モダンギリシャ料理

2019年08月17日

チキンとあんずのクリームソース煮

昔はあんずの時期ってもっと短かったと思うんですが、気のせいでしょうか?

2019.08.11 chicken with apricot
Κοτόπουλο με βερίκοκα

シミ島のヨルゴスのタベルナで昔食べたターキーとドライフルーツのクリームソース煮をふと思い出し、チキンとフレッシュなあんずで似たものを作ってみました。

料理の画像を探して、あれはいつだったかな……と過去記事を辿ってみたら、思ってたよりかなり前のことでした。



2006年の記事です。

シミ島にこういう料理があるというわけではなく、シェフが思いつきで作ってみた日替わり料理だそう。家庭料理でもありそうな感じですね。クリーム系のソースは、ギリシャのお母さんやおばあちゃんの料理っぽくエバミルクを使ってみました。

ギリシャではなぜかエバミルクがポピュラーなんですが、コーヒーに入れたりするほか、料理やお菓子にもよく使います(生クリーム感覚?)。何にでもエバミルクってほどでもないけど、安くてお手軽なので使い方によってはなかなかいいですよ。




あんずはフレッシュなものを使うと酸味がアクセントになり、ドライだと甘く仕上がります。どちらでもお好みでどうぞ。いずれもピラフを添えて食べるのがおすすめです


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
人気blogランキングへ

続きを読む

sevam_a at 19:55コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年07月25日

スマダとあんずのアイスクリーム

フルーツ好きには天国のような、夏のギリシャ。初夏から出回るあんずも、さまざまな種類のを見かけます。

2019.07.21 soumada & apricot ice cream
Παγωτό σουμάδα με βερύκοκο

あんずに関しては、そのまま食べておいしいもの、生だといまいちなものがあって見極めがちょっと難しかったりもします。同じ時に買ったものでも個体差があったり。でも、そういうあんずでもジャムやお菓子に加工すると香りや酸味が立って間違いなくおいしいですよね。

杏干し(梅干もどき)用に買った小さめのあんずの、少し傷があったりするものを適当なジャムにしておいたのですが、タルトにするには量が少ないしどうしようかな……と放置していたらこのアイスクリームを思いつきました。

まずは、スマダと呼ばれるアーモンドシロップについて書いた過去記事をご覧ください。



ビターアーモンドが手に入らないのであんずの仁(杏仁)を入れて作ったのですが、それをパンナコッタやアイスクリームに使ってもとてもおいしかったのです。スマダアイスクリームをさらにアレンジして、あんず入りっていいのでは?と作ってみたのがこちら。「親子アイス」的なコンセプトです(笑)


2019.07.20 soumada

今回使ったのは、ニシロス島のスマダ。スマダは他の地方でも作られさまざまなバリエーションがありますが、ニシロス島のはビターアーモンドと砂糖で作られる薫り高い飲み物です。



ニシロス島、いいところですよ

ちなみに、ニシロス島でもスマダアイスが売っていたので食べてみたのですが、ニシロス在住のyetiherderさんによると数年前から見るようになったとのこと。大きな声では言えませんが、自家製の方がおいしかったです

私のスマダアイスクリームはスマダの味を生かし卵不使用であっさり目に仕上げてみました。レシピを書いてみたので、材料が手に入ったらぜひお試し下さい!

ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
人気blogランキングへ


続きを読む

sevam_a at 19:47コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年04月12日

ほくほくポテトとフェタチーズのマフィン

このブログでは同じようなテーマの記事が続くということがよくあるんですけど、その時に私が食べたい味の系統だったり、ただ単に食材の都合によります。

2019.04.12 muffins
Αλμυρά muffins με πατάτα και φέτα

というわけで、前回に続きまたポテトとチーズ。ほくほくのじゃがいもが入ったマフィンを食べたくなったので、丁度ひと切れ残ってたフェタチーズや刻んで冷凍してあったディルをあわせて適当に作ってみました。

参考までにレシピを書いておきますね。材料のリストがちょっと長く見えますが、オーブンを予熱している間に生地を作れる程度の簡単さです。

フェタチーズ、ディル、オリーブオイル、ギリシャヨーグルト……と、ギリシャ料理の定番メンバーを集めたマフィン。油の量も控えめなのであまり罪悪感なく食べられ、もちろんお味の方もバッチリです。フェタチーズが苦手だったり入手しにくい場合は他のチーズで作ってもいいと思います。

