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ケバブと一口に言ってもいろんな種類がありますが、ギリシャで一般的に「ケバブ」と呼ぶものは挽肉にスパイシーな味付けをして細長く成型したものです。

2011.04.17 kebab

主にコンスタンティノープル(現イスタンブル)やスミルナ(現イズミール)などトルコから引き揚げてきた人々がギリシャへ伝えたのでしょうね。プシスタリア(スブラキなど焼いた肉専門の店)では結構よく見るメニューだし、肉屋でも自家製のが生の状態で売られていたりします。

この挽肉のケバブにも作り方のバリエーションはあるものの、重曹を加えることにより少し弾力のあるプリッとした食感に仕上げたものが多いように思います。実は私、肉と重曹を合わせた時の匂いがちょっと苦手なんですが……ケバブの時は我慢。焼けば気にならなくなりますので^^;
ちなみに重曹はギリシャ風ミートボール(ケフテス、ケフテダキ)にも加える場合がありますが、我が家では家族の好みに合わせてミートボールはつなぎが少し多目でふんわり柔らかいタイプ、ケバブは肉々しいプリッとしたタイプと作り分けています。


2011.04.28 kebab pita

そのまま食べてもピタサンドなどにアレンジしても美味しいケバブ。簡単なので是非お試し下さい♪


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ギリシャ風・挽肉のケバブ(ケバブ)

材料:(4〜6人分)
挽肉(※)...500g
塩...小さじ2/3
胡椒...適量
クミンパウダー...小さじ1/2
パプリカ又はカイエンペッパー...小さじ1/2
ニンニクすりおろし...2〜3かけ分
玉ねぎすりおろし...小1個分
重曹...小さじ1/2弱
卵白...1個分
冷水...適量

挽肉をボウルに入れ、塩とスパイス類を加えよく捏ねる。水以外の残りの材料も加え、粘りが出るまでさらにしっかり捏ねる。冷水を適量加えよく混ぜ込み、緩いタネになるよう調節する(ベタつきますが問題ありません)。

出来上がったタネを冷蔵庫に入れ、数時間〜できれば半日以上寝かせる。

手に油(分量外)をつけながら好みの大きさに細長く成型する。炭火やグリルで焼く場合、平串に刺す。フライパン焼きの場合は串なしでOK。

中まで火が通り、表面がこんがりするまで焼く。

MEMO:挽肉は牛とラムの合い挽きが理想ですが、牛だけでも牛と豚でも美味しくできます。

※私は牛と豚の合い挽き肉で作ることが多いのですが、脂身の少ない挽肉を使用し、山羊バターを適量練りこんでいます。山羊バターは入手しにくいと思うのであまり参考になりませんが、風味がアップして美味しいのでおすすめです。


ケバブのピタサンド

ギリシャ風のピタパンを焼いたものに、ケバブと生玉ねぎ(刻んだパセリと混ぜておくとベター)やトマトをのせて巻きます。お好みでパプリカ又はカイエンペッパー、ジャジキを入れても美味しい。青唐辛子をグリルしたものを加えるのもお気に入りです。


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