オーブン料理

2020年05月01日

3種の野菜のムサカ

カロミナ!
早いもので、もう5月ですね。

2020.04.29 mousakas1

ちなみに最初に書いた挨拶はギリシャで月初めに言い合うもので、「よい1か月を」というような意味です。ギリシャは新型コロナウイルス関連の規制を来週から徐々に緩めていきますが、今月は、それがよい結果になることも祈って……。外に出たくなるような気持ちのいい気候ではあるけど、みんな羽目を外しすぎませんように

料理画像は一昨日作ったムサカです。ミートソースを煮ていたら、ちょっと気が向いたので久々の登場(笑)
似たような料理で、パスタを使ったパスティチオは割とよく作るんですが、ムサカは年に一度作るかな〜という頻度。パスタの方が子供受けがいいのと、夫がなすやベシャメルを好きじゃないのが理由です。


2020.04.29 mousakas2

今回は家族4人で一回食べ切りサイズ。なすとじゃがいもの他にズッキーニも入れ、ベシャメルソースは薄めの層にしました。


ロックダウン効果というわけでもないんですが(平常時でも引きこもりだし…)、4月は私にしてはブログをいっぱい更新しました。今月もこの調子でいけるかな?夏が来る前に春の野菜をもっと食べておきたいです。


【関連レシピ】
ちゃんとしたレシピはかぼちゃのムサカしかブログに載せてませんが、参考にどうぞ。



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sevam_a at 16:29コメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年03月29日

シミ島風パスティチオ再び

どこも新型コロナウイルスで大変な今日この頃。

2020.03.20 pastitsio
Παστίτσιο χωρίς μπεσαμέλ

日本では休校のため余った給食用の食品無駄にならないようにと牛乳消費レシピなどがSNSで多く投稿されてましたが、うちは逆に消費を抑える努力をしています。

幸いギリシャでは酷い買い占めなどは起こっていないため(初期だけ、小麦粉、米、パスタが品薄になってました)スーパーに食品は豊富にあるものの、外出を最低限にしたいので「ちょっと牛乳が切れたから」というような買い物を減らしたいところ。牛乳は週に2〜3リットル使うのですが、いっぱい消費するような料理やお菓子はなるべく控えています。

たとえばパスティチオ。チューブ型のパスタとミートソース、ベシャメルソースを重ねて焼いた料理です。子供が食べたがってたので作ろうと思ったのだけど、買い物日を前に牛乳が残り少ない……そこで、昔作った「シミ島風パスティチオ」をふと思い出しました。

過去記事はこちら。


パスタとミートソース、卵、牛乳を混ぜて焼くというもの。もしかしたら、ベシャメルを使うタイプが一般的になった以前の古い作り方なのかもしれません。過去記事には詳しい作り方を書いてなかったし、教えてもらったレシピも無くしたのですが、前回は多分全部混ぜるという方法がイマイチだったな〜と思い出し微調整してみました。変更点は、卵液をパスタやミートソースと混ぜないでかけるという箇所です。


さて、ベシャメルなしパスティチオの作り方です。

パスタは穴があいてるタイプ何でもいいですよ。今回はペンネを使いました。
硬めに茹でたパスタとミートソースをざっと混ぜ、耐熱容器に入れて表面をならします。すりおろしたチーズをのせ、卵と牛乳を溶いたものを回しかけてオーブンで焼いてできあがり。

チーズはケファロティリという、塩気強めの羊乳ハードチーズを使いました。すりおろしてパスタにもよく使われるチーズ。ギリシャ国外で手に入りやすいチーズではイタリアのペコリーノなどが近いですが、なければ適当なもので。チーズは間にも挟んでたっぷりで作ってももちろんおいしいですよ。

卵1個につき牛乳1/2カップぐらいで溶きましたが、量はお好み&在庫によって適当で大丈夫。画像のものは4人分で卵1個というギリギリな量で作ってます(私の好みではこの倍くらいが理想)。

ミートソースは冷凍してあったものを使用で、たっぷり入れたおかげか昔作った時よりもおいしかったです。ベシャメルを使うものより簡単なので、ぜひお試しください。


________________________________

【追記】
この記事は3月21日に書いたのを投稿しそびれていましたが、その後23日からギリシャではロックダウンに入りました。外出する時に許可証(氏名・住所・外出目的などを書いた紙もしくはSMSで申請)とIDが必要という以外は特に生活は変わってないです。皆様も、どうぞ健康と安全第一でお過ごし下さい。


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sevam_a at 18:14コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年02月16日

ギリシャ風野菜のオーブン焼き

最近は月2ぐらいの更新ペースになってますが、今週はもうお肉週間ですね。ギリシャではイースターを前に動物性の食品を断つ断食期間に入りますが、そのさらに前のカーニバルの間にお肉をいっぱい食べる週があります。

