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我が家ではベジタリアン料理になって登場することが多い豆。でも、たまには肉系のも…。

2010.03.19 gigantes me loukanika

特に豚肉や豚肉加工品と豆が相性バッチリなのは世界各国にその組み合わせがあることからも証明されてますが、ギリシャにももちろん豆+豚コンビの料理がいろいろあります。
今回はギガンデス(ギガンテス)豆が食べたい気分だったので、ソーセージと合わせた煮込みにしてみました。

こういう料理はオーブン焼きにする作り方も一般的なのですが、もちろんお鍋で煮込んでもOKです。オーブン焼きの場合は最後の方で覆いを取って表面が少しパリッとするのが美味しいので、煮込みヴァージョンでも上の写真のように耐熱容器に入れてオーブントースターなどで焼くと同じような感じに仕上がります。

2010.03.18 gigantes

今までにギガンデスの料理はいくつか載せてきたけれど、そういえば乾燥豆そのものの写真は載せてなかったかも…?と、撮ってみました。

ギガンデスは主にギリシャの北の方、カストリア、フロリナ、プレスペス辺りで栽培される豆で、歴史的には比較的新しいのですが、ギリシャの食卓には欠かせない豆のひとつです。写真のは、カストリア産のギガンデス・エレファンデス。

ギガンデスを使った料理レシピは以前に2つ紹介しましたので、下記リンクからご覧下さい。今回のソーセージ入りの煮込みレシピは追記へどうぞ。
ギガンデスのトマトソース煮込み(ギガンデス・プラキ)
ギガンデスと青菜のオーブン焼き(ギガンデス・メ・ホルタ)

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ギガンデス豆とソーセージの煮込み(ギガンデス・メ・ルカニカ)

材料:(2人分)
ギガンデス又は白花豆...150g
玉ねぎ...中1/2個
トマト...中1個
セロリ...葉付きの細い枝1〜2本
粗挽きソーセージ...150g
オリーブオイル...適量
トマトペースト...大さじ1
パプリカ...小さじ1/2弱
赤唐辛子...好みで少々
ベイリーフ...小1枚
塩、胡椒

豆は一晩水に浸けて戻し、ざるに上げてもう一度すすぐ。水と一緒に鍋に入れて火にかけ、5〜10分煮たら水を換えて柔らかくなるまで煮る。

玉ねぎは薄切りか粗微塵切りにする。トマトはすりおろすか皮を剥いて刻む。セロリは粗微塵切りにする。

ソーセージは厚めにスライスし、オリーブオイル約大さじ1/2をひいたフライパンで焼く。焼き色がついたら一旦取り出す。

同じフライパンに、脂が足りなかったらオリーブオイルを少し足し(逆に脂が多く出過ぎていたら少し取り除く)弱火で玉ねぎを炒める。色づかせないよう気をつけながら、柔らかくなるまで炒め、セロリ、トマトペースト、パプリカ、砕いた赤唐辛子も加え炒める。

トマトペーストがオイルに馴染んだ感じになったらトマトも加え、潰しながら煮る。トマトが煮崩れてソース状になったらベイリーフと豆、塩少々(ソーセージの塩分もあるので控えめに)を加え、豆の煮汁もひたひたになるぐらい加える。

蓋をして弱火で30分ほど煮込み、ソーセージを加えてさらに15〜20分煮る。ソースがとろりとし、味が馴染んだら出来上がり。塩胡椒で味を調える。汁気が多いようなら最後に蓋を取って汁気を飛ばし、少なければ豆の煮汁か水を足して調節する。

出来上がってすぐよりも、しばらく置いた方が美味しくなるのでおすすめ。お好みで、耐熱容器に盛ってオーブントースターで焼いてから食卓に出す。

MEMO:ソーセージは手作りっぽい粗挽きのものが適しています。分量は丁度2人分なので、たっぷり食べたい方は倍量作ることをおすすめします。

バリエーション:オレンジの皮を加えても美味しいです。チーズおろしの小さい丸穴ですりおろし、トマトペーストを加える手順のところで加えて下さい。また、ソーセージの代わりに塩豚を使っても。その場合は先に塩豚をソースで煮、豆も加え煮込みます。