おすすめ食品・食材

2018年03月14日

ギリシャのフードエキスポに行ってきました!

3月10日から12日まで、ギリシャ最大の食品・飲料の展示会Food Expo Greeceが開催されていました。商談を目的としたバイヤー向けの専門展示会ですが、去年に引き続き今回もお邪魔する機会がありましたので、最新のギリシャ製品やトレンドをチェックしてきました。

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会場はアテネ国際空港近くのメトロポリタン・エキスポという大型の展示施設。4つのホールに分かれています。



まずはこちらをトップでご紹介しましょう。
親しくさせて頂いてる、カルポスカンパニーさんです。

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以前に何度かこのブログでも紹介しましたが、経営者の1人が日本人女性なんですよ。製品パッケージのデザインを手がけたり、最近ではケータリング事業を起こしたりと、とてもパワフルで多才な方です。


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カルポスカンパニーではギリシャ各地から選りすぐったグルメ食品を取り扱っています。ケイパーバルサミコビネガーなどご紹介しましたが、お世辞抜きで、どれも本当においしくておすすめ。


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素敵なパッケージなので、プレゼントにもぴったりです。


去年試食させてもらって、これはいいなと気に入ったものがあったのですが……。

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日本で販売する準備が進んでいるのだそうです。このスナック、乾燥オリーブが入っているのがめずらしいですよね。その味と食感が、なんともいいアクセントになっているのです。

※展示会ブースおよび展示製品の画像はカルポスカンパニーさんのFacebookページからお借りしました。

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sevam_a at 20:31コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年02月09日

ピリオの山菜 チチラヴラのピクルス

前回の記事でちょっと触れた「チチラヴラ」。テレヴィンソスという木の新芽のことで、ピリオ山の特産品です。

2018.02.08 tsitsiravla

学名はウルシ科カイノキ属のPistacia terebinthus。和名はテレビンノキ(?)ですが、聖書に出てくるテレビンノキはパレスチナのテレビンノキ(Pistacia palestina)で別物らしいです。

ギリシャ人でも誰もが知っているメジャーな食材ではないのですが、それもそのはず。この木自体はギリシャ中で見られるものの、食用とされるのはピリオだけだそう。貧しい時代、深刻な食糧不足に苦しんでいた人々は、野山に生えるあらゆる植物を食べていました。チチラヴラもそのひとつでしたが、現代ではピリオの名物として定着しています。チプロ(ギリシャのポマースブランデー)のおつまみに最高とされ、チプラディコ(チプロとおつまみを出すヴォロス風の居酒屋)でも定番。ヴォロス以外にあるチプラディコでもよくメニューに載っているので、見かけたら食べてみてください。


2017.04.23 tsitsiravla

食用となるのは、柔らかい新芽の部分。4月に新芽を収穫し、茹でてサラダのように食べたりピクルスにして保存食に。ピクルスは、茹でた新芽をビネガー入りの塩水と一緒に瓶詰めにします。個人的には、あまりビネガーっ気がない方が好みです。


2018.02.08 tsitsiravla1

チチラヴラは独特な風味があり好き嫌いが分かれそうなのに加え、売っているのは結構当たりはずれがあったりもします。ブログ初期の記事に書いた、アニリオという村のがとてもおいしかった記憶があるのですが、あの癖になる感じは何だったんだろう?


2017.04.23

今回のこれはずいぶん前にアテネのエクサルヒア地区の公園で開かれてたマーケットで見かけて買ったのですが、しばらく経ってから開けてみたらちょっと膜ができていたので、売ってたそのままの状態では味見はしてないのです。膜自体は漬物によく発生する害のないものなので、もう一度茹でて漬け直しました。
カビたりしないよう油を少し注いで空気に触れないようにし、さてこれで安心……と、冷蔵庫に入れて食べる機会を逃したままとなっていたのですが、また忘れないうちに食べてしまわないと^^;

似たものを日本でも食べるのかなと思い調べてみたところ、カイノキについてはあまり情報がなかったのですが、ウルシの新芽については天ぷらなどにして食べるという情報が結構たくさんヒットしました。ちょっと読んだ感じ、チチラヴラの味はカイノキに近いのかもしれません。

http://forestermaeda.blog46.fc2.com/blog-entry-1366.html
カイノキ新芽の天ぷら
http://waurusi.sblo.jp/article/3652816.html
ウルシの芽の天ぷら


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sevam_a at 21:04コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年04月29日

干し鱈のドルマデス

イースター休みが終わり、今週はまた子供たちの学校がスタート。休み中も私は遅くまで寝てたわけではないのですが、再びの早起き生活がしんどい1週間でした。

2017.04.28 dolmades me bakaliaro
Ντολμάδες με μπακαλιάρο

イースター前の投稿以来更新できてなかったですが、いろいろ作っていました。4月の終わりに出てきた食材は、ぶどうの若葉!
毎年、最初のぶどうの葉でまずはドルマダキァ・ヤランジ(ぶどうの葉のハーブライス包み)を作るのが楽しみです。フレッシュなハーブと新たまねぎとオリーブオイルたっぷりで作るのがポイント。

