので「なんばん味噌」や「なんばんの麹漬け」というのも気になっていたのですが、なんばん味噌は火を通してあるというのが一般的な三升漬けとは違う点でしょうか?ちょっと調べてみたところ、三升漬けは生のままの状態(後で火入れをするというのも見かけましたが)、なんばん味噌は加熱してあるようです。なんばんの麹漬けは三升漬けに近いようで、こちらは丸ごとの唐辛子だったり、切り方が粗いもの?

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zazamaruさんがレシピを紹介されている南蛮味噌がすごく美味しそうで、これも是非作ってみたいと思ってるんですが、とりあえずはこの三升漬けに火入れをして似たようなものを作ってみることにしました。小瓶ひとつ分ぐらいの量を取り分け、鍋に入れてゆっくり加熱します。底が焦げ付かないよう、たえずかき混ぜて、味噌っぽく濃度が出たら完成です。火が通って糊化した麹がネットリとして、まろやかな味わいで美味!生のも加熱したのも、どちらともそれぞれの美味しさがあって気に入ったので、用途や気分によって使い分けようと思っています^^

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nattou & koji

まだしつこく80gほど麹が残っていたので、「納豆ひしお」なるものを仕込んでみました。麹、納豆、塩を混ぜて冷蔵庫の一番上の段に放置中ですが、さっき見たら納豆の水分が麹に吸い取られて干からびた状態に...。冬に仕込んで夏に食べるものだそうですが、どうなることやら?

bio

ここ数年は保存食や自家製食品作りってほとんどしてなかったですが、最近になってメラメラと手作り熱が高まってます!いろいろ作りたくなったので、材料調達の為、久々にオーガニックショップへ行ってきました。今回買ったのは、大豆、豆乳、炒ってないピーナッツ、そば粉、小麦ふすま、胡麻。店の棚に並んでいる、いろんな穀物や豆類を見ていると、あれもこれも買いたくなるので危険ですよね。ついフラフラとカゴに入れたくなるんですが、ぐっと我慢して必要なものだけに抑えました^^;

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