2010年11月04日

ちょっと秋っぽい♪トマト&ピーマンの米詰め

久しぶりにドマトピペリエス・イェミステス(スタッフドトマト&ピーマン)。
見た目はいつもと同じですが、今回は私にとって懐かしい味のフィリングです。

2010.11.03 domatopiperies gemistes1

10年くらい前まで、近所に住む叔母が毎日のように料理を届けてくれていたのですが……。
あれは確か狂牛病が話題になった頃。ギリシャで狂牛病が発見されたかは覚えてないんですが、ニュースを見て怖くなったのか、それまで肉料理といえば牛肉・仔牛肉オンリーだった叔母さんが肉抜き料理ばかり作るようになった時期がありました。

定番の野菜料理の他、新たに登場した肉抜きバージョンのスティファドやフリカッセなどなど……そんな料理のひとつが野菜の米詰め(イェミスタ、ゲミスタ)だったというわけ。
ギリシャ料理にはちゃんとベジタリアンバージョンのイェミスタがあるんですが、それ以前は挽肉入りしか作ってなかった叔母さんが考え出した肉抜きイェミスタはなかなか面白く、一般的にこの手のフィリングによく使われる松の実やレーズンの他、栗やいろんなナッツがごろごろ入ったものでした。

2010.11.03 domatopiperies gemistes3

毎年秋になって栗や殻つきの胡桃・アーモンドなどが市場に出回ると、あのナッツ入りのイェミスタを思い出して懐かしくなります。
狂牛病ニュースのほとぼりが冷めたら再び牛肉料理を作りはじめた叔母さんは、再び挽肉入りイェミスタに戻ったのか、それとも今でも肉抜きバージョンをたまには作っているのか……?今度会った時にでも聞いてみようかと思います^^

2010.11.03 domatopiperies gemistes2

さて、今回私が作ったのはその時のイェミスタよりはナッツ控えめで栗と松の実とレーズンだけ入れたのですが、なかなか秋らしく美味しい仕上がりでした。



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トマトとピーマンの米詰め秋バージョン・コミッサ叔母さん風(ドマトピペリエス・イェミステス・フティノポリネス・ティス・スィアス・コミサス)

材料:(4人分/トマトとピーマン各4個分)
栗...6個
松の実...大さじ2
トマト...中4個
ピーマン...4個
ナス...1個
米...1/2カップ強(約大さじ8)
玉ねぎ...中1個
ニンニク...1かけ(好みで)
レーズン...大さじ2
パセリ・ディル微塵切り...各大さじ1
オリーブオイル...大さじ4〜5
塩、胡椒
じゃがいも...中2個

栗は鬼皮を剥き、軽く下茹でして渋皮も剥いてから大きめに割る。松の実は軽くトーストしておく(面倒ならそのままでもOK)。

2005.04.21 tomatoes2005.04.21 peppers
トマトは上の部分を切って中身をしっかり目にくり抜く。中身はFPにかけてピュレ状にするか微塵切りにし、くり抜いたトマトの内側には塩(味の薄いトマトなら砂糖も)少々をすり込んで伏せておく。
ピーマンはヘタの周りにナイフを入れて取り、種を除く。

ナスは西洋おろし金(ボックスグレーター、チーズおろし)の粗い目ですりおろすか微塵切りにし、塩少々をまぶしてしばらく置く。米は笊に入れて洗い、水気を切っておく。

玉ねぎ、ニンニクはナスと同じくすりおろすか(ニンニクは小さい方の穴で)微塵切りにし、汁気は切らずにボウルに入れる。ナスの汁気を絞って加え、米、栗、松の実、レーズン、パセリ、ディル、ピュレ状にしたトマトの中身の半量、オリーブオイル大さじ2〜3も加え塩をしっかり目と胡椒少々で味付けする。

オーブンは230度に予熱する。

トマトとピーマンにフィリングを詰める。フィリングは野菜の汁気で少しシャバシャバした状態だが、トマト→ピーマンの順に詰め、ピーマンに汁気が多目に入るようにする。トマトは切り落としたヘタの部分で蓋をする。

じゃがいもは皮を剥き、くし切りにして塩胡椒で味付けする。

耐熱容器にトマトとピーマンを並べ(ピーマンは寝かせた状態で)、隙間にじゃがいもを詰める。
トマトのピュレ残りの半量にオリーブオイル大さじ2と水少しを加え、全体に回しかける。

アルミホイルをかぶせるか蓋をし、約40分焼く。ホイルを取って180度でさらに30分〜1時間ほど焼き、野菜に焦げ目が付き米とじゃがいもが柔らかくなったら(最後は汁気がほとんど無い状態。途中で様子を見て、焦げ付きそうなら湯を少し足す)再びホイルをかぶせスイッチを切ったオーブンに30分〜それ以上入れておく。

