ギリシャのチーズ

2006年06月09日

キクラデス諸島のチーズ、コパニスティ

久々に、ギリシャのチーズを紹介してみます。

kopanisti 1

コパニスティは、ミコノス島やシロス島をはじめキクラデス諸島の伝統的なチーズです。原料は羊乳、山羊乳、牛乳、又はそれらを混合、陶器の壷や樽などで40〜60日間熟成させて作られ、その間に繁殖する特定のバクテリアによって、ロックフォールにも喩えられる強い風味が生まれます。脂肪分は19%、水分は56%の柔らかいこのチーズはパンに塗って食べるのに最適。蒸留酒にもワインにも合います。

写真のものはサーモンピンクっぽいですが、色は白いものから赤っぽいものまでさまざまで、味もかなりスパイシーだったり少しお酒っぽい風味があったり、産地や生産者によって変わってきます。

コパニスティはトマトに合うので、よく一緒に出されます。ガツンとパンチのあるものを食べたい時は揚げパンに塗ってもいいのですが、美味しいけどかなりヘビーです。我が家ではハーブもたっぷり加えて、こんな風にさっぱりとしたサラダのようにして出すのがいつの間にか定番になりました。

kopanisti 2

皿にコパニスティをのばし、周りにトマトのスライスを並ベます。刻んだディル(フェンネルやミントでもいいかも)、葱の小口切りをお好みの量のせて、あとはオリーブオイルを回しかけるだけ。美味しい田舎パンを添えてどうぞ。

...と、作り方を書いてみたところで、ギリシャ国外ではなかなか入手できないのですが、ギリシャに来られる機会があれば、是非お試し頂きたいチーズの一つです。フェタチーズをベースにした「コパニスティもどき」を何度か作ってみたことがあるんですが、今度また作って分量を出したら、こちらにレシピも載せてみようかと思います。

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sevam_a at 16:06コメント(17)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年03月08日

山の別荘で暖炉料理

fireplaceカーニバル最終日の日曜はザッピオンへ行き、カサラ・デフテラ(聖灰月曜日)はフィロパプゥへ凧上げ見物&ピクニックへ行く予定でした...が、しかし、予定通りには進まないことが多い我が家です。

日曜はパルナソス山麓の村へ。
パルナソス山にはスキーリゾートがあるんですが、義兄はスキー好きが高じて、いつの間にやらその近くに別荘を建ててました。
私達もあの辺りに土地を買うかもしれないので、その偵察も兼ねて行くことにしたんですが、SPYと一緒だといつも出発が遅いんですよね...だから現地に着く頃には日が暮れてて、写真もまともに撮れないことが多いです。今回も、眩しい夕日に目をやられつつ、村へ到着した頃には辺りは真っ暗

義兄の別荘は、それほど大きくないものの、なかなか素敵な石造りの建物でした。でも、何事もスムーズに進まないのがギリシャ。電気系のトラブルがあったりして、ちゃんと住める状態になったのはつい最近のことらしいです。この日も家具が運び込まれたりバタバタしてる中、暖炉でシンプルな食事を作ることにしました。

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sevam_a at 03:50コメント(24)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年01月21日

セリフォス島の秘宝チーズ

相方SPYは10代の頃、毎年夏休みは友達と一緒に島へ行ってたそうです。
その思い出話は、サントリーニのクラブでDJをしてた話だとか、一緒に遊んでたイタリア人観光客が一晩留置所に入れられたとかそういう話が多いものの、食べ物の話もちらほら出てきます。

その数少ない食べ物の思い出話の中で私が気になってたのが、キクラデス諸島はセリフォス島の生き埋めチーズ(穴チーズ?)。
もちろんこれは正式な名前ではなく、そもそも正式名称などないそうです。
当時のバンド仲間だったサナシスとバカンスに行った先で出会った「幻のチーズ」は、本当に幻なのかは知りませんが、私の中でも伝説になっていました。
そんな伝説のチーズが、突然我が家にやって来ることになりました。

夏も終わりに近付いたある日(そうです、これは去年の話^_^;)サナシスから電話があって、またあのチーズを入手したと言います。彼の話によると、これは普通店頭で販売されていなくて、島民が自分達で消費する分だけ作ってるそうです。私達の分もあるというので、早速、彼の住むフィロセイまで向いました。

スーパーの袋に入れられたそれは、更に別の袋に包まれていて、どんな姿をしてるのかは判断できません。


「それ、生きてるから気をつけて開けた方がいいよ」


チーズは確かに生きてるけど、まさか動き出すとかじゃ...と、サルデーニャの蛆虫入りチーズなんぞを想像して、ちょっと怖くなりました。よく考えると、蛆系だったらSPYが食べる筈はないんですが^_^;

で、勇気を出して開けてみたら...

cheese from Serifos1

こんなの出ました〜。

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sevam_a at 04:44コメント(40)トラックバック(1)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2005年12月27日

メツォヴォーネ

Metsovone 2

メツォヴォーネは以前の記事で紹介した山羊チーズと同じく、メツォヴォのトシッツァ財団のチーズ工場で作られているものです。

名前からも想像出来るように、イタリアのプロヴォローネタイプのスモークチーズで、牛乳に少量の山羊乳又は羊乳をブレンドして作られています。
適度な塩気に深いスモークの香りも心地よく、とても食べやすくて美味しいチーズです。

Metsovone 1

スーパーでディスプレイされてたメツォヴォーネ。大きいのから小さいのまで、いろんなサイズがあります。

さて、このチーズの故郷の風景なども...。
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sevam_a at 06:30コメント(17)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2005年07月06日

メツォヴォの山羊チーズ

goat cheeseギリシャのチーズと言えば、まず思い浮かべるのがフェタ。次にハルミチーズでしょうか?ハルミはキプロスのものなのですが、ギリシャと混同されることもよくあるようです。

あまり知られてないけど、ギリシャのチーズはかなり種類が豊富です。またいろいろ紹介しようと思いますが、私のお気に入りのシェーブルを買って来てもらったので、今回はそれについて書きます。

このチーズは北ギリシャのメツォヴォという所で作られています。メツォヴォはギリシャのスイスとも呼ばれる場所で、くねくね曲がった険しい山道を通ってたどり着くのにも一苦労です。スピードリミットが時速5kmという場所もあると言ったら、どんな感じかわかるでしょうか。私達は去年ヨアニナという街から行きましたが、テッサリア地方から行く方法もあります。

ここのチーズはトシッツァというファミリーが作ってるものが有名です。トシッツァのチーズはイタリアの製法を取り入れたものが多く、メツォヴォーネという、プロヴォローネのようなスモークチーズも美味しいです。メツォヴォにはお土産屋を兼ねたチーズ屋さんがいっぱいあって楽しいですが、メツォヴォ産チーズはアテネのスーパーやチーズ屋でも買うことができます。

シェーブルには黒胡椒が混ぜ込まれています。山羊乳のチーズにもいろいろありますが、メツォヴォのはちょっと熟成させてあります。ドドニでもシェーブルを作ってますが、こちらはもっとフレッシュなタイプです。

これは1個当たり大体1kg。今回は半分だけ買って来たのでラベルに描かれている山羊の絵がお見せ出来なくて、ちょっと残念です。


sevam_a at 02:17コメント(7)トラックバック(1)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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