レシピ

2019年01月10日

ジャンボレモンで、レモンチーズケーキアイスクリームとシトロネット

昨日から子供たちの学校が始まり、ぼちぼち日常に戻りつつあります。ほんとは8日からだったんですが、雪で一日休校に……今回、ちょっと長い冬休みでした。ちなみに私が住んでるアテネ中心エリアもうっすら雪化粧でしたよ

2019.01.01 lemon cheesecake ice cream2

さて、前回ちょっと触れたアイスクリームのことなんですが……。
冬休み前に義母がうちに来たとき、庭でとれたレモンを少し持ってきてくれました。


2018.12.14 lemon

記事のタイトルをジャンボレモンとしてみましたが、検索してみると、一般的にそう呼ばれるのはポンデローザという品種だそうですね。義父母宅にあるのは、元々普通サイズの実がなってたのが、ある時からいきなり巨大化したのでまた違うかも?今までこのブログでは巨大化レモンと呼んでましたが、ちょっと変えてみました(笑)周りの話を聞いてると、レモンが巨大化するのは結構よくあるみたいです。

2018.12.15 lemon

大きなレモンって大体皮が厚いので、ピールでも作るのがいい使い道だろうなと思い、中の状態を見るため切ってみました。皮はそこそこの厚さで、果肉もしっかり。


2018.12.15 lemon2

種がなく扱いやすそうです。


2018.12.15 lemon3

とりあえず皮は加工開始し、実はジャムにしてみました。


2018.12.17 lemon peel

ピールを作ってる途中で、酸味をつけるのに中身も要ったのを思い出してジャムにシロップを足して煮ているところ。ジャムの甘さも足りてなかったので、これで丁度いい具合に調整できました。


2019.01.10 lemon

できあがったレモンピールは、一部をお菓子用に取っておいた以外はシトロネットに。これおいしいですよね〜。大好き

レモンのジャムはパンにつけたりするのはそれほど好きではないので、何かいい使い道はないものかと考えてたら、年内に使ってしまわなければならない生クリームの存在を思い出し、アイスクリームに決定。パッと浮かんだのがレモンチーズケーキアイスクリームでした。


2018.12.31 lemon ice cream1

結局それも事情によりすぐには作れず、なぜか大晦日の忙しい時にアイスクリームメーカー稼動……。私がアイスクリームを作る時は、レシピを書こう!と決めてる時以外は完全目分量です(レシピを書く時も、大体こんなもんかな〜と作ってるのを分量メモしてるだけですが)。なのでうろ覚えですが、卵1個とおまじないにコーンスターチちょっとでカスタードを作って、クリームチーズ1パック弱と生クリーム1パックって感じだったかと思います。


2018.12.31 lemon ice cream2

あとで入れるレモンジャムの甘さもあるので、クリームチーズアイスはあっさりとした甘さ。アイスクリームメーカーで混ぜてソフトクリームぐらいの硬さになったら砕いたクッキー(シンプルな配合で作ったもの)投入。容器に移す時に、レモンジャムと段にして入れ、しっかり凍らせる途中でマーブル状になるよう混ぜてできあがりです。

普段、果物&クリーム系のアイスクリームってそれほど食べないのですが、これは作って大正解なおいしさでした。ギリシャらしくするならクリームチーズの代わりにギリシャヨーグルトを使うところですが、今回はあえてクリームチーズで。家族にも、とっても好評でした


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sevam_a at 20:10コメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年01月02日

バターナッツかぼちゃのお雑煮

今回は白味噌を作ってないのでお雑煮もできないな〜と残念に思ってたのですが、大晦日の夜にこれをふと思いつきました。

2019.01.01 pumpkin zoni

黄色い(笑)
タイトルでバレてますが、故郷京都のお雑煮に思いを馳せ……とろみと甘味はバターナッツかぼちゃに担当してもらったお雑煮です。

昆布だしでかぼちゃをやわらかくなるまで煮、味噌と一緒にバーミックスでガーッと混ぜただけ。甘味と風味のため、自家製みりんも少々。味噌は去年作ったものですが、麹の割合が多めで熟成期間があまり長くない甘めのものがいいです。

