ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:キプロス料理

今日から子供たちのオンライン授業が再開。ここのところ普段に増して夜更かしでしたが、それなりに規則正しい生活に戻れそうです。

2020.04.21 sheftalia
Σεφταλιά

通常だとイースターを挟んで2週間の休暇のところ、今年は新型コロナウイルスのせいでカリキュラムをこなせてないので短いイースター休暇でした。夏休みはどうなるんでしょうね……それまでに学校再開するのかもわかりませんが。

今年のイースターは外でバーベキューではなくオーブン料理のラム肉料理というおうちが多かったと思います。うちは私と長女しかラムを食べないし(夫は完全な赤身のとこなら食べますが)、もうそれっぽい料理はいいかなと、夫には毎週毎週作っている日曜恒例の巨大ピッツァだけ。私と子供たちもイースターサンデーは時間と気持ちに余裕がなくてピッツァとか適当なものを食べたんだけど、月曜はそれぞれ好きな肉料理でした。

私はシェフタリア!イースター前は網脂がいっぱい売っているので、それを見てたら久々に食べたくなって作りました。昔レシピを載せましたが(下記リンク)、炭火焼きのハンバーグとかひき肉ケバブっぽい料理で、網脂に包んであるのが大きな特徴。網脂によりパサつきを防ぎ、独特のうまみも加わります。

キプロス風の楕円形のピタパンも焼いて、たっぷりサラダと。残念ながら炭火焼きではないけど、レモンをぎゅーっと絞って食べると最高です。

子供たちには同じピタでギロス風サンドにしました。夫は網脂は食べないけどきっとうらやましかっただろうなと思うので、今日はひき肉ケバブとピタのプレートを作ってあげる予定です。


2020.04.19 mageiritsa

ちなみに今年のマギリッツァは私しか食べてないんですが簡単にマッシュルームヴァージョン。冷凍庫にラムレッグの骨があったので、それでストックを作りました。大晦日の年越しそばと同じくらい、私にとってマギリッツァは欠かせない行事食です。


【関連記事】






ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
人気blogランキングへ

ブログネタ
簡単!ギリシャ料理レシピ に参加中!
キプロスへタコ食べにバカンスに行ってたmelocotonさんの影響か、何だかキプロス料理な気分になってしまった先週金曜のランチです。

2008.11.21 lunch

・シェフタリア
・サラダ
・ジャジキ
・フムス
・タヒニ入りメリジャノサラタ
・バナナピーマンのマリネ
・マッシュルームのアフェリア


メゼっぽいものをワンプレートで。
トーストしたピタ(楕円形のキプロス風ピタは近所に売ってないので、中東風の丸型でしたが)と一緒に頂きます

2008.11.21 sheftalia実はこのメニューは「そう言えば、網脂を冷凍してあったな...」と思い出したこともあって作ってみたのです。
メインのシェフタリアはハンバーグのようなもので、シンプルに味付けした挽き肉を網脂でソーセージ型に包んで焼いた料理。生の状態では脂だらけに見えますが、焼くと溶けてしまうのでご安心を。網脂がジューシーさと風味を加え、美味しいですよ


他の料理は簡単な野菜料理やディップ類ですが、キプロス料理はレバノンやトルコの影響が濃く表れていて、ギリシャではそれほど食べないフムスやタヒニ入りメリジャノサラタ(ババガヌーシュ)も一般的なようです。
また、コリアンダーシードを使った料理も結構あって、代表的なものとしては豚肉をコリアンダーシードと赤ワインでマリネした後に煮込んだ「アフェリア」というものなど。今回のメニューではマッシュルームでベジタリアンバージョンを作ってみました(レシピはイザ!専門家ブログの方に載せる予定です)。

【関連記事】
ロドス島でキプロス料理「ト・アグリノ」
アテネにも美味しいキプロス料理店がいくつかあるので、機会があればご紹介しますね。

シェフタリアのレシピは続きへどうぞ。
↓こちらもポチポチッと、よろしくお願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

