オリーブ

2018年04月12日

クレタ島の味を詰め込んだオリーブのフライ

作ってから時間が経ちすぎて忘れそうなものシリーズ
秋に仕込んだオリーブと自家製のクレタ風スモークポークで、こんなおつまみを作っていました。

2018.02.03 elies gemistes
Τηγανητές Γεμιστές Ελιές με Απάκι και Γραβιέρα Κρήτης

去年の秋は家族に呆れられるほどオリーブを漬けてたのですが(時間がかかる漬け方のはまだ沢山あります)、当然ながら品種によって味や食感が違うのですよね。最後の方で漬けた、ちょっと細長くて変わった形のグリーンオリーブがあまりおいしくなかったので、とりあえずネランジ(ダイダイ)の皮や汁を入れた塩水に漬けて置いてありました。


2018.02.03 elies gemistes1

その後、アパキを作った時に思いついたのがオリーブのフライ。詰め物をして揚げたらあのオリーブもきっとおいしくなるはず!クレタ島ではダイダイを料理やオリーブに使うし、フィリングもアパキとグラヴィエラチーズ使いクレタ島テーマで作ってみようと思ったのです。

アパキとチーズを細かく刻んで、フィリングとして扱いやすくなる程度にまとまるよう、衣に使う溶き卵から適量加え混ぜます。アパキにハーブなどの繊細なフレーバーが付いているので、邪魔にならないよう余計な調味料は加えません。つなぎに少量のパン粉でも入れたかも?という可能性はあるのですが、多分入れてないはず……。


2018.02.03 elies gemistes2

これをオリーブに詰めていきます。最初、種抜き器で種をとったオリーブにちまちまと詰めていたのですが、やっぱりフィリングはたっぷり入れたいな〜と思い直し、縦に1箇所切り目を入れて開き詰める方法にしました。小麦粉、卵、パン粉の衣(細かいのがいいです)をつけて、せっかくなのでオリーブオイルで揚げましょう。冷めてもおいしいはずですが、揚げたては最高!ワインワイン〜

一応、ペティメジ(ぶどうの汁を煮詰めたシロップ)とマスタードで作ったソースも用意したのですが、やっぱりこれはそのままで食べたいですね。ソースつけてもおいしいけど。ダイダイ風味のオリーブを使ったのも大正解でした♪


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sevam_a at 18:38コメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年12月19日

自家製の皺オリーブと燻製オリーブ

早いもので、もうクリスマス直前ですね。何も準備してないのだけど、お菓子ぐらいは作っておかないといけない気がして今週はちょっと焦っています。
ここからあっという間に年が明けてしまいそう……載せそびれているネタがまだ結構あるのですが。

2017.12.11 olives

さて、この秋しつこく漬け続けたオリーブ。まだ載せていないのがありました。水に浸けて渋抜きするのではなく、粗塩をまぶして乾いた状態で漬けるものです。この方法に適しているのは、熟した黒オリーブ。塩と一緒に籠か布袋入れて吊るしておくだけです(汁が下に落ちるので受け皿を置いておく)。
時々ゆすって塩がまんべんなく行き渡るようにして、1週間ぐらいすると食べられるようになります。塩を洗い流して乾かし、オリーブオイルをまぶして完成です。塩の入り具合や苦味の抜け具合に若干個体差はありましたが、とてもおいしく出来上がって満足。保存は、オリーブオイル漬けにする方法もありますが、冷凍にしました。

オリーブの木を育ててる方は、木に生った状態でよく熟して皺が寄るまで置いておくと、そのまま食べられる無塩オリーブができますよ。


2017.12.01 smoked olives

いろんなオリーブで、燻製も少し作ってみました。
皺オリーブを燻してみたらいいかもしれないと思い、実際作ってる人がいるのか気になって検索したところ、結構多くのメーカーから売られているのですね。日本だとグリーンオリーブのが多いようです。
自分で作ったのを食べた限りでは、燻製オリーブは好きじゃなかったのですが、やっぱり思った通り皺オリーブが一番燻製風味に合うように感じました。


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sevam_a at 18:27コメント(6)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年11月26日

ワインが進む!お肉とオリーブのおつまみ2種

自家製オリーブ、たっぷりあるので料理にも使っています。
今回は、お肉と合わせた食べごたえのあるおつまみを2種類。パンやサラダを添えるとしっかりとした食事になるので、もちろん飲まない方も楽しめるものです。