MEMO:いつもはズッキーニのも作るのでズッキーニの中身を刻んだのを入れてますが、今回はトマトとピーマンだけなのでナス(もちろんズッキーニでもOK)をすりおろしたものを入れてます。
焼き時間などはオーブンの癖も関係するので、様子を見つつ焼き上げて下さい。

※その後作ってみたひき肉入りバリエーションもおいしかったです。


sevam_a at 18:21コメント(22)レシピ | 料理・食べ物について  このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ポプラ   2010年11月04日 18:59
フィリングに栗って、こっちだと鶏のスタッフィングを想像するのだけれど、野菜のファルシも美味しそう!

栗好きなので、今シーズン5回目の「買い」なんですが(買いすぎ?)、実は夫は栗が好きじゃないんです。ひとりで剥いて、ひとりで食べる・・・孤独です^^;誰か一緒に食べてくれる人いないかなぁ。
2. Posted by サスピ   2010年11月04日 19:21
ゲミスタの変わりバージョン、これのことだったんですね!
季節感たっぷりで、すごく美味しそう。
栗は言うまでもなく松の実も大好きなんで、これ読んでたらヨダレがたれてきました〜(あ、お腹まで鳴ってる。。。)

3. Posted by yetiherder   2010年11月04日 19:47
すっごくおいしそうです!栗がごろっと大きめなのもたまらない。

ゲミスタといえば、私も思い出が。ギリシャで食べたゲミスタが忘れられなく初めて自作したゲミスタはsalahiさんのレシピでした。多分このブログを見つけたのもそのときです。あと、今のダンナと付き合い始めた頃、「ギリシャ料理もできる!」ということをアピールすべく(笑)作ったのもこのゲミスタでした。
4. Posted by salahi   2010年11月04日 22:36
ポプラさん、こんにちは。

確かに栗って鶏とかのスタッフィングによく使われますが、野菜に詰めてもなかなか美味しいです^^

栗は早い時期に買わないとカビたり虫が付いたりしますからね〜。
大好きな季節モノはどんどん買ってもいいと思いますよ♪

栗に関しては(他の食材もですが)私も結構孤独です。
夫はそこそこ好きだけど食べるのは面倒というタイプ、娘も好きと言う割にはそれほど食べてないかも?
5. Posted by salahi   2010年11月04日 22:41
サスピさん、こんにちは。

すいません、あちらでコメントしたつもりになって忘れてたようです^^;
干し葡萄と松の実はスタンダードな具材なんですが、叔母さんバージョンは栗の他にアーモンドやヘーゼルナッツも入ってました。

娘は栗も干し葡萄も好きだけど、料理に入ってるのは嫌だそうで…娘の分は私がさっき美味しく頂きました♪
6. Posted by salahi   2010年11月04日 22:47
yetiherderさん、こんにちは。

レシピ参考にして下さって、ありがとうございました^^
あれは日本で誰が作っても再現しやすい方法のつもりで考えたので(あくまで、つもり…ですが)、私が普段作ってるのは今回載せた方法の栗etc.抜きです。
家庭によって作り方が微妙に違うのが面白いですよね。

栗入り、男性受けはどうかな〜?という感じですが私は好きな味です♪
7. Posted by melocoton   2010年11月04日 23:42
あー、なんか本当に秋らしくて素敵!

ご飯に栗とか、ナッツ、レーズンが入ったの大好きです!!!

やっぱりお嬢さんとだんなさまには不評だったのでしょうか(笑)?



8. Posted by salahi   2010年11月05日 02:31
meloさん、こんにちは。

さっき夫に食べさせましたが、とっても好評でした♪
ただ、慣れない食材は細かくして食べる派なので、栗はもっと小さく切ってある方がいいらしいですが(笑)
娘はあの3種が入ってるというだけで味見もしません^^;
9. Posted by 越後屋   2010年11月05日 11:38
とっても秋らしいですね〜。
栗が売っているっていいな〜。モスクワに立ち寄った時はまだ栗の時期ではなかったから買えなかったしな〜。
連れ合いは詰め物にしなければ食べるのに野菜に詰めると食べないんですよねー。美味しいのに。
10. Posted by hands   2010年11月05日 13:49
salahi さん、秋らしい健康的、工夫たっぷりのメニューですね!ご主人さまもお好きだったとのこと、(お嬢様が味見もしないというところ、思わず笑みがこぼれました)よかったですね。

ギリシャ人の彼は、結構食べ物に対して保守的?で、自分が昔食べていた味にこだわるようなところもあり、私もこちらを作らせて頂き、彼が何というか楽しみです。また報告致します!