2020.02.12a

……という前置きからはあまり関係なく、これは最近作った野菜の料理です。
ギリシャで定番のミックス野菜のオーブン焼きのバリエーションで、今回はカリフラワーをたっぷり入れて作ってみました。
この手の料理はオーブンで焼く方法と鍋で煮る方法があり、どちらもほぼ放置で作れるのでお手軽かつ美味しいのですが、私は断然オーブン派です

今回の作り方、簡単に書いておきますね。

まず野菜を何種類か用意します。その時あるものでいいのですが、じゃがいも、トマト、ズッキーニはいつも入れます。今回はそれプラス、カリフラワーと赤いバナナピーマン(パプリカ)を使いました。トマトはソースにして入れるので置いておいて、その他の野菜は一口大に切ってボウルに入れておきます。

オーブンは(200〜220℃)に予熱しておきます。

トマトソースを作ります。トマトはすりおろすか刻んでおきます。面倒なら皮のままでもいいですが、皮が厚い場合は剥いた方がいいかも?粗みじんか薄切りにした玉ねぎを鍋に入れ、オリーブオイルをたっぷり。これを弱火で色づかせないように炒め(蓋をするといいです)、柔らかくなったら刻んだにんにくも加え香りが立つまで炒めます。
トマトを加え、塩をして煮込みます。酸味が強い場合は砂糖もひとつまみ。スパイスの香りをつけたい場合はシナモンやオールスパイスを(私はホールスパイスを使ってますがパウダーでも)好みで加えます。トマトが崩れてドロッとしたらOK。塩胡椒で味を調えます。スパイスじゃなくハーブ風味にしたい場合、好みで加えておきます(今回はオレガノを少し加えました)。

ボウルに入った野菜にも軽く塩胡椒をして下味をつけ、オリーブオイルも加え全体がコーティングされるよう手で混ぜます。これを耐熱容器に入れます(浅く広げられるような状態が好ましい)。
トマトソースに水を加えシャバシャバの状態にし、野菜の上にまんべんなくかけてオーブンへ。

野菜が柔らかくなり、美味しそうな焼き色がつくまで焼きます。できれば途中一回上下を返すといいです。トマトソースを薄めるのは野菜が柔らかくなる前に焦げ付くのを防ぐためですが、もし途中水分が足りなくなりそうなら水(ガラス容器の場合はお湯)を少し足します。

あと少しで焼き上がりという時に、お好みでチーズを散らします。今回はグラヴィエラという羊チーズを使いましたが、フェタチーズでもいいし、ギリシャ風とはちょっと離れますが他の合いそうなチーズでも。チーズを加える場合は塩加減にそれを考慮して下さい。

ギリシャではこういう料理が熱々で出されることはあまりなく、少し置いて味を落ち着かせてから、もしくは前もって作っておいたのを常温で食べます。冷めないうちに急いで出さなくてもいいのでリラックスしましょう


2020.02.12b

作り方の説明が思ったより長くなってしまいましたが、適当に作って美味しい簡単料理なので、ぜひお試し下さい!ワインにも合いますよ〜


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sevam_a at 19:00コメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年12月26日

ギリシャのクリスマス菓子

日本だともうクリスマス気分も抜けてそうですが、ギリシャは25、26日と2連休のクリスマス♪

2019.12.25 diples

うちは今年はもうそれらしいことはしなくていいや〜と思ってたんですが、なんだかんだでお菓子とか作っちゃいますね。やっぱりあれもこれも作りたい!という気になってきて、でもやることいっぱいで時間がなくてドタバタいつも作るクラビエデスは今回パスしました。

トップの画像はギリシャの3大クリスマス菓子のひとつ、ディプレスという揚げ菓子です。
よく見かけるのはちょっと大きめのロール状になったもので、パスタみたいに薄くのばした生地を長方形に切り、揚げながら巻いていきます。あれも見栄えがしていいのだけど、小さいのをつまみたい気分だったので(それに簡単!)ギザギザカッターで細長く切って揚げました。
揚げる時に少しねじったりすると形に変化がついて盛り付ける時にいい感じになります。


ディプレスのレシピ


メロマカロナは早めに作ってたのですが、あっという間になくなってしまったので2回目にチョコレートがけのを作りました。今年はどちらも薄力粉ヴァージョンで、生地に細かく砕いたくるみを少し混ぜてみました。普通の作り方だと、くるみは仕上げにまぶすだけか、フィリングとして中に入れます。

2019.12.25 melomakarona

チョコがけ面倒だけど、みんなチョコ好きなので好評
最近いろいろ作りたいモードの長女がいっぱい手伝ってくれたので助かりました。


そうそう。写真を撮ってないので書き忘れてましたが今年もフリストプソモを焼きましたよ。

この時のとほぼ同じ。

少し違う点は、カランツをスパイス風味のラキに漬けておいたこと。シナモン、コリアンダー、クローブ(すべてホールスパイス)を漬けて香りを移しておいたラキを使っています。
ちなみに何故写真を撮らなかったかというと、クリスマスイブに焼いてクリスマス当日に食べるはずが、待ちきれない子がいたからですまあビジュアルも同じだし、夜に撮ってもイマイチだしな〜と投げやりな気分に。


