ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

タグ:パン

いよいよクリスマスまで一週間を切りました。予定は未定で何もそれらしい準備はしてないのですが、いつもブログを見てくださってる読者の皆さまへレシピのプレゼントを置いておきます。

2023.06.26 kritsinia
作って撮影とレシピ作成したのは、実は夏休み初めの6月下旬。子供の「お腹すいた」攻撃を避けるためのスナックを大量生産してたんですが(あるだけ食べるので作戦は成功とは言えませんでした……)、こういうのがあるとホリデーシーズンにも重宝しますよね。

イタリアのグリッシーニに似たブレッドスティックはギリシャでとてもポピュラーで、ごまや他のシード類をまぶしたものや生地にフレーバーを練りこんだものを多く見かけます。

今回ご紹介するハーブとチーズ入りのクリチーニャ2種類は、そのまま食べてもおいしく、また、シャルキュトリーやチーズなど盛り合わせたおつまみプレートにもぴったり。チーズを入れずハーブだけで作ってもいいですよ。日持ちするので、クリスマスから年末年始のおもてなしやおうち時間にぜひ活用してください。

2023.06.26 kritsinia3

写真手前はディル&フェタチーズ、奥はフェンネルの葉っぱとチーズを抜いてシードのみで作ったものです。

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今年は夏がとても暑かったせいもありモチベーションが低下してたのですが、秋(まだ少し暑いけど)になってもやる気が戻ってきません。


2023.08.11
8月のベーキングは、毎週恒例のピッツァを除いてはこれ一回作ったきりだったような?偏食さんに食べさせるものに困ったら、とりあえずパンやパイ系のものを作って置いておくといういつもの作戦なのですが、多めに作ったら多めに食べられるので結局すぐなくなってしまうんですよね。困ったもんだ…

「ギリシャのごはん」レシピ本掲載のクルリ(ごままぶしリングパン)は、アレンジしてギリシャ風のブレッドスティックも作れますよ〜というのは以前も書きましたね。完全に水分が飛ぶまで乾燥焼きしておくと日持ちするのでレシピの倍量またはそれ以上で作るのが私的には理想なのですが、この時は1.5倍量の気力でした。


2023.08.11b
ブレッドスティック(クリチーニァ)は、短く切ったヴァージョンなのでクリチナキァ。市販のより太っちょでコロコロな仕上がりになってしまいました。


2023.08.11a

成形の仕方にもよるけど、これだけの量だとこちらの大きなオーブンの天板2枚分なので、小さなオーブンだとなかなか大変。それでも作ってくださったという報告を結構いただくのでありがたいです。
O型にすると一度に焼ける数が比較的多くなるので、ぜひお試しください。


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この間のイェミスタと、同時に作っていたのがラデニアという平たいパンでした。

2023.08.06 ladenia1
そもそもは次女にラデニアをリクエストされていたので、オーブンを使うなら……とついでにイェミスタを作ったのでした。


2023.08.06 ladenia2
とても地中海らしい“トマトとオリーブオイルとパン”の組み合わせはギリシャでも数多く見られますが、私の著書で紹介しているラデニアというパンはキモロス島の郷土料理です。ピッツァのように薄くのばしたパン生地に、トマトとオリーブオイル。程よい塩加減に玉ねぎとオレガノが味の引き立て役で、バリエーションとしてオリーブやケイパーなどのせても。チーズは加えないシンプルなおいしさをぜひ味わってみてください。

バカンスシーズンのピークでもある生神女就寝祭を前に動物性食品の断食をしている方には、“夏のニスティシマ料理”としてもおすすめです。


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先週の写真ですが、久しぶりにベーキングモード。

2023.03.16 breads
家族の軽食用にビスケット類を作り置きしたいとずっと思いつつ、どうもやる気が起きずグダグダしていました。

日曜はいつも大量にピッツァを焼くし、それ以外も毎日のように粉を捏ねてあれこれ作ってるので、ビスケット類まで作る余裕がなかなかないんですよね。
私の場合お菓子は他のものに比べ面倒に感じるので、もうちょっとやる気が戻ってきたら作ることにして、とりあえずはパン系のものを。食べたいとリクエストされていたクリチーニャ(ブレッドスティック)を焼きました。

クリチーニャ(単数だとクリチーニ)はギリシャ版のグリッシーニのこと。いろんな種類がありますが、ベーシックなごままぶしタイプはやはり安定のおいしさで、サクサク軽い生地にたっぷりのごまがとても香ばしいです。

うちでいつも作ってるごまクリチーニャのレシピはクルリ(ごまをたっぷりまぶしたリング型のパン)と同じで、拙著「ギリシャのごはん うちで楽しむ、とっておきレシピ74 増補新装版」(イカロス出版)に掲載しているクルリの成形と焼き方を少し変えるだけで作れます。


2023.03.16 breads1
本には載せそびれましたが(すみません...)、生地を細長いスティック状にのばし、普通に焼いてからオーブンの温度を100℃くらいに下げて乾燥させるとクリチーニャのできあがり。ちなみに今回はレシピの分量1.5倍で作って、クルリ4つと残りはクリチーニャにしました。

こうしておくと保存もきくので、クルリを食べたいけど一度にそんなにいっぱいいらない......という場合にもおすすめ。拙著をお持ちの方はぜひお試しください。


【関連書籍】

※Amazonのリンクです



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年末に仕込んで、丸ごと漬けてあったキャベツのその後。
ロールキャベツに使った残りはパイにしました。

2023.01.19a

オーブンついでに、次女が食べたがっていたラデニアも作りました。


※画像はAmazonリンクです

「ギリシャのごはん」レシピ本の郷土料理の章に掲載している、トマトと玉ねぎとオリーブオイルの平焼きパンです。

2023.01.19c
ピッツァやフォカッチャの仲間みたいな感じですが、チーズなしのシンプルな味わい。


2023.01.19b
いつもパイは主に夫と次女に食べさせてるのだけど、この発酵キャベツのパイは私もいっぱい食べてしまうお気に入りのひとつです。


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