ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:カクテル

今週は、よく晴れてとても気持ちのいいお天気。

2017.02.17 mastiha lemon cocktail

こんな時はカクテル気分になるんですよね〜。
自家製レモネードに去年作ったマスティハリキュールを合わせ、お手軽なカクテルを楽しんでいます。

毎年、今ぐらいの時期はレモンをいっぱいもらうので、うれしいながらも加工作業に追われます。いろいろ作っているのですが、皮はレモンこしょう、汁はレモネードにするのが一番手っ取り早く大量消費できますね。
レモンスライスを蜂蜜に漬けるだけの蜂蜜レモンもいいのですが、今の時期はまだあまり食べる気分じゃないので、もうちょっと暖かくなってから……。うちでよく作るレモネードは、レモンの汁を絞って香り付けに皮も少々。そこに蜂蜜や砂糖を混ぜて漉しただけのシンプルなものです。

普通に水や炭酸水で割るのもいいですが、私は「大人のレモネード」にする方が多いです(笑)
マスティハリキュールを加えるだけで、かなり印象が変わるんですよ。リキュールの代わりにマスティハウォーターを使えば、ノンアルコールカクテルにも。あればお好みのフレッシュハーブをガーニッシュにすると、香りがアクセントになりさらにおいしいです。


レモンのカクテルと言えば、過去記事から、こちらもおすすめです♪(時代の先を行きすぎていたかも…)
塩レモンサワー


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暑い日が続いています。

2016.06.23 cocktail
ROOTS MASTIHA + AO-SHISO SYRUP + SODA

一時期の40度超えからは少し下がったものの、全く変わった気がしない……あまり冷たいものを摂ってはよくないとわかりつつも、西日の射し込む夕方に飲むカクテルは最高♪
夏になったらやってみようと思っていた組み合わせ、マスティハリキュールと青紫蘇シロップのソーダ割りを作ってみました。

マスティハの風味をつけたリキュールは、ギリシャでは食後酒やちょっとしたおもてなしの時によく飲まれるもの。ギリシャのお酒を使ったカクテルの人気が高まっている昨今、バーカウンターで映えるオシャレなボトルに入ったのもよく見かけるようになりました。

今回は、以前取材をさせて頂いたROOTSのマスティハリキュールを使用。
おうちカクテルなので、凝ったことはしませんよ〜。青紫蘇のシロップと混ぜ合わせ、たっぷりの氷とソーダで満たすだけ。レモンの皮(レモンスライスでも)と紫蘇の葉を飾ってできあがりです。

マスティハと紫蘇それぞれのさわやかな風味が合わさって、一瞬、これは何だろう?と思わせる味。期待した通り、夏にぴったりのカクテルになりました。
好き嫌いが分かれるマスティハですが、こういう使い方なら大丈夫な人も多いかな〜と思います。マスティハ好きな私の感想なので、あてになるかは怪しいですが。
カクテル大好きな長女が欲しがったので、今度は紫蘇シロップとマスティハソーダ(ギリシャではマスティハ風味の炭酸水も売られてるのです)のノンアルコールカクテルを作ってあげようかな?


2016.06.11 shiso

ちなみに、飾りに使った紫蘇はすでに穂紫蘇になっていますが……6月はじめの時点で、すでにこんなことに
こぼれ種にまかせていたら、暖冬のため真冬に芽が出てしまったんです。その後、一瞬雪が降るほどの寒さにもなったんですがしぶとく生き残り、今年は夏を前に終了……。こうなる前に、シロップを作ったり保存してはあるものの、夏にフレッシュな葉がないのは寂しい(涙)
今年は種の収穫もちゃんとしておきたいと思います。


【追記】
自家製マスティハリキュールのレシピを書きました。


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お酒・カクテルについてのポータルサイトDRINK PLANETWorld Topicsというコーナーで、ギリシャの「ROOTS」(ルーツ)というブランドについての記事を書かせていただきました。

【世界のクラフトシリーズΑ曠リシャ「ファイネスト・ルーツ」

記事は有料コンテンツとなっていますが、登録してなくても記事冒頭のみ見ることができます。主にバー関係者をターゲットとしているだけあり、かなり内容が充実したサイトですので、お酒好きな方にもおすすめです。

2015.12.03 roots1

経営者のひとりであるマノスさんには、イベントでお忙しい中、お時間をとっていただき感謝です。いろんなお話が聞け、とても楽しい取材になりました。

取材中にテイスティングもしたのですが、さらにミニボトルセットのお土産まで。最近のギリシャブランドは、飾っておきたくなるような、お洒落なパッケージのが増えたな〜と思います。ほら、箱からして素敵♪


