2008年04月28日

復活祭の食卓/モツスープ初挑戦

復活祭は、今年もアテネで過しました。
義父母からアラホヴァ(スキーリゾートなどで有名な所)に誘われてたのだけど、何だか混みそう...ということで辞退。やっぱり、人気の無い時期のアテネは最高です(と思う私達はひねくれ者?)。

そんなわけで、今回はちょっと気合いを入れて復活祭準備。

2008.04.23 easter eggs

卵はすでに染めてあるのを義母が毎年くれるのだけど、真ん中2つは娘が絵の具で塗りました。塗った途端に落として割ってたけど(笑)
この卵は、ギリシャでは「卵割りゲーム」に使います。簡単に説明すると、個々が卵を手にしてぶつけ合い、最後まで割れずに残った人が勝ち...という遊び。娘は毎年これをすごく楽しみにしていて、復活祭当日まで「ちょっとだけ割ってもいい?」としつこく聞いてくるんです^^;

2008.04.24 easter biscuits

復活祭の準備は、子供と一緒に楽しめるものがいっぱいあります。
イースタービスケット(クルラキャ・パスハリナ)と、

2008.04.26 tsoureki

イースターのパン(チュレキ)は娘との合作。ちょっと失敗したけど
チュレキはオレンジやマフレピ(野生チェリーの仁)で香り付けしてあります。このパンは一年中いつでも見かけるけど、復活祭用には赤い卵を埋め込んだりしてデコレーションします。
が、ここでもまた他のイベントとごっちゃになってる人が

「フルーリー(コイン)は入れへんの?」と娘。

それは新年のパンですから!(爆)そう言えば、新年には卵割りをしようとしてたなぁ...。
まあ、好きなようにさせてあげましょうと、チュレキを切って食べる時、娘が見てない間に彼女の分にコインを忍ばせてあげました。

↓今回の、私のメインイベントはこちら。
2008.04.27 magiritsa

初・マギリッツァです
毎年毎年、復活祭の予定は未定な我が家。それで結局自分では何も用意せず、マギリッツァも友人宅で過した時以来御無沙汰してたんですが、やっと作れました。

マギリッツァは、教会でキリストの復活を祝ってきた後に食べる羊のモツスープ。シコタリァ(肺、心臓、肝臓が繋がって売られているもの)と、好みで腸。それをたっぷりの葱やハーブ(ディル、ミント、フェンネルなど地方によって違います)、ロメインレタス、少量の米と一緒に煮込んで、仕上げに卵とレモンでとろみを付けたものです。羊の頭も入れると、いい出汁が出るんだけど...これはまだ手を出す勇気がないので鶏ガラのスープにしました^^;

モツは血抜きしてレモンをこすりつけ、臭みを取っておきます。特に、腸は裏返してしっかり洗っておくのがコツ。これにちょっと手間がかかるんですが、丁寧に下処理をしたお陰でなかなか美味しくできましたよ♪

市場で見かけた中で一番小さいシコタリァと腸を200〜250gぐらい?で、3〜4人分のマギリッツァが完成。家族にはいつもの四角ピザを食べさせておいて、もちろん一人で堪能しましたよ。写真は翌日に残りを食べた時のものです。

話が前後しますが、普段は全く教会に縁の無い私達も、聖土曜日の夜だけはミサに行きます。と言っても、最後の方に滑り込みで参加するだけなんですけどね。夜中の12時に、キリストの復活を祝ってロウソクに火を貰って来るのですが、何となく日本の大晦日のような感じです。普段は早目に寝かされる子供たちも(ギリシャでは夜更かし組も結構いますが)この日は特別。綺麗な飾りをつけたロウソクを手に、張り切ってやって来ます。
うちは私と赤子が10時頃に撃沈して寝てたんだけど、娘に叩き起こされました^^;
意外にも赤子が楽しんでたのが印象的で、花火や爆竹にも驚いたのは最初だけ。あとは「バン、ブン!」と音真似をしたり余裕でした。

2008.04.27 lunch

復活祭当日は遅い昼ごはんのつもりが、早い夕食?
前の夜に家族全員で教会へ行ったので、誰も起きて来ない...。特に夫は午後まで熟睡してました^^;

メニューはシンプルに、
・山羊とポテトのオーブン焼き
・ズッキーニのソテー、パセリとディジョンマスタードのヴィネグレット
・ロメインレタスサラダ、ラディッシュ入り


2008.04.27 roasted kid

メインの山羊は塩、胡椒、オレガノ、レモン汁、マスタード、オリーブオイルをすり込み、ところどころにニンニクのスライスを埋め込んであります。これを、肉が柔かくなるまでオーブンでじっくり焼いたもの。肉はもちろん、一緒に焼いたポテトと丸ごとの新ニンニクが美味しい!

