どうも風景に秋らしさを感じられないアテネなのですが、市場に行くと秋がいっぱい。さつまいもも、そのひとつです。

2012.10.14 kotopoulo me portokali

こちらで売ってるさつまいもは、ベージュ色の皮があまり美味しそうに見えないのだけど、たまにスーパーで売ってる日本のさつまいもに色が近いものよりも、甘くてホクホクしててなかなか美味しいのです。
秋冬にしか売ってないので、ここぞとばかりに買ってきたのですが、さて何にしよう……?と考えてて思いついたのがこれ。

チキンとオレンジも、さつまいもとオレンジも定番ですよね。
ギリシャ料理にもチキンをオレンジ風味でオーブン焼きにした料理があり、以前載せたレモン味のもののバリエーションといった感じです。
一緒に焼くポテトをさつまいもにしても美味しいので、今回はじゃがいもとミックスで作ってみました。

いつも通り、レシピは追記に。
秋らしいチキンの料理、是非お試し下さい♪

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チキンと2つのポテトのオレンジ風味ロースト(コトプロ・スト・フルノ・メ・パタテス,グリコパタテス・ケ・ポルトカリ)

材料:(2人分)
鶏もも肉骨付き...2本
塩、胡椒
にんにく...2かけ
じゃがいも...中2〜3個
さつまいも...中1本
オレンジ...ジューシーなもの中1個
レモン...1/3〜1/2個
ディジョンマスタード...小さじ1
オレガノ...ひとつまみ
オリーブオイル...大さじ2

鶏肉はよく洗い、皮の下などに付いている余分な脂を取り除く。にんにく1かけはスライスする。鶏肉に包丁の先で数箇所穴を開け、にんにくを埋め込む。塩、胡椒をしっかりめに振ってすり込み、時間があれば数時間〜1晩ほど冷蔵庫で寝かせる。

じゃがいもは皮を剥いて4つ切り、さつまいもも同じくらいの大きさの乱切りにして、変色しないよう水に浸けておく。

オーブンは200度に予熱する。

オレンジ、レモンは絞っておく。オレンジの皮1/2個分も入れるならすりおろしておく(好みで入れなくてもOK)。ボウルにマスタードを入れ、残りのにんにくの粗微塵切り、オレガノ、オリーブオイルを加え泡立て器で混ぜる。オレンジとレモンの汁も加え混ぜる。

ローストパン又は耐熱容器に鶏肉を入れる。じゃがいも、さつまいもの水気を切り、塩胡椒をまぶして鶏肉の周りに並べる。オレンジの汁やオイルを混ぜたものを全体に回しかけ、水を約1/4カップ端から加える。

オーブンに入れ、温度を180度に下げて約1時間半焼く。途中、30分ごとに鶏肉の上下を返し、ポテトを混ぜ全体に焼き汁を絡める。水分が蒸発して焦げそうなら、その都度ローストパンの端から水を少し足す(耐熱ガラスの容器を使う場合、水を足すと割れる恐れがあるのでお湯にする)。

全体がきつね色に色づき、少量の焼き汁と脂が残るぐらいになったら出来上がり。

MEMO:もちろん、じゃがいもだけ・さつまいもだけで作っても。チキンにニンニクスライスを埋め込むのはお好みで省いてもいいです。