2017.11.16 tigania me elies

上の画像は、ポークのティガニァのバリエーション。ティガニァとは一般的に豚肉で作られる料理で、作り方や副材料はさまざまなのですが、食べやすい大きさに切った肉をティガニ(フライパン)でシンプルに炒めたものです。

今回のこれは、オリーブも主役級にたっぷりと加えてみました。クレタ島の火酒ラキと、オリーブを漬ける時によく加えるかんきつであるダイダイを合わせ、なんとなくクレタ島イメージ&シャープな味わいのティガニァになりました。

オリーブとダイダイ入りポークティガニァ

1)豚肉は食べやすい大きさに切り、塩、胡椒、おろしニンニクで下味をつける。オリーブは好みで種を抜いておく。ダイダイは汁を絞って、皮のすりおろし適量と合わせておく。

2)フライパンを中火で熱し、オリーブオイル加え豚肉を焼く。肉が焼けてきたら、必要ならオイルを少し足してオリーブも加え軽く炒める。

3)火を強め、ラキをジャッと加える(白ワイン、グラッパ、ウォッカなどでもOK)。アルコールが飛んだらダイダイの汁と皮も加えフライパンをゆすって手早く絡める。この時、必要なら塩胡椒で味をととのえる。

4)器に盛り、セイボリーかオレガノを散らす。

グリーンオリーブの新漬けで作りましたが、ブラックオリーブでも。オリーブの塩気が強い場合は水に浸けてある程度塩抜きしてから使います。


2017.11.09 chicken with olives & feta

もう1品は、チキンとオリーブ、トマトソース、フェタチーズの組み合わせ。大好きすぎるギリシャ料理のひとつです。

この料理は大きくカットした骨付き肉を使ってオーブンで作ったりもするのですが、やはりお手軽にフライパンで。フライパンだとスピーディーにできるのもいいですよね。

作り方は、こちらのチキンのサガナキのレシピと大体同じです。ぜひフレッシュトマトで作って下さいね。今回はもも肉を自分で捌いて作ったので濃厚な味わいでしたが(ギリシャではフィレだと皮も取り除いてあるので、皮付きが欲しい時は骨付きのを買ってきて捌きます)、胸肉で作ったのもあっさりとしておいしいです。


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sevam_a at 23:05コメント(4)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年11月21日

カラマタオリーブは最高の出来!

前回の記事ではグリーンオリーブの新漬けについて書きましたが、今年はオリーブをいっぱい漬けよう!と何故かいきなり思い立ったので、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を使わないグリーンオリーブやブラックオリーブも漬けています。

2017.11.18 kalamata olives

ギリシャへ移り住んだ当時、ものめずらしさからオリーブを何度か漬けてみたことがあります。ここではすでに漬かっているオリーブも安いし、置き場にも困ったのでいつしか自分では漬けなくなったのですが。でも、自分で漬けるのってやっぱりおいしく楽しいんですよね。最近また保存食や自家製食品をまめに作るようになったので、やる気が続くなら毎年恒例にしたいです。


2017.11.07 kalamata olives 1

さて、カラマタオリーブ。ペロポネソス半島の南にあるメシニア県カラマタの地名を冠する品種で、ギリシャのオリーブではオイル用にもテーブルオリーブ用としても一番よく知られる人気の品種。メシニア県でとれたものはPDO(原産地呼称保護)認定を受けています。葉が大きく、実はティアドロップ型をしているのが特徴です。このオリーブは紫色に熟した状態で収穫され、水に漬けて渋抜きをしたあと、ワインビネガーを使って漬けることが多いです。


2017.11.07 kalamata olives 2

全体的に粒が大きく、よい状態のが手に入りました。市場ではキロ3ユーロぐらいです。
浅い切り目を縦に2箇所入れて、水に浸けます。切り目は入れないでそのまま漬ける場合もあり、その方が長持ちしますが、切り目を入れた方が渋は抜けやすくなります。素手でやると指先が染まってしまうので注意。プチッと皮が切れた時にただようフルーティーな香りに期待が高まります。
日に何度か水を換えつつ8〜10数日ぐらい置くと渋が抜け、その間微妙に発酵もしてきます。味を見て大丈夫そうなら本漬けに入ります。