多くの家庭では、復活祭のご馳走はまだ続いてたりするのだけど、私はこれにて終了...。義父母の留守中は犬の餌やりに通っているので、今日はそのついでに外食でもして来ようかな?

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sevam_a at 17:52コメント(19)トラックバック(0)献立 | 季節もの  このエントリーをはてなブックマークに追加

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コメント一覧

1. Posted by むうちえ   2008年04月28日 20:17
salahiさん、こんにちは。ご無沙汰しております。
ブルガリアの復活祭もギリシャのとよく似てて(同じ正教会ですもんね…)今日ソフィアはガラガラです。
こっちの復活祭のパンは「コズナック」という、イタリアのパネトーネにそっくりなふかふかの甘いパン。色付き卵とともに各部屋に置くんだそうで、みんな何個も買ってました。コズナックも年中どこでも売られているんですが、なんでも「卵が入っているから」復活祭に使われるようなことを聞きました。
こちらではお金持ちは羊を買ってきてグリルして食べてますが、お金がない人は羊の内臓を買ってきてご飯と一緒にオーブンで炊き込む「サルミ」なんかを食べてるようです…
2. Posted by melocoton   2008年04月28日 23:48
お子さんたちが小さいときはこういう思い出作りって大切ですよね。

私真夜中の御ミサ、大っきらいだったけど(爆)。

モツスープを復活祭に食べるんですか〜。 へぇー。

お嬢さんの卵、きれいにデコレーションされてますね^^。なんかゆで卵食べたくなってきちゃった。
3. Posted by まりあ   2008年04月29日 02:30
主人と知り合って、それまで縁がなかったギリシャの料理、羊のチーズから始まってオリーブ油で煮込んだような料理もずいぶん美味しく食べられるようになりましたが、これだけはだめなイースターの内蔵スープ。この時期はギリシャの家庭には近寄れません.イースター引きこもり。
匂いでもダメなので。
ご自分で作られたsalahiさんに拍手・・・・。

でもほんのり(何の香りかな)匂うチュレキは大好き!!

私が住んでる地域では、きっと治安上の問題だと思われますが、イースターミサは10時には蝋燭に灯がともされて終わります。灯がともった蝋燭をうちまで持って帰るのが一仕事なのですが、なんか聖火の事とか重ね会わせて会話が弾みました。


4. Posted by tongshin   2008年04月29日 03:16
内臓のスープ、とてもおいしそうです! ちゃんと復活祭だけに食べるものっていうのがあって、いいなあ…

お嬢さんはもしかしてわざとボケながらつっこまれるのを待つ関西人の気質があるのでは?という気がしてきました。フフフ
5. Posted by yokocan21   2008年04月29日 04:23
復活祭おめでとうございます☆
復活祭ならではのご馳走が臓物スープなんですねぇ。ハーブたっぷりで、レモン味ってことは、結構さっぱりしてるんでしょうか。トルコの臓物スープは臭みがあって苦手なんですけど、これなら私もいけるかも!
赤い卵入りのチュレキ、ふんわり美味しそうですね。
こういうイベントものが大好きなお嬢さん、可愛いです♪
6. Posted by salahi   2008年04月29日 15:50
むうちえさん、お久し振りです!

ブルガリアの復活祭、ギリシャと似てるんですね〜。
内臓のサルミって、こちらのジゲロサルマデス(チゲロサルマデス)と似てるかも?って思いました。細かく刻んだ羊の内臓に、ディル、葱、米なんかを混ぜて網脂で包んでオーブン焼きにしたものですが、地方によってはこれも復活祭によく食べるんですよ。
7. Posted by salahi   2008年04月29日 16:02
melocotonさん、こんにちは。

そうですねー。こういうのをやるようになったのって、子供が生まれてからです。
ミサも、ちゃんと最初から行ったりすると飽きそうですよね。私達は最後の10分ぐらいだけです^^;

卵には、名前を書いたんですよ。筆が太いので、模様にしか見えませんが...。
8. Posted by salahi   2008年04月29日 16:12
まりあさん、こんにちは。

マギリッツァは好き嫌いが分かれますね。私はココレッチもジゲロサルマデスも好きだし、羊の内臓ものは結構平気なようです^^

そちらでは(って、どちらか知りませんが)10時にミサが終わるんですか?!それなら、子供たちもあまり夜更かしせずに済みますね。
火を持って帰るのは、ランタン持参とか覆いがついてるロウソクじゃないと結構大変ですね。私はあの火をキープするのが苦手で、何度も消えてしまいました^^;
9. Posted by salahi   2008年04月29日 16:20
tongshinさん、こんにちは。

