国産アボカドの季節。

2016.11.06 avocado dip

ギリシャで国産アボカドというと、ほとんどがクレタ産です。
アテネ郊外に住む義父が種から立派に育て上げたアボカドの木を庭に植えていて、実も沢山つけていたのですが、ある年の冬、雪が積もるほどの寒さだった時に枯れてしまいました。クレタ島ぐらいの気候でないと、安定して栽培するのが難しいのでしょう。
私はギリシャで売られてる輸入アボカドをうまく熟させることが苦手なので、ここ十何年かの間に、シーズン中はほぼ国産しか見かけないほど一般化したのがうれしいです。

ギリシャでのアボカドの食べ方というと、やはりサラダに入れたりディップにしたりが一番多いよう。あまり目新しさはないのですが、レモン、オリーブオイル、オリーブ、ハーブ、フェタチーズ(&その他ギリシャチーズ)といったギリシャ食材とあわせて、モダンギリシャ料理のアボカドディップはおつまみによく作ります。

今回のこれは、アボカドとフェタチーズをフォークでマッシュして、おろしにんにく、塩、こしょう、レモン汁、オリーブオイルで味付け。好みで、刻んだねぎやハーブ(ディルとパセリを使いました)を加えます。ハーブを入れる場合は作りたてだと葉っぱのモサモサとした食感がちょっと気になるので、冷蔵庫で1時間以上休ませるのがおすすめ。
子供のリクエストでポケットタイプのピタパンをいっぱい焼いたので、ピタチップスも作って添えてみました。

すべて、お好みで……という適当なレシピですが、わざわざ材料をそろえるほどでなく、あるものでパパッと作る簡単おつまみです。


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