2017.11.17 kalamata olives 1

我が家ではあまり活用されてなかったブタの落し蓋が、思いがけず役立ってくれました。漬物に使ってるタッパーにぴったりサイズで、鼻から空気が抜けるのもいい。見えにくいですが、発酵の泡が鼻ちょうちんになっています(笑)


2017.11.17 kalamata olives 2

漬け方は好みによっていろいろで、上にも書きましたがカラマタオリーブの場合一般的なのはワインビネガーを加える方法です。水気を切ったオリーブをワインビネガーに1〜2日漬けて、汁気をきってから保存用の塩水またはオリーブオイルに漬けます。もしくは、ワインビネガーを適量加えた塩水に漬けますが、ビネガーの味が好きでないなら入れない(好みでレモンかダイダイの汁を加える)のもありです。塩水漬けの場合も表面が空気に触れないようオリーブオイルを適量加えます。いずれも、好みでハーブなど加えて香り付けをしてもいいです。


2017.11.18 kalamata olives2

何個かワインビネガーにも漬けて味見してみたところ、ない方が好きかな〜と思ったので、レモン汁を少し加えた塩水漬けにしました。塩の割合は味を見て目分量です。結構すぐ食べてしまうだろうと薄めにしましたが、長めに保存したいなら6%はあった方がいいようです。


2017.11.18 kalamata olives1

ハーブなどもなしで、オリーブそのまんまの味を楽しみます。大粒のが特においしく、やめられない止まらない……料理に使う間もなく、残り少なくなってしまいました。家族に笑われるほどオリーブを漬け続けてますが、あと1回ぐらいは漬けておいてもいいかな〜と思っています。


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sevam_a at 21:49コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年11月09日

オリーブの新漬けとパスタ

ちょっとご無沙汰してました。
なかなか更新できませんが、いろいろと作っています。

2017.10.16 olives

先月は、せっせとオリーブを漬けていました。今年はようやく、以前から気になっていた「新漬け」も作ることができて満足。新漬けってすぐできるし失敗も少なそうですが、渋抜きに使う水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)の取り扱いが難関なんですよね。少量では売ってないし、残ったものの保管にも困るし……と何年も迷ってたのですが、いっぱい余ってるオリーブオイルを石鹸に加工しようと思ったこともあり、えいっと買ってきました。


2017.11.01 olives

9月の終わりになると、鮮やかな緑のオリーブを市場で見かけるようになります。小粒のものから、とても大粒なもの、少し熟したのが混ざってるものなどいろいろ。じゅわっとしたオイル感を味わいたい新漬けには、ちょっと粒が大きめの方がいいかもしれません。

ギリシャではオリーブの木を植えて自家製のオリーブやオリーブオイルを作る人も多いですが、木を持ってなくても市場で売ってるオリーブを買ってきて漬けるのを楽しみにしてる人が結構いるようです。加工済みのオリーブも結構安いので、手間を考えると自分で漬ける方がお得というわけでもないのですが、手作りって楽しいんですよね。


2017.10.11 olives

この鮮やかな緑色!ずっと眺めていたくなります。


2017.10.11 olives1

水酸化ナトリウムを溶かした水に浸けるプロセスがほぼ終わった状態。
空気に触れて変色しないよう落し蓋をしますが、最初浮いてたオリーブも、漬かってくると底に沈みます。


2017.10.11 olives2

赤茶けた色が出なくなるまで、何度も水を換えながら数日浸けて、薄めの塩水漬けにして完成。ギリシャ人の好みには、もっと「漬かってる味」が欲しいかなという感じですが、あ〜確かに日本人に受けそうな味!と思いました。薄味なので、いっぱい食べてしまいますね。こんなにオリーブ食べたの初めてかも?

普通の塩味のほか、レモン&ガーリック風味のも作りました。レモンとにんにくのスライスを少しと、お好みでハーブ(オレガノ、セイボリー、フェンネルなど。どれか一種類)を加え漬けておくだけですが、なんともいい風味になって、こちらもおすすめです。


2017.11.04 pasta with olives

料理にも使ってみたくなり、まずはとてもシンプルなパスタで。細かく刻むか粗いペースト状に潰したオリーブに、オリーブオイルを混ぜただけのソースです。お好みで、挽きたての胡椒とチーズを少しふりかけて。つけあわせにもぴったりなパスタです。


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sevam_a at 17:31コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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