内臓のスープ、美味しいですよ。私は家庭でしか食べたことがないけど、復活祭にはレストランでも出してるところがあります。

うちの娘、ボケてるだけなのか本気なのかよくわかりません...。復活祭にはこのパンを朝ご飯やおやつにしてたんだけど、切ったのを出す度に「また入ってたらどーしよー」とか言うんですよ。それで、よそ見をしてる間にまたコインをねじ込んであげたんだけど、発見したら本当に喜ぶんです^^;
10. Posted by salahi   2008年04月29日 16:26
yokocanさん、こんにちは。

トルコでよく食べられる臓物スープ、胃袋や足の入ってるやつですか?あれはギリシャにもあるんだけど、胃は結構臭いますよね〜。店によっては、かなりキツかったりするみたいです。
マギリッツァも好き嫌いの分かれる味ですが、私はこの程度の臭み(と言うか風味)なら気になりません。
11. Posted by ポプラ   2008年04月29日 18:28
あ、これですね!おっしゃっていた赤い卵入りのチュレキというのは。もしかして、殻付きのまま?この赤色ってどうやって色付けするのか興味があります^^
お嬢さん、新年と勘違い?でも、ちゃんとコインをこっそりしのばせてくれる優しいママがいて良かった(笑)

モツ料理、私も作ってみたいのだけれど、うちでは誰も食べないから挑戦もできません。フランスにも有名なモツ料理があるんですけど、残念だわ。
12. Posted by lemonodasos   2008年04月29日 19:42
今年は羊の肉は食べませんでした。ほかの料理を作りました。
マギリッツアは聖ミトロポリス大聖堂の帰りに食べてきました。花火も爆竹もなくて静かですばらしかったです。
アテネ市内は閑散として、静かな復活祭で、良かったです。
13. Posted by salahi   2008年04月30日 16:33
ポプラさん、こんにちは。

卵は専用の染料が売ってるので簡単にできます。いろんな色のが出てるし(どれもドギツイ色だけど)子供用に可愛いイラストやアニメのキャラクターをプリントできるのとかもあります。

うちの娘、新年と復活祭がごっちゃになってるようです夜中に花火が揚がったり、パン(ケーキ)があったりと共通点があるからでしょうね。

自分で食べなくても、作ってみたくなる料理ってありますよね。フランスのモツ料理も気になります!
14. Posted by salahi   2008年04月30日 16:37
lemonodasosさん、こんにちは。

聖ミトロポリス大聖堂は花火も爆竹も無いんですね。セキュリティの関係でしょうか?
私は復活祭の肉料理は結構どうでもいいけど、マギリッツァは今度も作りたいです^^
15. Posted by シンドリ   2008年05月01日 16:31
こんにちは(^^)

復活祭って今なんですね。日本人にはなじみがないせいか、感謝祭とまちがえてしまいます(アホ〜)

こういう行事っていろいろと準備が大変だけど、娘さんの楽しげな様子が伝わってきます♪意外と大人も昔を思い出して楽しめますよね?

今までイースターエッグ(合ってますか?)は中身なしだと思っていたのですが、そうではないんですね・・・知らんかった・・・

また、羊のスープも美味しそう!やはり腸の処理をしないと臭みがあるんでしょうね。でも美味しそ〜うです。食べてみたい(^^)


16. Posted by salahi   2008年05月02日 15:44
シンドリさん、こんにちは。

私も、こちらに来るまでは復活祭には全く縁が無かったです。
子供はこういうイベント好きですよね〜。子供の頃、大晦日に頑張って起きてたのを思い出しました^^

イースターエッグは国によって違います。ギリシャでは中身は抜かないでそのまま(飾り用なら、中身を抜くのかも?)。伝統的なのは真っ赤に染めたものですが、葉っぱをくっつけておいて模様をつけたりします。

羊のスープ、美味しいです!うちでは私しか食べないんですけどね^^;
17. Posted by ぴかまま   2008年05月08日 13:18
おっ!?ギリシャのもつスープですか!
もつ好きにはたまりませんね〜。
私も先月、ポーランドのもつスープFlakiをベルリンのポ食品店で見つけて入手、なんと本場のレストランで食べたものより、在伯ポ人肉屋が作ったこれのほうが旨い!・・・また買いに行こうと思います←自分じゃ作らない(爆)。
18. Posted by ぴかまま   2008年05月08日 13:20
>在伯ポ人肉屋
・・・ってかなりシュールな略し方でしたね(爆)。
「在伯林ポーランド人の肉屋」という意味です〜。
19. Posted by salahi   2008年05月08日 18:04
ぴかままさん、こんにちは。

>在伯ポ人肉屋
確かにこの略し方は...^^;

ポーランドのモツスープ、とても気になります!こちらにもあるかな〜?機会があれば食べてみたいです。

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