おもちは年末に少量だけキッチンエイドで作ってあったもの。私の実家のお雑煮は基本的におもち以外何も入れず、とってもシンプル。仕上げにのせるかつおぶしは必須です。

さて、お味ですが。これが思いのほか満足度が高く、これからは白味噌のない年はこれでいこうと思います(めっちゃ黄色いけど)。

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ちなみに、あまりお正月らしい料理はしない我が家の晩ごはんはラザーニャでした。

2019.01.01b

私が参考にしてるレシピでは、手打ちパスタをさっと茹でて水にとり、すすいで水分を拭いて……というのが面倒で、めったに作らないメニュー。でも作る時はいつもこれ。

The Essentials of Classic Italian Cooking


2019.01.01a

あとはオレンジ&アボカド入りのサラダ。ドレッシングはオレンジの実を外した時に出る汁を煮詰め、ワインビネガーとバルサミコでのばして塩、胡椒、ディジョンマスタード、オリーブオイル。

デザートは昨日作ったアイスクリームでしたが、これはまた別の機会に載せることにします。


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sevam_a at 08:08コメント(4)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年01月01日

新年のケーキ

フロニャ・ポラ!あけましておめでとうございます。

2018.12.31 vasilopita

クリスマスよりもお正月が好きです。
と言っても、おせち料理を作ったりはしないし、張り切ってギリシャ風のごちそうを山ほど用意するわけでもないのですが。お正月というよりも、それを前にした「年の瀬」の空気が好きなんですね。日本のそれとはまた雰囲気も違いますが、普段よりもさらに活気づく市場だとか、新年のお飾りだとかになんとなく懐かしさを感じます。

お正月準備にあまりやる気のない私ですが、昨日は座る間もない忙しさでした。子供の食事の用意をしたり世話を焼きつつ、元日のディナーの準備や、新年のケーキ作り。そして夫用にいつもの大きなピッツァを作ったり……。ちなみに今年の年越しそばは、ミニれんこん天ときのこでした。いつもは燻製にしんで甘露煮を作ってにしんそばなんですが、今回時間がなく残念

ギリシャの新年のケーキはヴァシロピタと呼ばれる、聖ヴァシリス(カイサリアのバシレイオス)にちなんだケーキ。ケーキ自体は菓子パンだったりシンプルなケーキだったりいろんなバリエーションがあるのですが、中にコインをひとつ入れて焼くのが決まりです。

家族のリクエストでヴァシロピタはいつもオリジナルのチュレキ(菓子パン)のを作るのですが、毎回あっという間に食べきってしまうので、今年はケーキタイプのと2つ用意することにしました。余裕を持って何日か前に作っておいてもいいのだけど、そうすると待ちきれない子供たちからのプレッシャーに私が耐えられないので、いつもギリギリで焼きます(笑)

ケーキは夫の好みで、くるみとオレンジの風味たっぷりのものにしてみました。焼き型として使っている耐熱ガラスのキャセロールに合わせ、こんなものかな〜と適当に考えたのですが、しっとり柔らかなおいしいケーキに焼きあがったので、覚え書きとしてレシピを載せておきます。次回はもうちょっと配合を変えるかも?


2019.01.01 vasilopita1

ラッキーコイン、チュレキの方は次女が当てました
ケーキのはまだ出てません。

新年のケーキを食べるイベント、結構遅くまでやっていいようなので(いつまでか知りませんが、1月終わりとかでもまだやってたりします)興味のある方はぜひお試しください!


