パン

2017年12月25日

ギリシャのクリスマスブレッドと、白花豆グラッセひとくち餅

日本はクリスマスもすでに終わった感があるかと思いますが、こちらは今日が本番。なんだかんだでお菓子もひと通り用意したし、あとは簡単な肉料理など作る予定です。

2017.12.24 christopsomo
Χριστόψωμο

いつもは作らないギリシャのクリスマスブレッドも焼いたし、結局は例年より張り切ってるみたいになってしまいましたが、まったくそんなことはありません。

ギリシャでクリスマスの日に食べる、「フリストプソモ(クリストプソモ)」と呼ばれるパン。キリストのパンという意味です。
これってどれぐらい一般的なのかわかりませんが、夫はこれが何かを知らなかったぐらい……いくら彼の実家で食べる習慣がなかったとは言え、ギリシャ人ならみんな知ってると思ってたのですが。新年に食べる、コインの入ったケーキまたは菓子パン「ヴァシロピタ」はあちこちで売られているのだけど、フリストプソモはお店で見ない気がします(クリスマスにパン屋さんへ行ったことがないのでよく知りませんが)。


2017.12.23 christopsomo

フリストプソモは普通の食事パンに近いシンプルな生地でも作られますが、甘い香りのスパイス、バターまたはオリーブオイル、オレンジ、ドライフルーツなどを入れた菓子パンにすることが多いです。今回私が作ったのは、以前レシピを載せたオレンジとチョコチップのチュレキとほぼ同じ生地で、風味付けにマスティハとカルダモンをすり潰して加えてあります。
ナッツやドライフルーツのたっぷり入ったのが食べたかったので、数年もののメタクサ漬けレーズン(干しいちじくも入れるつもりが忘れてた……)、くるみ、アーモンド、そして、ギリシャの伝統からは外れますが白花豆のグラッセを入れてあります。


2017.12.24 christopsomo1

飾りのモチーフは定番かつ簡単な十字の模様で。生地にいろいろ入ってるとモチーフが作りにくいので、ナッツなど練り込む前の生地を飾り用に適量とっておきます。あと、本当は殻つきのくるみを飾りに使いたかったのだけど、わざわざ買いに行くほどでもないかな〜と、剥いたやつにしました。若干焦げてます(笑)


2017.12.24 christopsomo2

切るとこんな感じ。真ん中あたりに写ってる白っぽいのが白花豆のグラッセです。ギリシャで白花豆はギガンデスと呼ばれ、トマト味で煮たりしたのがよく食べられますが、お菓子に使うと言うと結構びっくりされます。ギリシャでは野菜をシロップ煮にしたお菓子もあるぐらいだし、豆も口に合うと思うんですけどね。味的には栗のようでもありますし、豆入りだとなんとなく縁起がいいような気がしませんか?
ちなみにギリシャに甘い豆が全くないわけでもなく、聖バルバラのお菓子(ノアの箱舟にちなんだトルコのお菓子アシュレと同じですが、ギリシャでは12月4日聖バルバラの日に食べます)には麦やドライフルーツ、ナッツと一緒に豆も入れたりします。


2017.12.24 christmas cookies

メロマカロナクラビエデスも、毎年作ってると休むわけにはいかず……。ミニサイズで、クラビエデスとチョコがけメロマカロナはナッツ嫌いな次女のためにナッツ抜きのも作りました。


2017.12.20 gigantes glace

かなり適当な、ギガンデスのグラッセ。甘納豆のつもりで作り始めたのだけど、途中で気が変わってパンに入れたりしようと思いついたので。


2017.12.20 gigantes mochi

これも思いつきで作ったもの。求肥で包んで、ひとくちサイズのお餅にしました。やっぱり日本人なので、和風のお菓子があるとお茶の時間が幸せです。


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sevam_a at 20:09コメント(7)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年04月16日

今年のイースターは……

チュレキ、おかわり♪

2017.04.15 tsoureki

イースターの朝ごはん3点セット(チュレキクルラキァ、イースターエッグ)で、すでにお腹の辺りがもったりしてきました^^;

復活祭の日曜日。普段は私に次いで早起きな次女も、今日はまだ起きてこない……。
世間ではそろそろラムを焼いたり、ごちそうの準備をしてる頃でしょうか。
一応食材は買ってあるのだけど、外食の可能性もあると言っていたしどうしようかな?
結局家で食べるということになって、あとでバタバタしそうな予感がしますが、とりあえずは静かな朝を満喫中です。


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昨夜のイースターエッグ。

2017.04.16 easter eggs

「動画撮って」次女にタブレットを渡され、撮影しているうちに9個が割られていたんですが、勝者が誰だったのかいまいちわからず(多分長女)。ひとり何個もやるもんじゃないのでは?ん〜、まあいいか……私はプレイしてないけど。


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sevam_a at 16:20コメント(12)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年04月15日

オレンジとマスティハ香る、アーモンドフィリング入りチュレキ

イースター休暇、疲れ溜まりまくりです
特に何もしてないつもりなのに、なぜか午後のお茶休憩の時間も無いという。子供たちが家にいると、いろいろ注文が多いんですよね。

2017.04.14 tsoureki with almond filling
Τσουρέκι με γέμιση αμυγδάλου

今年は特別な料理を作らない代わりに、チュレキはいつもより余分に作りました。本来こういうのは聖木曜日に用意するのだけど、うちの場合、絶対みんな我慢してくれないので^^;
それならと、フライング用に我が家の伝統チュレキ(※)とは別のを作ってみました。


