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先週末はここで肉三昧だったので、今週は軽い野菜料理が食べたい気分(そろそろ、肉好きな子供たちが騒ぎ出しそうですが...)。
月曜に作ったブリアムはまだブログに載せてなかったようなので、レシピを書いてみました。

2008.11.24 briam
Μπριάμ

ブリアム(ブリアミ、トゥルルとも呼ばれる)はギリシャの家庭でよく作られる料理のひとつで、野菜をオーブン焼きにしたもの。ラタトゥイユの焼きバージョンのようでもありますが、ギリシャのはジャガイモを入れることが特徴のようです。また、ブリアムがオーブンで作られるのに対し、トゥルルは鍋で作られることが多いです。
一般的な材料はジャガイモ、ズッキーニ、ナス、ピーマン、ニンニク、トマト(トマトソース)、ハーブ類。これらは必ず全て入るわけではなく、材料の入手状況や作り手によって違ってきます。

基本的にブリアムは夏の料理なのだけど、実際のところ真夏にはオーブン料理はなるべくしたくないし、私の場合は春〜初夏とズッキーニなどが著しく値上がりする前の秋〜初冬に作ることが多い気がします。
ちなみに我が家で最もよく登場するのは、夫の叔母さんのを真似たシンプルなもの。主な材料はジャガイモ、ズッキーニ、ニンジンなので、あれこれ夏野菜を盛り込んだものと違って、今の時期に出してもそれほど季節外れ感は無いはず(?)

付け合わせとしても活躍する料理ですが、ギリシャではブリアムは立派なメインディッシュ。あとは田舎パンとフェタチーズでもあれば(お好みでサラダやオリーブも)、とっても満足なメニューになりますよ♪


ブリアムのレシピは続きへどうぞ。
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ブリアム(野菜のオーブン焼き)

材料:(2〜4人分)
玉ねぎ...中1個
ズッキーニ...中4本
ジャガイモ...大2個
ニンジン...小さ目1本
ニンニク...2〜3かけ
パセリ・ディル微塵切り...合わせて1/4カップ
塩、胡椒
オリーブオイル...大さじ3
トマトピュレ...1/2カップ

オーブンは200度に予熱する。

玉ねぎは薄切りにする。ズッキーニとジャガイモは5mm厚さの輪切り、ニンジンはそれより少し薄めの輪切りにする。ニンニクは粗微塵切り又は半分に切って(芽があれば除いて)薄切りにする。

切った野菜とパセリをボウルに入れ、塩(約小さじ1/2)、胡椒を加え調味する。オリーブオイルを加えて混ぜ、耐熱容器にあける。

トマトピュレに水1/2〜3/4カップを加えて薄めたものを野菜に回しかけ、オーブンに入れる。

200度で30分焼き、野菜の上下を返すように混ぜてから温度を180度に下げてさらに30分ほど焼く。野菜が柔らかくなり、色づいたら出来上がり。焼き上がりの時点で水分は無くなるが、早く汁気が飛んで焦げそうなら水を少し足す。

時間があれば/好みで:アルミホイルで覆いをし、スイッチを切ったオーブンに30分ほど入れたままにすると味がよく馴染む。


MEMO:焼き立ての熱々よりも、少し冷めるまで置いてからの方が味が馴染んで美味しいです。お好みでオレガノやミントを加えて作ってもいいし、逆にハーブを全く入れなくても美味しい。

バリエーション:焼き上がる10分ほど前にチーズを加える。粗くすりおろしたペコリーノ又はパルミジャーノ、砕くか小さく切ったフェタチーズなどお好みで。

【関連レシピ】
マニ風、野菜のごった煮(トゥールー・マニス)