________________________________________

レシピの前に、ちょっとお知らせです。
どなたかが推薦して下さったらしく、ヱスビー食品の新企画「レッチャ!」にギリシャ料理レシピで応募したところ、「オレンジ風味のポークスティファド」をノミネートレシピとして選んでいただきました。
5月10日までツイッターで応援キャンペーンをやっていますので、よろしければギリシャ料理の知名度アップにご協力お願いします


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
人気blogランキングへ

続きを読む

sevam_a at 17:42コメント(6)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年04月02日

「ギリシャ七味」で、チキンスブラキとトマトヌードルスープ

日本のミックススパイス、七味唐辛子。それのギリシャ版を作ってみたら面白そう……と、もう何年も前から思っていました。

2019.03.27 souvlaki
Κοτόπουλο σουβλάκι με "Ελληνικό shichimi togarashi"

スパイスやハーブなどを混ぜるだけなので簡単なものではあるんですが、さあやろう!ってなかなかならないのが私の悪い癖です(ここ2年ぐらいは心を入れ替え、ちょっと頑張ってるつもり……)。あと、数多くある材料からどれを選ぶかで結構迷うんですよね。本家日本の七味唐辛子も、作り手によって材料や配合が少しずつ違ってきますし。


2019.03.27 shichimi1

日本の七味と同じく赤唐辛子を軸に、とりあえず作ってみたのがこちらです。


2019.03.27 shichimi

一番奥の黒いのから時計回りに:ニゲラ、ごま、マスティハ、オレガノ、赤唐辛子、クミン、レモンの皮、ガーリックパウダー(真ん中にポチッとあるの)。

唐辛子は、ブコボと呼ばれる粗い赤唐辛子フレークをふるって細かい部分を使用。その他の材料も、日本の七味唐辛子の材料に照らし合わせて似た系統の風味や役割を持つものを考えて選んでみました。最初はきちっと7種類で作ろうと思いつつ8種類の材料を使ってますが、ガーリックは気持ち程度(抜いてもいいです)、もしくはニゲラとごま合わせてひとつにカウントという若干のチートが入っています。配合は適当でいいですが、クミンやガーリックといった強い香りのものは少なく、レモンやオレガノなどさわやかな香りの材料を多めに入れるとバランスがよくなる気がします。

もちろんこれは一例で、たとえばレモンの代わりに他のかんきつ類(オレンジ、マンダリン、ベルガモットなど)、オレガノの代わりに他のハーブ(タイム、セイボリー、ディルなど)という風に置き換えていくといろんなバリエーションを楽しむことができます。


2019.03.27 souvlaki1

さて、試食タイム。ギリシャ人が大好きなスブラキです。
一般的にスブラキというと、豚肉もしくは鶏肉を竹串に刺してシンプルな味付けで焼き上げたもの。今回は骨付き鶏もも肉を捌いて、皮付き肉のチキンスブラキにしました。敢えて下味をつけてマリネせず、焼く時に塩胡椒。焼き上がり一歩手前でレモン汁とマスタードをあわせたものをさっと塗って香ばしく焼き上げました。そして、仕上げにたっぷりのギリシャ七味!シンプルながらそれぞれの材料が個性を発揮していて、期待通りのおいしさに満足です。


2019.04.01 soup

もう一品、ブイヨンの類を使わない超シンプルなトマト味のヌードルスープにふりかけてみました。汁麺的なものに七味、ギリシャ版にしてもやっぱりおいしいですね。チキンスープやトラハナスープなどにもギリシャ七味が我が家の定番になりそうです。

****************************************************

誤解があるといけないので、もう一度書いておきます!
ギリシャ料理に七味唐辛子はなく、今回ご紹介した「ギリシャ七味」は私が考えたモダンギリシャ料理 / フュージョン要素の入ったものです。

ところで、ツイッターで繋がっているベルギー在住のMiwa Biereさん(海外で作る和食をいろいろ紹介されてる方です)もベルギー版の七味唐辛子を考えておられるそう。自家製好きな人の考えることって似てて面白い♪いろんな国のイメージで七味唐辛子を作ったら楽しそうですね。


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
人気blogランキングへ


sevam_a at 15:19コメント(8)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年01月31日

