ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:タロイモ

タロイモが小さいの1個だけ残ってたので、日曜の昼ご飯に中華風の蒸しものを作りました。

steamed pork & taro1

参考レシピは陳健民さんの「かぼちゃと豚肉の蒸しもの」。これが好きで、日本ではよく作ってたんですが、ギリシャの水っぽいかぼちゃでは作る気がしなくて御無沙汰していました。

トウバンジャンやテンメンジャンを切らしていたもので、手持ちの調味料を適当に配合することにしました。コチュジャン、味噌、醤油、砂糖、酒、みりんを合わせたものに、生姜微塵切りと葱の薄切り。薄く切った豚肉と、輪切りにしたタロイモを加え混ぜ、米粉をまぶします。

米粉は市販のものでも、自分で米を砕いたものでも...とのことですが、細かい粉よりも、少し粗めに挽いた方が美味しいと思います。米を空炒りしたもの、みかんの皮を乾燥させたもの、花椒をミルサーで挽くと薫り高く美味しいですし、あれば市販の五香粉をブレンドしても。

次に、調味料と米粉をまぶした肉とタロイモを重ねます。陳さんレシピではボウルに入れるとありましたが、蒸篭に入るようなサイズの容器がなかったので、元のタロイモの形になるように縦に重ねてみました。今回は肩肉を使った為、1時間半〜2時間ほどしっかり蒸したら出来上がり。香菜をたっぷりのせて食べると美味しいです。

steamed pork & taro2

取り分けたらこんな感じ。
本当は、もっと汁気があるはずなんですけど...ちょっと張り切って米粉を入れ過ぎたせいで、汁が無くなってしまいました^^;


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先週土曜の朝市で買った、タロイモ(※)を使って煮込みを作りました。

hirino me kolokasi
Κολοκάσι με χοιρινό

ギリシャ料理ではタロイモって使わないのですが、キプロスではよく食べられる野菜です。東地中海〜中東の国では、タロイモを食べるのはキプロスとエジプトだけだとか。何故この二つの国には定着したのか?食文化って面白いですね。(追記:ギリシャではイカリア島で食べられるそう。東南アジア原産のタロイモがいつどのように伝わってイカリア島に定着したのかは知りませんが、第二次世界大戦中は島中に生えているタロイモが貴重な食料となったとか)


kolokasi

これがタロイモ。写真は、2005年の丁度今頃に撮ったものです。あの時にレシピを載せようと思っていたのですが、料理写真を思いっきり失敗してしまってそのままになってました^^;
料理写真は今回のもいけてないんですが、もう諦めます(笑)洗濯物を干してる間に、ちょっと煮詰めすぎてしまいました。でも、ちょっと崩れかけくらいまでよく煮たタロイモは、ホクホク・トロトロで美味しいんですよ。豚肩肉&タロイモのまったりコンビは、寒い時期の晩ごはんにぴったりです。

そんなわけで、大好きな料理の一つなんですが...変わった食材が苦手な夫には不評です。もう彼にタロイモを食べさせるのは諦めて、別の料理にリメイクしてみました。

Χοιρινό σε πήλινο
hirino se pilinoスライスしたじゃがいもを、小量のオリーブオイルで焼きます(テフロンのフライパンで焼きましたが、耐熱容器で直接焼いても)。焼いたじゃがいもを耐熱容器に敷き、煮込んだ豚肉とソース少量をのせ、チーズ(今回は、ピザに使った残りのカセリ&パルミジャーノ)をトッピングしてオーブンへ。肉が温まり、チーズが溶けたら出来上がり。

結果は大好評!好きだけど登場回数の少なかった豚タロイモですが、次回からもこの手でいけそうです。


※タロイモはサトイモ科の植物で、見た目こそ違いますが里芋とほぼ同じように料理できます。日本ではもちろん里芋で代用可なので、タイトルは日本の皆さんに親しみやすいよう「豚と里芋の煮込み」にしました。

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