今年のカーニバルシーズンは2月はじめから。そろそろ佳境に入るわけですが、子供たちの関心事はなんといっても仮装。昨日招待されていたパーティーにはなんとか間に合ってほっとしているところです^^;

2015.02.14 loukaniko souvlaki1
Λουκάνικο σουβλάκι

カーニバル(アポクリエス)は、ギリシャ正教のイースターを迎えるための関連行事のひとつです。肉や乳製品など特定の食品を摂取しない断食期間が1年に4回ありますが、メガリ・サラコスティと呼ばれる復活祭前の断食期間は最も重要なものです。

徐々に食事節制をしていくのがカーニバルの時期で、まずは思いっきり肉を食べる肉週間の終わりが今日。明日からは肉は食べられませんが、チーズをはじめとした乳製品や卵はOKなので、それらをたっぷり使った料理を食べるのがならわしです。

前置きが長くなりましたが、肉週間のハイライトであるチクノペンプティ(肉を焼く煙の匂いの木曜日)用にポークチョップやソーセージを買ってあったのです。その余ったソーセージで作ったのがこのスブラキ。
ただ単に串に刺して焼いただけなんですが、ちょっと目先が変わって喜ばれます。


2015.02.14 loukaniko souvlaki2

作り方は、見た目のまんまですが……
一口大に切ったソーセージを好みの野菜と交互に串に刺し、ソーセージに火が通りこんがりするまで焼きます。お好みで、マスタードとレモン汁を合わせたものを仕上げに塗って、軽く炙ってできあがり。オレガノをパラッとふりかけ、好みでさらにマスタードやレモンを添えてどうぞ。
仕上げに塗るものは隠し味程度ですが、レモン汁の代わりにオレンジの汁にしたり、ハニーマスタードにしたりしてもおいしいです。

ギリシャではハーブやスパイスの香る粗挽きソーセージがいろいろありますが、日本で売られてるソーセージでもおいしくできると思うので、おうちスブラキのバリエーションにぜひ加えてみてください。


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