葉っぱが余ったので、イワシのぶどうの葉包みでも作ろうかなと思ったのだけど、気が変わって干し鱈のドルマデスにしました。戻した干し鱈が冷凍庫にあったのでフィッシュタコスを作るつもりが、解凍したあとで面倒になったので……ドルマデスも十分に面倒ではありますが。

ギリシャ料理のドルマデス(ドルマダキァ※)は大まかに分けて肉なしのと肉入りがあります。肉なしの代表的なのが前述のハーブライス包みで、肉入りのは若い牛の赤身ひき肉と米のフィリングを包んで煮、卵レモンソースで仕上げたものが多いです。それ以外にもさまざまなバリエーションがあり、地方でしか見かけない変わったものも。干し鱈のドルマデスはペロポネソス半島ラコニアの郷土料理です。

前にも作ったことがあるのですが、その時の感想はいまいち。前回は確か干し鱈を生のまま包む方法で作ったところ、今回は玉ねぎや米、トマトと一緒に炒めて少し煮たフィリングにしました。干し鱈のドルマデスはフィリングに卵を入れることが多いのですが、私はあまり好きではないので入れず。ハーブはパセリとミント、ちょっとスパイス感が欲しかったのでクミンも入れました。煮込みは、レモン汁とオリーブオイルを加えた水で。アヴゴレモノソースなしのシンプルな仕上げにしました。
この作り方だとかなり好みの味になり、夫にも好評でした。


2017.04.26

ある日の晩ごはんは、この2種類のドルマデスと、ハーブたっぷりサラダ、カタクチイワシのマリネ。
数少ない長女が好きな魚料理のひとつがカタクチイワシのマリネなのですが、自分用はごく軽い〆具合にし、にんにくとレモン胡椒風味で。身がとろけるような仕上がりで最高〜。
少しのお酒とおいしいメゼは明日への活力です♪


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sevam_a at 00:24コメント(13)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年01月29日

豆の葉っぱをおつまみに

日曜の午後、ちょっとひと休み……の一杯。

2017.01.29 papoules

昨日は久しぶりにクレタ野菜の売っている市場へ行ったので、パプーレスを買ってきました。パプーレスはマメ科の植物ヒゲレンリソウの葉っぱです。種子も豆として食べられますが、主に葉を生で食べるよう。

パプーレスは、サラダにしたり、そのままおつまみとして食べたり。塩とワインビネガー少し(好みでオリーブオイルも)で味付けするのが定番です。クレタ島の人はチクディア(ラキ)の肴にシンプルな生野菜をよく食べますが、これもそのひとつ。

やはり、いつものこの絵面で
朝露のようにワインビネガーをまとったパプーレスをかじって、チクディアをキュッとやるのが粋です。


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sevam_a at 23:17コメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年08月29日

アジューリをおつまみに、クレタの火酒を

生の野菜をつまみながら蒸留酒を飲むのが好きです。
春なら生のアーティチョークや細い野生アスパラ。夏はきゅうり、スイカ、メロンなど瓜系が特にいいですね。

2016.08.13 atzouri

今日のこれは、きゅうりのように見えるけれど別の野菜。英語ではアルメニアンキューカンバー(アルメニアきゅうり)やスネークキューカンバー(へびきゅうり)と呼ばれるものと同じだと思うのですが、ギリシャではクシラグロ(ξυλάγγουρο木きゅうり?)またはアジューリ(ατζούρι)と呼ばれる野菜です。

学名はCucumis melo var. flexuosus。味はきゅうりっぽいけれど、品種的にはマスクメロンに近いそうです。画像検索すると細長かったりバットのように大きく育ったものがいっぱい出てくるのですが、ギリシャの市場でよく見かけるのが下の写真ぐらいのサイズ。


2016.08.16 atzouria

クレタ島で特に好まれる野菜で、シンプルに塩だけで食べるのは地酒であるチクディア(ラキ)のおつまみとして定番。また、ヒオス島でも多く栽培されるそう。
アテネ近郊でも結構栽培されているらしく、スーパーでは見ませんが、夏には青空市場で売られているのをよく見かけます。

昔、ギリシャに来てすぐの頃にものめずらしさから買ってみたことがあるのですが、「きゅうりの方が好きだし、わざわざ買うこともないな」という第一印象。それでも余ったのを腐らせたらもったいないし……と、食べていたら慣れたのか、その後たまに買うほどになりました。

きゅうりと一緒に食べ比べてみるとよくわかるのですが、きゅうりより水っぽさがなくしっかりとした食感。独特の青臭さもほぼないです。なので、きゅうりが苦手な人にはこちらの方がいいかも?ほのかな甘味も感じられ(果物的ではなく野菜の甘さ)、なかなかいけるのですよ。日持ちもかなりいいような気がします。

ある程度の大きさに育ったものは、皮や種が気になるなら取り除き、適当な大きさに切ります。おいしい塩を振ってどうぞ(お好みでワインビネガーを少し振っても)。


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sevam_a at 12:45コメント(3)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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