11. Posted by salahi   2010年11月05日 17:27
越後屋さん、こんにちは。

ギリシャでは秋の初め〜年明け過ぎても栗が売ってた気がします。
シーズン長いけど、カビや虫が付くので早目がいいですね。
手抜きしたい時は真空パックの栗や街角で売られてる焼き栗を使ったりもしますよ^^

調理法や組み合わせで食べられないのってありますよね。
料理する側としては面倒なのだけど、好みだから仕方ないですね…
12. Posted by salahi   2010年11月05日 17:31
handsさん、こんにちは。

うちの夫も結構保守的なんですが、自分の中でいろいろな線引きがあるらしく……私はまだ全て把握できてません^^;

夫は叔母さんが栗やナッツ入りのゲミスタを作ったことは忘れてたらしいんですが、これは許容範囲だったそうで気に入ってくれました♪
13. Posted by cosdina   2010年11月05日 21:24
香ばしくて、
美味しそうです♪
鶏のお腹に詰めるものと
感じが似てますね〜☆

14. Posted by poronliha   2010年11月05日 23:05
フィリングに栗って、すごくおいしそう!!栗が手に入ったらぜひやってみたいレシピです。フィンでも季節になるとスーパーにあるのですが、新鮮さに疑問なので、買ったことはないんですよ(苦笑)
今度見かけたときは挑戦してみます!

叔母さんが今どっちをつくってるか、気になります(笑)
15. Posted by salahi   2010年11月06日 02:52
cosdinaさん、こんにちは。

そうそう、鶏に詰めるスタッフィングもこういう感じですよね^^
野菜にも合います♪
16. Posted by salahi   2010年11月06日 04:13
poronlihaさん、こんにちは。

栗は結構傷みやすいし、虫食いが多かったりするとガッカリですよね。
出始めの頃はいいのですが、そろそろ怪しいのが多くなってきました。

叔母さん、自分が栗やナッツ入りのを作ってたことすら忘れてるかも?
また肉入りに戻ってそうだな〜と思うのですが、今度忘れずに聞いておかなければ。
17. Posted by tuguki   2010年11月06日 14:59
今日、新たに発見したチャイニーズスーパーで栗が安かったんですよ〜〜!
買おうかどうしようかすごく迷って、結局買わなかったんですが...明日、仕事の後で余力があったら買ってきます。

そうだ。
あそこに並んでたズッキーニも、小ぶりでまっすぐだったぞ。
18. Posted by salahi   2010年11月06日 19:24
tugukiさん、こんにちは。

栗の料理って男性受けがあまり良くなさそうですよね。
実は残った栗で別の料理も作ろうと思ってるんですが、栗の部分は食べてもらえるか怪しいです^^;
19. Posted by セシリア   2010年11月07日 16:25
こんにちは!
首は、粉薬を飲むような感じで、そっくり返るようにすると痛いのですが、どうにか日常生活は送れてます(*^^)v

このお料理も、美味しそうです!
是非試してみたいと思います。
先日の、黒目豆の料理を作り、自分のブログに画像を出しました。そして、こちらを、またまた文中リンクさせて頂きましたので、報告です。
いつも、素敵なレシピを、ありがとうございます。
とても美味しいです。
栄養価的にも、とてもバランスが良いのでは?と思いました。
20. Posted by 五階のユーコ   2010年11月07日 23:51
秋らしいゲミスタ!いろんな具がはいってとっても美味しそう〜!いやっ絶対美味しい
この夏、帰国以来初めてゲミスタをつくり、夫婦でギリシャの味だね〜って言いながらたべました!
お嬢さんも、旦那様ににて?!食の好みがはっきりしてますね〜!
私ならsalahiさんのご飯なら美味しいからなんでも喜んで食べちゃいます!

21. Posted by salahi   2010年11月08日 04:28
セシリアさん、こんにちは。

いつもありがとうございます^^
黒目豆の料理はこれだけでかなり栄養がありそうな感じですね。
あとは何か穀物(パンなど)とチーズでもあればバランスが取れていいと思います。

首、普通にしてる分には大丈夫とのことで安心しました。
早く完治しますように。
22. Posted by salahi   2010年11月08日 04:39
ユーコさん、こんにちは。

おお、日本でもゲミスタを作られたのですね
これもなかなかおすすめです^^
松の実やレーズンを入れるのはよくありますが、栗もなかなか合いますよ♪

うちの子達は食べ物に対する姿勢が夫寄りな気がします。
魚介類とかほとんど食べないので、美味しさを分かち合う仲間が居なくて^^;

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