もうそろそろ、新玉ねぎとは呼べませんが……みずみずしい玉ねぎをたっぷり味わいたくて、スティファドを作りました。

2017.05.30 stifado

代表的なギリシャ料理のひとつ「スティファド」は、ギリシャ風のシチュー。ウサギ肉や牛肉で作られることが多く、玉ねぎをたっぷり入れるのが特徴のひとつです。以前も書きましたが、スティファドの主役は玉ねぎと言ってもいいくらいで、とろとろに煮込まれた甘い玉ねぎが最高なのです。

スティファドには小玉ねぎを使うことが多いですが、食べた後の臭いがちょっと気になるので、うちでは普通の玉ねぎでもよく作ります。クレタ島でよく見かけるスティファドはこのタイプで、普通の玉ねぎをくし切りにして加えます。

今回は、小さめサイズの新玉ねぎを丸ごとで。スティファド用に小さいのも売ってたのですが、そちらは倍の値段するので節約も兼ね(笑)ギリシャではサイズまちまちで売ってるので、小さめのを選って買ってきました。

スパイスは、黒こしょう、クミンシード、オールスパイス、ベイリーフ。最後の方で、カルポスカンパニーさんから以前参考商品として頂いたシナモン&クローブ風味のバルサミコビネガーも隠し味的に加えてあります(このビネガー、気に入ってたのに今は作ってないそうで残念……)。

見た目は普通のスティファドとあまり変わらないけど、食べてみると、やっぱり今の時期の玉ねぎで作ってよかったなと納得のおいしさでした。


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