2017.04.14 tsoureki with almond filling1

アーモンドを挽いて砂糖やオレンジを加えた、マジパンをゆるくしたようなフィリング入りです。生地にはマスティハを加えました。マスティハは日本では一般的でない材料ですが、入れればとてもギリシャらしい風味に。なくてもおいしい変わりチュレキです。

イースターのベーキング第一弾は、このチュレキとクルラキァ・パスハリナ(イースタービスケット)。クルラキァは日本向けにベーキングパウダー入りのレシピでご紹介してますが、やはりアンモニアを入れて作るのが好みです。今回、次女がとても上手に成形してくれました。
クルラキァはオーブンから出した瞬間に子供たちが食べはじめ、チュレキも撮影したあと一瞬にして3/4ぐらいが消えてしまいました。フライング用作っておいてよかった……今日は追加でいつものを2個仕込んだところです。

それでは皆さん、カロ・パスハ&カリ・アナスタシ!


※ギリシャの伝統的なチュレキは、生地にマスティハやマフレピ(野生チェリーの仁)などで風味をつけた、ほんのり甘い菓子パン。復活祭用には赤く染めた卵を埋め込んで飾ったりするのが定番です。最近は変わりチュレキも人気で、チョコレートでコーティングされたものなどよく見かけます。


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sevam_a at 18:57コメント(5)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年06月15日

キティラ島のオリーブオイルラスク

最近のギリシャは、たまに天気が崩れつつも、徐々に暑く夏らしくなってきています。日本と結構天気がシンクロしてるんですよ。

2016.06.12 olive oil rusk1
Λαδοπαξίμαδα Κυθήρων

簡単なメニューで済ませたいこの時期、ストックしておくと便利なのが、ギリシャでとてもポピュラーな甘くないラスク(パクシマディア)。おつまみや軽食によく食べられるもので、地方によってさまざまなバリエーションがあります。

中でも有名なパクシマディアのひとつに、キトリノ・アレヴリ(黄色い小麦粉)を使った、キティラ島のオリーブオイルラスク(パクシマディア・キスィロン、ラドパクシマダ・キスィロン)があります。
ギリシャのラスクは歯が立たないほど硬いものも多いのですが、これはサクサクと軽い食感なので子供も大好き。粉とオリーブオイルの風味豊かです。

実はこのレシピ、もう2年ほども前に書いて写真も撮っていたんです。それがいろいろあって掲載が今頃に……(汗)写真は新たに撮り直しました。分量や作り方もいろいろ変えてみたりしたのだけど、これで一応おいしく&簡単にできるはず。

いつも作っている分量でレシピを書いたのですが、半量で作ってもいいので気軽にお試しくださいね。


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sevam_a at 18:19コメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年12月18日

ロドス島風?オイルピタ

ずーーーっと気になっていたものを作ってみました。
10年越しです!

2015.12.01 oil pita3

何の変哲もない(具が控えめだけど……)スブラキ・ピタっぽいものですが、いつもとちょっと違うんですよ。


2015.12.01 oil pita1

違う部分は、こちら。
ロドス島でずっと昔に「ロドス風ピタ(ロディティキ・ピタ)」というものを食べたことがあって、それ以来気になりつつも縁がなかったのですが、この夏、バカンス先のホテルのスブラキレストランで再会。忘れないうちに、自分でも作ってみようと思ってたのです。

と言いつつ、かなり時間が経ってるので記憶が薄れてますが。ロドス風のオイルピタというのは、どうやらロドス島のピタメーカーが考えたものらしく、一般的なスブラキ用ピタより薄くのばした生地を揚げて作るそう。


2015.12.01 oil pita2

当然ながら本家は秘伝のレシピなので……私の自己流ピタの生地を揚げてみました。

ギリシャ風・ふんわりピタパン

上記リンクのレシピの手順で、生地を発酵させるところまで同じです。
普通のピタより薄くのばすので、8〜10分割に。8分割で作って大きめの天ぷら鍋いっぱいいっぱいだったので、10分割が揚げやすいと思います。
硬くならない程度に揚げ、笊に立てかけて油を切ってできあがり。食べる前にフライパンで軽く焼いて温めます。


2005.09.22 rhodian pita

ちなみにこちらが2005年に初めて食べたロドス島風ピタ。そもそもイースト生地ではなかったかも?というような食感だった気もするし、端っこのギザギザ感は、生地自体に含まれる油脂が多くて割れてるようにも見えます。
なので油っぽい生地を焼いて作っていると思ったのですが、その後、同じお店に再訪した時はメニューから消えていたので確認できず。


2015.08 pita

今年の夏にホテルのレストランで食べたのとも、また少し様子が違っていますね(写真奥)。手前に写ってるのは夫が頼んだもので私は食べてないんですが、こちらは見た目が違うので普通のピタだったかもしれません。


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sevam_a at 17:00コメント(4)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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