2019.12.25 dinner

クリスマスディナーはシンプルにポークのローストとサラダ(自分用の端っこのやつ撮ったら見栄えしなかった)。パンは長女に担当してもらい、フォカッチャにしました。
ポークは塊肉にニンニクやマスタードなど適当に混ぜたのをすり込んでマリネしておき、オレンジとレモンの汁、白ワインなどかけてポテトと(ローズマリー、ニンニクも)一緒に焼いたもの。チキンが食べたかった次女には骨付きもも肉をポテトと一緒にレモン味で。

本当はサイドディッシュにギガンデス豆とか野菜とか作るつもりだったのにすっかり忘れてた……今日は野菜多めのメニューにします。


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sevam_a at 18:40コメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年11月30日

栗入りスタッフドベジタブル

ちょっと気力のある時に、とりあえず……と剥いて冷凍しておいた栗で、我が家の定番「栗ごはん」を作りました。

2019.11.27 gemista1
Γεμιστά με κάστανα

過去記事にも書いてますが、私は普通の栗ごはんには特に思い入れがなく、栗の入った米料理と言うとお赤飯かこのイェミスタ(ギリシャ風スタッフドベジタブル)が好きでよく作ります。元々は叔母さんが昔作ってくれた栗入りのイェミスタも、自己流にその時の気分で味付けを変えたりしてるので毎回違うのですが、ごろごろ入った栗のほっくりした甘さは大好きな秋の味覚(もう冬だけど)。作りながら、「今回はどういう系統の味がいいかな」と考えるのも楽しいものです。

肉入りもよかったのだけど、今回は肉なしで。温かさを感じさせるスパイスをほんのり香らせてみました。


2019.11.27 gemista3

フィリングです。オーブンでじっくり焼くため、野菜を炒めて甘味を引き出しておくとかせずに生のままただ混ぜるだけで大丈夫。いずれにしてもオリーブオイルは特に肉なしの場合たっぷり目に入れるんですが、炒めると「重くなる」という人もいますね。

今回ズッキーニのも作ったのでその中身と、玉ねぎ、にんにく、赤ピーマンを刻んで入れてます。赤ピーマンは主張しすぎないよう少なめの量。ズッキーニはたっぷり入れてますが、全部はイェミスタに使わなかったので残りはとりあえず水分がすっかり飛んで色づくくらいにオリーブオイルと塩、にんにくで炒めておきます。

上記の生の刻み野菜に洗った米を加え、大きめに割った栗、小さめに割ったくるみ、カランツかレーズン、あればパセリやディル(パセリを入れたかったところですが切らしてたので冷凍ディル少し)、塩、
胡椒、オールスパイス、シナモン、そしてもちろんオリーブオイルをだーっと加えて味付けします。いつも書いてますが、塩加減は出来上がると薄まるのでこの時点では濃くしすぎた?と思うくらいにすると丁度いいかと思います。トマトの中身をスティックブレンダー(潰せるような道具がなければ果肉を包丁で刻んで汁とあわせます)で潰したのも半分くらい加え、シャバシャバしたフィリングになります。

味付けなど今回のと少し違いますが、詳しくはこちらのレシピを参考にどうぞ。

トマトとピーマンの米詰め秋バージョン・コミッサ叔母さん風(ドマトピペリエス・イェミステス・フティノポリネス・ティス・スィアス・コミサス)


イェミスタは野菜をサポートするのと隙間を埋める役割も兼ねてじゃがいもを一緒に焼くのがお決まりですが、オーブンでじっくり焼かれたポテトってすごくおいしいんですよね〜。これまた秋らしく、今回はさつまいもも入れてみました。


2019.11.27 gemista2

切ってみるとこんな感じ。栗がたっぷり入ってるのが見えるでしょうか?
この料理は焼きたて熱々じゃなく、ちょっと温かいぐらいに冷ましてからの方が味がなじんでおいしいですよ。熱いのがいい人は温めなおして下さい。

炒めてあったズッキーニのことを忘れそうになりましたが(笑)ギリシャヨーグルトと塩、クミンパウダーを加え混ぜたのがイェミスタに添えてある白いものです。仕上げにふりかけてあるのはホットパプリカ。ちなみにイェミスタそのものには動物性食品が一切入ってないので、ニスティシモ(オイルOKの日)、ヴィーガン対応です。


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sevam_a at 20:28コメント(4)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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salahi

アテネ在住。ギリシャ料理を研究しています。家庭料理からレストランの再現料理、オリジナルのモダンギリシャ料理、珍しい郷土料理まで幅広く紹介。
著書:「ギリシャごはんに誘われてアテネへ」(イカロス出版)
Instagram(ID:girisyagohan):記事にしてない日々のごはんや風景写真なども載せたりしています。


ギリシャごはんに誘われてアテネへ (旅のヒントBOOK)

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