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sevam_a at 20:34コメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年12月14日

発酵食品でひと味違うロールキャベツ

ギリシャ料理のスタンダードなロールキャベツ(ラハノドルマデス)はあまり登場しない我が家の食卓。代わりに、北ギリシャで見られる漬物のキャベツを使ったもの(地方によってサルマデスやヤプラキァと呼ばれる場合も)を毎冬作っています。

sarmades

秋にクシノホンドロス入りのピラフを作った時に、細かく切った肉を使うことから思い出したのが以前記事にしたカストリアの漬物ロールキャベツでした。クレタ島ではドルマデスやイェミスタをクシノホンドロス入りで作ることがあるのですが、この2つを合わせたらおいしそう。北ギリシャとクレタ島のフュージョンで、モダンギリシャ料理になるでしょうか。


sarmades0

完成品を割ってみたところ。クシノホンドロスや肉の粒々、見えにくいですが……。味は期待どおり、クシノホンドロスの発酵乳の風味と麦の食感がとても合います!

ちなみにロールキャベツはギリシャの伝統的なクリスマス料理のひとつ。せっかくクリスマスが近いのでその時に作るべきだった気もしますが、タイミングを逃しやすい私のことなので、作れる時に作っておくことにしました



今回の作り方は、こちらのレシピを少し変えたもの。

sarmades1

クシノホンドロスは、そのままだと塊がほぐれにくいので水適量で煮て崩しておきます。包丁で細かく刻んだ豚肉をバターとオリーブオイルで炒め、玉ねぎのみじん切りも加え炒めます。洗って水気を切った米を加え軽く炒め、塩、胡椒、オールスパイス、パプリカで味付け。煮たクシノホンドロスも加え味をととのえます。
塩加減はキャベツの漬物の塩気により、キャベツの塩がきつめならフィリングに塩は加えません。今回は塩分控えめで漬けてあったので、フィリングは程よい塩気に調味しました。

sarmades2

キャベツは丸ごと漬けたザワークラウトのようなものです。以前こちらにレシピを載せてますが、ただの塩水に漬けてもいいです。空気が入らないようビニール袋で漬けるとカビたりしにくく安心。

漬物のキャベツはしんなりしてるので、下茹で不要。剥がして芯を削ぎ、大きい葉は切って使います。

sarmades3

フィリングをキャベツの葉にのせて、巻いていきます。


sarmades4

しっかりと巻き、ぎゅっと握って形をととのえるのがコツ。楊枝などでとめる必要はありません。


sarmades5

鍋に並べ(もし隙間ができた場合、合いそうな野菜など詰めるといいです)、少しかぶるくらいの水を加え、キャベツの酸味が十分でない場合はレモン汁を加えます。バターかオイルを適量加え、落とし蓋と蓋をして弱火で1時間〜1時間半ぐらい煮込みます。落し蓋は熱しても大丈夫なお皿や鍋蓋でOKですよ。私は鍋より一回り小さいサイズのステンレスの鍋蓋を使っています。


sarmades6

キャベツが柔らかくなり、汁気がほぼなくなったらできあがり。お好みで、食べる時に赤唐辛子のフレークかパウダーを少しかけるとおいしいです。



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sevam_a at 20:38コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年11月02日

小麦と発酵山羊乳で作るクレタ島の保存食「クシノホンドロス」

載せるのがすっかり遅くなってしまいましたが、夏休みのプロジェクトのひとつが「クシノホンドロス」を作ることでした。

2018.09.07 xinochondros
Ξινόχοντρος

クシノホンドロスとは、クレタ島の伝統的な保存食。粗く挽き割りにした小麦と発酵乳から作られます。ギリシャ各地で作られる「トラハナ」(※)の一種であるとカテゴライズされることも多いですが、クレタ島独特のもので、さまざまな料理に使われます。

これを手作りしたいなとずっと思っていたのですが、なんとなくタイミングを逃していたり、乳を自然に発酵させるプロセスに若干不安があったりで早○年……恐ろしく長い月日が流れていました。で、たまに巡ってくるやる気の波に乗ってようやく着手できたというわけ。