2015.12.03 roots2

ルーツの4つの製品は、それぞれラベルにプリントされたロゴが違いますが、これにも意味があるのです。


2015.12.03 roots3

ギリシャの飲み物にちょっと詳しい方ならご存知の伝統的なリキュール3種と、そして一番右がオリジナルの「ハーブ・スピリット」。ギリシャ独特の、あるハーブを使っています。


2015.11.12 roots

ルーツのサイトでは自社製品を使ったカクテルも多く紹介していますが、ハーブ・スピリットをベースに、かんきつ類のジュースや蜂蜜、ギリシャヨーグルトといったシンプルな材料で作れるものを試してみました。
これは、すごくおいしい〜!いろんな材料が合わさることにより、不思議と桜を思わせるような香りも感じられます。

ギリシャのリキュールではマスティハなどが現地のバーでもよくカクテルに使われていますが、旅のお土産で買っては持て余していたリキュールも、もっと工夫して使えば素敵なカクテルに生まれ変わったかも?
……と、ちょっと話がそれてしまいましたが、ギリシャにはおいしいものや素敵なものがいっぱい。最近は若い世代が頑張っているので、世界にもっと広まることを期待しています。


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9月になってから、ずっと天気が不安定だったアテネ。
ここ1週間ぐらいは久々に快晴が続いていたので(またそろそろ崩れてきそうですが)、夏を思い出し終わりかけのフラゴシコでカクテルを作ってみました。

2014.10.15 prickly pear cocktail
Κοκτέιλ με ρακί, φραγκόσυκο και πορτοκάλι

フラゴシコ(複数形はフラゴシカ)とは、ウチワサボテンの実のこと。ギリシャへはスペイン人により16世紀にメキシコからもたらされたそうですが、現代では多くの地域で自生しているのもよく見かけます。
私たちのサマーハウスがあるシミ島も、ウチワサボテンの生育に適した乾いた土地なので、島じゅう至るところにサボテンが。植えてあるもののほか、自生も多くしているようです。

フラゴシコってぼやけた味だし種は多いしでそんなに美味しいとは思わないのですが、好んで食べる人も多く、シミ島ではこれを使った「ミソコフティ」という伝統菓子や、果肉を蒸留酒に漬け込んで作るリキュールもあります。

2014.08.25 prickly pear

なかなかナイス!と思ったのが、バカンス中よく行くカフェのメニューにあるフラゴシカのカクテル
これは数年前に記事にしたのですが、うちでも再現しようと思いつつも毎年機会を逃しつつ今に至る……今年も夏が終わってしまったし、また来年だなぁと思ってたところ、近くの青空市場でまだ国産のフラゴシカを売っているところがあったので、ようやく作ってみました。

やっぱり暑い夏にシミ島のカフェで飲むのが美味しいのだけど、すでに遠い過去のような懐かしいバカンスの日々を思い出させる味がしました。

2009.09.01 symi



サボテンの実とラキのカクテル(コクテイル・メ・ラキ・フラゴシコ・ケ・ポルトカリ)

材料:(1杯分)
サボテンの実...1個
フレッシュオレンジジュース...100ml
ラキまたはチプロかグラッパ...50ml
氷...適量

サボテンの実はトゲに気をつけて皮を剥く。

オレンジジュース、ラキとともにミキサーかスティックブレンダーにかけ、氷をたっぷり入れたグラスに漉し入れる。

MEMO:オレンジジュースは、ジューシーなオレンジ約1個分です。


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ブログネタ
カクテル に参加中!
相変わらず猛暑に包まれているギリシャですが、リビングに西日の差し込む時間まではエアコンをつけるのを我慢してしまう夫と私。なんとなく、お互い牽制し合ってます(笑)

2010.07.19 Metaxa fizz

こんな暑い時期の家事労働は気合で一気にやっつけてしまうのが一番!もちろん、用事を全て終えた後のシャワーと冷たい飲み物を思い浮かべながら。

食事の時に飲みたいのはもちろん甘くないお酒ですけど、夏の日にのんびりくつろぎながらというシチュエーションなら炭酸系のカクテルも結構好きです。
私のお気に入りのひとつは、有名なギリシャのブランデー“メタクサ”を使ったフィズ。
メタクサはハーブやバラから抽出したエキスや甘味料を少量添加してあるので、ストレートでも口当たりがまろやかで飲みやすいブランデーです。「香料を加えたブランデーなんて」と馬鹿にされる方もおられるかもしれませんが、白葡萄を原料としたブランデーと控えめに乗せられたフレーバーの調和は素晴らしく、とてもギリシャらしい香りのお酒だと思います。

カクテルにして気軽に飲むなら一番安いグレードのメタクサで充分です。日本でもお手頃価格で売っているはずなので、是非お試し下さい♪


作り方は追記へどうぞ。
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