ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:バナナピーマン

冷蔵庫に、ちょっと皺の寄ったバナナピーマンを発見。
結構最近もらったのだけど、その時点でちょっと古かったのか……煮込みか何かで消費することにしましょう。

2018.05.10 spetzofai

今日は夫が早く出かける用事があるとのことで(もっと早く言ってくれ〜)、慌てて作って出来あがったのはこれ。ソーセージとピーマンの煮込み「スペツォファイ」です。
あとフライドポテト。長らく作ってなかったのだけど、子供たちが食べたがったのでたっぷり用意しました。


2018.05.10 spetzofai2

うちの場合、基本的に夫はソーセージを食べないのでスペツォファイは滅多に作らないのだけど、たまに気が向くとソーセージミートでやったりしています。
作り方は、ギリシャ風ソーセージを入手できない場合に……ということで昔ご紹介したこちら。

ソーセージもどきのスペツォファイ

今回は自家製唐辛子ペーストや刻みねぎも入れ、ソーセージ型に成型して焼き固めたのをスライスしてもう一度焼いています。

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自分が作りたいものだけ作っていられるといいのだけど、家族の好み、予算の都合や食材の在庫状況もあり、もちろんそういうわけにはいきません。

2017.06.21 meatballs1

ここ2週間ほどは、頂きものの赤いバナナピーマンがいっぱいありました。私も家族も赤いのはそれほど食べないので、大部分はとりあえずローストしてピューレ状に。これをソースに使ったり、ディップに入れたりと使いまわすことが多いです。小分け冷凍しておくと便利。

画像は先週の、ちょっと苦し紛れなメニュー。
ほんの少しのひき肉に、刻んだ焼きなす(なすは夫が食べないし、次女も生姜醤油でしか食べないのでカムフラージュ)や玉ねぎをいっぱい入れて嵩増ししたミートボールを作りました。家族はあまり肉々しいのよりも柔らかいミートボールが好きなので、こういう時に好都合(笑)


2017.06.21 meatballs2

ソースはトマトソースのように見えますが、にんにくを炒めて前述のバナナピーマンペーストを加えただけのものです。隠し味に、ちょっとビネガーを加えると味が引き締まりますよ。

見た目は定番ギリシャ料理のスジュカキァのようだけど、あまりスパイス気分ではなかったので、塩胡椒だけのシンプルな味付けで仕上げてみました。
画像のようにライスと一緒でも、パスタやマッシュポテトでもおいしいです。


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同じ食材の消費に追われることがよくあるのですが、ここのところはバナナピーマンがどんどこやってきます^^;

2014.06.27 keftedakia me piperies
Κεφτεδάκια με πιπεριές

その時によって、緑のだったり赤だったり。緑のものは素揚げかグリルしたのを塩、ワインビネガー、オリーブオイル、ニンニクで食べるのがギリシャ風の定番のひとつで家族のお気に入りでもあるのですが、熟して甘味の出たものはちょっと工夫しないと我が家では受けが悪いです。


2014.06.27 piperies

先月某日は、半分熟してオレンジっぽくなったバナナピーマンがいっぱいありました。とりあえずローストして皮を剥いてあったのだけど、そのままビネガーなどでは食べたくないというので冷凍ストックの牛挽き肉で作ったミートボールと煮ることに……。

肉系のものと一緒に煮込むのは、ギリシャ人が普通によく作るおそうざい。
ソーセージと煮たらスペチョファイ(スペジョファイ)というよく知られた料理になりますが、食べやすい大きさに切った塊肉やミートボールと合わせるのもありで、家族も私もスペチョファイよりこちらの方が好きです。

バナナピーマンについて。ギリシャではよく食べられるピーマンのひとつで、緑色のものはピペリエス・ケラト(ツノピーマン)、赤いのはピペリエス・フロリニス(フロリナピーマン。ケラトとは少し種類が違うようですが)と呼ばれます。最近は日本でもバナナピーマン(バナナ唐辛子)が徐々に知名度を上げつつあるようですが、まだ入手できるところが限られるようなので、パプリカで作っても大丈夫です。

レシピはローストしたバナナピーマン(またはパプリカ)を使う場合と生のまま使う場合の両方で書いていますので、ぜひお試しください♪

2014.03.16 keftedakia me piperies

ローストしてないバナナピーマンで作る場合、ちょっと皮が気になるかもしれませんが、こちらも美味しいです。


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肉の中では、豚肉がかなり好きです。
ここのところはずっと頂き物の牛肉ばかり料理してて、自分ではそれほど食べてなかったのだけど、山盛りのバナナピーマンを見ていたら久々に豚肉の煮込みを作りたくなりました。

2013.11.29 hirino me piperies kerato
Χοιρινό με πιπεριές κέρατο

私が考えて(と言うほどでもないシンプルさですが)適当に作ったのだけど、「ギリシャ人でもこういうの適当に作るでしょ」というような料理。
あえてトマト系は入れずに、塩味でいきます。

作り方はメモってないので今思い出して書きますが、こんな感じ↓です。

‘敍は肩肉とか煮込みに適したものを。食べやすい大きさに切り、塩胡椒を揉みこむ。ここで時間があれば数時間〜1日ぐらい冷蔵庫で寝かせる。

▲侫薀ぅ僖鵑鯒し、オリーブオイル少しで豚肉を焼きつける。玉ねぎも加え軽く炒め、白ワインがあればジャッと入れる。なければ水でOK。

ひたひたぐらいに水を加え、肉が少し柔らかくなるまで煮る。

ぅ好薀ぅ垢靴織丱淵淵圈璽泪鵑鬚燭辰廚蟆辰─△気蕕房儿む。肉とピーマンがとても柔らかくなったら出来上がり。塩胡椒で味をととのえ、水溶きコーンスターチか小麦粉で軽くとろみをつける。


たったこれだけなのですが、とても美味しい煮込みになりますよ♪
ちょこちょこっと赤っぽいものが入ってるように見えますが、これは熟しかけたバナナピーマンが1〜2本混ざってたからです。

普通のピーマンやパプリカではなく、バナナピーマンというのが結構味のポイントかと。
バナナピーマンはギリシャ語でピペリエス・ケラト(ツノピーマン)と呼ばれ、こちらではよく食べられるものです。レストランのメニューだと、素揚げして塩と刻みニンニクとワインビネガーをかけたのをよく見かけます。
日本でも最近は入手しやすくなったようなので、このレシピもぜひお試し下さい。


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前にブログ仲間のサスピさんブルガリア風の細長ピーマンの白チーズ詰めを載せてらしたのですが、ギリシャにもほぼ同じ料理があります。

2013.01.16 piperies gemistes me feta
Πιπεριές γεμιστές με φέτα και πατάτες στο φούρνο

ギリシャ語でピペリエス・ケラト(角ピーマン)と呼ばれるバナナピーマンにフェタを詰めて焼いた料理は、私がよく料理を参考にさせてもらってるコミッサ叔母さん(夫の叔母)のレパートリーにもある一品。
一般的にはメゼ(前菜やおつまみ)のカテゴリなんでしょうけど、私はポテトも一緒に焼いてメインとして出しています。

ちなみにこの料理を載せるにあたって一応ググってみたんですが、フィリングのバリエーションはあれどポテトと一緒に焼くのは見かけませんでした。

でも、フェタチーズの味が溶け出した焼き汁を吸ったポテトはかなりおすすめ♪
苦手でなければ是非ポテト入りで作ってみて下さい^^


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