この間、ピリオの蕨ケフテデス(フテロケフテデス)を食べられなくて残念だった〜という話を書きましたが、もうひとつのローカルケフテデスを作ってみました。

2019.06.17 riganokeftedes1
Ριγανοκεφτέδες Πηλίου

リガノケフテデス(オレガノケフテデス)です。ギリシャ料理のケフテデスはミートボールを指しますが、オレガノケフテデスと言うとどんなものか名前を聞いただけでは想像がつきにくいかもしれません。野菜などで作られるものは「フリッター」と訳される場合も多いのですが、オレガノのフリッターって!?ハーブのケフテデスと言うとフェンネルを小麦粉でまとめたシンプルなものがあるのですが、ピリオで作られるリガノケフテデスは茹でてつぶしたじゃがいもをベースにしてありコロッケを思わせる味です。

ちなみにフェンネルのケフテデス……以前載せたつもりが見当たらないのでまたそのうちご紹介しようと思います。

すみません、今回計量してないのでレシピは無しです
画像ではちょっとわかりにくいですが、少し形を変えて2ヴァージョン作りました。手前の丸いのはフェタチーズ入り、奥の楕円に成形したのはタラマを入れたものです。どちらも伝統的なリガノケフテデスなんですが、タラマ入りのはタラモケフテデスのオレガノ入りみたいな感じですね。私は普通のタラモケフテデスの方が好きで、リガノケフテデスはフェタチーズ入りの方が好みです。


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オレガノはギリシャ料理でよく使われるおなじみのハーブで、乾燥させたのを使用することが多いです。でも、ピリオのリガノケフテデスに関してはフレッシュなオレガノをたっぷり刻んで入れるのが重要ポイント。もっと言えば、山に生えてるオレガノを使わないと同じ味にはならないのですが、栽培物のオレガノでもなかなかおいしくできます。


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