豚肉の「山賊風」腸詰め

これも、一度やってみようと考えつつ10年以上経っていた料理。とあるレストランで出していたクレフティコがちょっと変わっていて、面白いなと思ったのです。

2019.01.29 kleftiko
Κλέφτικο...αλλιώς

まず、クレフティコって何?という話からですが、ギリシャ料理好きな方なら「この画像とクレフティコに何の関連が?」と思ったかもしれません。クレフティコは割とよく知られるギリシャ料理のひとつで、一般的にはラムやポークなどで作られる紙包み焼きのこと。オスマン帝国時代のギリシャで、山賊(クレフテス)が盗んできた羊や山羊を見つからないよう穴に埋めて焼いたのがはじまりと言われています。また、エクソヒコ(田舎風の、という意味)やギュルバシとも呼ばれます。

基本的な作り方は、肉と野菜、チーズなどを紙で包み、オーブンで焼き上げるというもので、紙ではなくアルミホイルや蓋付きの容器に入れて焼いたもの、フィロ生地を使ってパイ包みにしたものなどバリエーションも。これらはよく見かけるものですが、腸詰めのはテサロニキ郊外の村にあったクリマタリアというレストランでしか食べたことがなく、味まではもう覚えていないのですがとても印象に残っていました。


2019.01.29 kleftiko1b

去年の終わりごろにモツ料理をしててふと思い出し、なんとなく似た形状のを作ってみたいな〜と、腸を少し塩漬けにしておいたのです。


2019.01.29 kleftiko2

小さく切った豚肉(ある程度脂のあるもの)に塩胡椒をもみ込み、1日2日置いておいたものがメイン。にんにく、ブコボ(赤唐辛子フレーク)、発酵唐辛子、オレガノ、リーク、フェタチーズ(グラヴィエラの方がいいと思いますが)と混ぜ、塩抜きした腸に詰めました。大腸を使ったので、特別な道具などは必要なく、まんべんなく材料が行き渡るように手で詰めていくだけ。きつくならないよう詰め、形をととのえ両端を縛ります。破裂しないよう穴を数箇所あけて、オーブンへ。


2019.01.29 kleftiko3

思ってたんですが、このクレフティコは隠れてないですよね。めっちゃ匂いしてるし。ガストラとか蓋つきの容器で焼けばいいのか。ちなみにそのレストラン経営者のお父さんの作り方では、毛がついたままの皮(だったかな?)に詰め、オリジナルのクレフティコ風に穴に埋めて焼いてたのだそうです。


2019.01.29 kleftiko4

家族の食事を作ったりしてたら、ちょっと焼きすぎました(笑)暗くなってきて焦ったので焼き上がりすぐの写真も撮り忘れたんですが、いい具合に焼き縮み、脂もずいぶん出てて昔食べたのを思い出させる形状になっていました。


2019.01.29 kleftiko5

やっぱり家族は腸にちょっとひいてしまったので、この味を分かち合う人はいなかったのですが、おいしかったですよ。ハーブやスパイス、チーズの深い味わい、そしてどっしりとヘビー。イースターの料理の一品としてもよさそうです。


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
人気blogランキングへ


sevam_a at 18:13コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加
Profile

salahi


ギリシャごはんに誘われてアテネへ (旅のヒントBOOK)

****************

無断転載・レシピや写真の無断使用は固くお断わりします。

今まで載せたレシピは、こちらからどうぞ。
ギリシャ料理レシピ1(前菜・サラダ・スープ)
ギリシャ料理レシピ2(その他のレシピ)
ギリシャ料理以外のレシピ
レシピについて(こちらも是非お読み下さい)

・レシピのリンク一括表示はレシピ一覧カテゴリから。

※レシピインデックスは更新した時に上げますので、それ以降にアップしたものに関してはレシピカテゴリを参照して下さい。

※お探しのレシピがインデックス中に見当たらない場合、下のブログ内検索にキーワードを入れて探してみて下さい。

****************
PR

クレタ ラチマス エクストラ バージン オリーブ オイル ギリシャ産 1000ml (1本セット)
普段使いにぴったりのギリシャ クレタ島産オリーブオイル


U'Bay イタリアン シェフ チーズ おろし器 グレーター 四面 24 卸器
ギリシャのキッチンの必需品!



キリン 世界のKitchenから 冴えるハーブと緑茶
ギリシャのお母さんのハーブ使いにヒントを得たドリンク


****************

****************

mixi
ギリシャ料理コミュニティ

iza専門家ブログ
「はじめまして!ギリシャごはん」


GREEK MEMORY(エーゲ海のギリシャウェディングとフォトウェディング専門店)

ORIGAMILAND GREECE

Search
Archives
Recent Comments
  • ライブドアブログ