続きを読む

ブログネタ
簡単!ギリシャ料理レシピ に参加中!
先週土曜の朝市で買った、タロイモ(※)を使って煮込みを作りました。

hirino me kolokasi
Κολοκάσι με χοιρινό

ギリシャ料理ではタロイモって使わないのですが、キプロスではよく食べられる野菜です。東地中海〜中東の国では、タロイモを食べるのはキプロスとエジプトだけだとか。何故この二つの国には定着したのか?食文化って面白いですね。(追記:ギリシャではイカリア島で食べられるそう。東南アジア原産のタロイモがいつどのように伝わってイカリア島に定着したのかは知りませんが、第二次世界大戦中は島中に生えているタロイモが貴重な食料となったとか)


kolokasi

これがタロイモ。写真は、2005年の丁度今頃に撮ったものです。あの時にレシピを載せようと思っていたのですが、料理写真を思いっきり失敗してしまってそのままになってました^^;
料理写真は今回のもいけてないんですが、もう諦めます(笑)洗濯物を干してる間に、ちょっと煮詰めすぎてしまいました。でも、ちょっと崩れかけくらいまでよく煮たタロイモは、ホクホク・トロトロで美味しいんですよ。豚肩肉&タロイモのまったりコンビは、寒い時期の晩ごはんにぴったりです。

そんなわけで、大好きな料理の一つなんですが...変わった食材が苦手な夫には不評です。もう彼にタロイモを食べさせるのは諦めて、別の料理にリメイクしてみました。

Χοιρινό σε πήλινο
hirino se pilinoスライスしたじゃがいもを、小量のオリーブオイルで焼きます(テフロンのフライパンで焼きましたが、耐熱容器で直接焼いても)。焼いたじゃがいもを耐熱容器に敷き、煮込んだ豚肉とソース少量をのせ、チーズ(今回は、ピザに使った残りのカセリ&パルミジャーノ)をトッピングしてオーブンへ。肉が温まり、チーズが溶けたら出来上がり。

結果は大好評!好きだけど登場回数の少なかった豚タロイモですが、次回からもこの手でいけそうです。


※タロイモはサトイモ科の植物で、見た目こそ違いますが里芋とほぼ同じように料理できます。日本ではもちろん里芋で代用可なので、タイトルは日本の皆さんに親しみやすいよう「豚と里芋の煮込み」にしました。

人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ

続きを読む

ブログネタ
簡単!ギリシャ料理レシピ に参加中!
patates spastes

もう一品、じゃがいも料理です。

実は今回からシンクロナイズドクッキングというブログに参加させて頂こうかと思って、イモ料理を連発してしまいました。同じ素材を使った料理をみんなで同時期にする...という楽しい企画で、今回のお題は「じゃがいも」。どうせなら、新じゃがでキプロス風ポテトも作ってみたいな〜と、土曜は張り切って朝市へ繰り出しました。

これには小さいじゃがいもが向いてるんですが、こちらではなかなか見つからなかったりするんです。あっちへウロウロ、こっちへウロウロ、目を皿のようにして市場を徘徊し、やっと使えそうなのを見つけてきました。

前置きが長くなってしまいましたが、何故「危険」かと言うと、まずじゃがいもを木槌などで叩いてヒビを入れるのが危険。バン!バン!と勢いよく叩く時は、手が滑らないように注意しましょう。そして、揚げる時に油が飛び散って、手首に火傷しちゃいました

何もここまで危険な作り方をしなくても、もっと安全に作る方法があるのでご安心を。じゃがいもは揚げるか焼いてから軽く潰すと簡単で、騒音の心配もありません。油の飛び散りも、水気をしっかり拭き取ってあれば大丈夫だと思います。

この料理もそうですが、キプロスではコリアンダーシードを料理によく使います。特にコリアンダーシードとワインで煮込んだ料理は、豚肉を使ったものをはじめバリエーションがいろいろあり、キプロスを代表する料理と言えるでしょう。
普通のグリーンオリーブも、粗く潰したコリアンダーシードとレモン汁、オリーブオイルでマリネすればキプロス風。簡単なので是非お試し下さい

人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログへ

続きを読む

↑このページのトップヘ