材料はシンプルで、小麦と乳、塩だけ(プラス、オリーブオイルを加える人も)。使うのは牛乳よりも羊乳や山羊乳の方が独特な風味があり適しています。理想としては生乳を使うのがいいんでしょうが、入手が難しいのでスーパーで売ってる山羊乳で作りました。生乳だと一回沸かして殺菌するわけですが、市販のは高温殺菌されているのでパックのまま、発酵するまで置いてみました。カビたりしないよう一日何度かパックを振って混ぜ、匂いを嗅いで様子をチェックします。気温などによりますが、大体5日〜1週間ぐらいで発酵乳になります。匂いを嗅いでみて、不快感のないヨーグルトみたいな発酵臭がすればオッケー(なはず)。

発酵食品を作っていて心配になるのは、やはり安全面ですよね。発酵乳に関しては、ヨーグルトを種菌として使うならともかく、ただ置いといて発酵させるのは腐ってるのとどう違うのかというのが一番気になります。これについてはかなりいろいろ調べてみたんですが、結果、よくわかりませんでした(笑)安全と言い切れないものなので、やめといた方がいいですよ〜としか言いようがないみたいな。私も責任は取れませんので、この記事を読んで真似してみたい方は自己責任でお願いします。また、伝統的な作り方から離れていきますが、ヨーグルトを作る要領でやってみたり、ヨーグルトと乳を混ぜる方法でも悪くないかもしれません。


2018.08.19 wheat berries
(ずいぶん前に買った、この麦を使ってしまいたかった)

さて、無事に発酵した山羊乳を2つに分け、ひとつは市販のプリグリ(挽き割り小麦、バルガー小麦、ブルグル)、もうひとつは戻してフードプロセッサーでごく粗く砕いた小麦粒を使い作ってみました。クレタ島の伝統的な作り方ではホンドロスと呼ばれる粗挽きの小麦を使うのですが、プリグリだと粗挽きのものでもまだ細かい&粒が揃いすぎてる気がするのです。ごく粗く挽けるグレインミルがあればよかったのだけど、持ってないので苦肉の策で、そのままだと刃が傷みそうなので戻してからフードプロセッサーにかけるという方法に。結果、上手く砕けなかったのですが、無理やり続行します。

挽き割り小麦を3〜4倍量の発酵乳と合わせ、汁気を吸ってドロドロになるまで、焦げ付かないようかき混ぜながら煮ます。

2018.08.19 xinochondros1

プリグリの方と、


2018.08.19 xinochondros2

フードプロセッサーで砕いた丸麦の方。

汁気がなくなるまで煮えたら、この「生」の状態で食べる場合もあるのですが、大体は保存食として乾燥させておきます。冷ますと同時にさらに汁気を吸ってまとめやするなるまで置き、適当な量をすくって乾燥させます。


2018.08.19 xinochondros

この時、細長く握ったような形だったり、真ん中を凹ませた平丸型だったり好きな形にまとめて乾かすのが一般的ですが、乾いていくのと同時に細かく割っていってもいいです。今回はほとんどを握った形で乾かしたのですが、やっぱり煮る時になかなか崩れず使いにくかったです。細かい方が使用量の調節もしやすくおすすめ。


2018.09.07 xinochondros2

プリグリで作ったものの完成品。比較的細かく割ってみました。

2018.09.07 xinochondros1

丸麦を砕いた方の完成品。

しっかり乾燥させたクシノホンドロスは長期保存できます。空気が乾燥しているなら布袋で保存もできるけど、虫がつく心配もあるので、一番いいのは密閉して冷蔵庫か冷凍庫に入れることでしょう(うちは場所がないので密閉容器に入れて常温で置いてます)。クシノホンドロスは煮込みに入れたりさまざまな料理に使えるわけですが、長くなってしまったので調理例はまた次回にご紹介します。


※トラハナについてはこちらに詳しく書いています。興味のある方はご覧ください→最古のインスタント食品!?「トラハナ」に注目!


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sevam_a at 17:35コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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