保存食

2014年03月09日

オイル漬け2種(アーティチョークとムスカリ球根)

前回の記事でアーティチョークのパイをご紹介しましたが、8個あるアーティチョークの半分はオイル漬けにしてしまいました。
保存が効くし、作っておくと便利です♪

2014.03.05 artichoke & muscari

アーティチョークのオイル漬けはギリシャでもよく作られる保存食で、とくに小さな野生アーティチョークで作ったものは美味しいです。
レシピはこの本↓を参考に。蜂蜜を使うことによるマイルドな味わいが気に入っています。



イタリア料理の本ですが、作り方はギリシャ式のとだいたい同じでビネガー液で煮てからオイルに漬ける方法。ただ、この手の保存食をギリシャのレシピ本など見ていると、明らかに酸っぱそうなものも多いのですよ……薄めてない酢だけで漬けるとか(汗)


後ろの瓶に入ってるのは、ムスカリの球根です。
ギリシャでは春先になると市場に並ぶ、ムスカリ球根。これは園芸用ではなく食用で、水にさらしたり何度も茹でこぼしたりして苦味を抜いてからピクルスにします。
毎年作り方を変えたりしていろいろ試しているのですが、今年はオイル漬けにしてみました。

2014.02.21 muscari

ムスカリの球根は国産も売ってますが、イタリアや北アフリカ産の輸入品もよく見かけます。イタリアでは一部地方で食用にすると聞きましたが、北アフリカでも食べるのでしょうか……?国産は、コリンスィア辺りで採れるようです。

球根には結構泥が付いているし、切ると少し粘るので下処理がなかなか大変。ちょっと奮発して国産のを買うのですが、小粒のが多く処理に手間取り軽く後悔します^^;
苦味は小粒の方が強いので、大粒が多い輸入品の方が扱いが簡単な気がします。

いつもの通り3回ほど水を換えて茹で、しっかり水気を切った後に塩漬け→酢漬けにします。一日酢漬けにした後、ザルにあけて汁気を切り、オリーブオイルに漬けて完成です。


2014.03.03 kathari deftera

2月半ばに漬けたムスカリ球根は、3月3日(移動祝日)の聖灰月曜日の食卓にも。
本格的に復活祭前の断食期間が始まるこの日は精進料理を食べるのがならわしで、特に宗教を気にしない我が家も一応気分だけ。ギリシャ正教の節食ルールで許可されているシーフードは家族が食べないので、例年どおり豆スープがメインの粗食です。

でも、このシンプルさがたまにはいいのですよね〜。この時期の精進メニューではムスカリ球根含めピクルス類も定番なのですが、ちょっとほろ苦いムスカリの味は春らしくてとても好きです。


2014.03.08 meze

ワインのお供のおつまみプレートにも、オイル漬けが大活躍♪
これにはムスカリとアーティチョークのほかにマッシュルームのオイル漬けも参加していますが、どれもワインが進む!
写真のアングルでムスカリと皺オリーブ推しとなっていますが、この2つを一緒に口に入れとなんとも絶妙なんですよ(私的に)。最近かなりはまっている組み合わせです。

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sevam_a at 20:43コメント(5)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年04月05日

大量のレモンでいろいろ

この時にいっぱい貰ったレモンですが、実はその後また同じくらいの量を義母からも貰って大変なことになってます^^;

2013.04.03 lemon marmalade

甘いものはいいか……と思ってたけど、マーマレードも作りましたよ。写真は2瓶ですが、3瓶できました。
レシピはこちらを参考に。理想の硬さに仕上がりました!

あとレモンケーキも作ったんですが、ピールなども作っておくべきか……しかし砂糖の量を見ると腰が引けてしまうんですよね(汗)


2013.03.29 lemon

これは最初のレモンで作ったものたち。
レモン果汁のボトル詰め、レモネードの素(レモン果汁に砂糖と蜂蜜混ぜただけ)、塩ポン酢(オレンジも少し入れました)、レモン胡椒、生レモンソルト(今命名w)。

その後、レモネードの素は追加で3ボトルほどまた作りました。加熱してないんだけど、まあそうすぐには腐らんだろう……。


2013.04.02 lemons

マーマレード作る前に張り切っていっぱいレモン洗ったよ!の図ですが、今回作った量では半分しかなくなりませんでした。家にあった砂糖は使い切ったけど。
冷蔵庫にもまだ結構な量のレモンが待機してます。


2013.04.02 cut lemons

大きくて丸いやつ、グレープフルーツみたい^^;



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sevam_a at 13:34コメント(14)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年04月12日

葉ニンニクのピクルス / 葉ニンニクペスト

春先、2月ぐらいからでしょうか?市場に葉ニンニクが出回るのが毎年楽しみです。

2012.04.03 skordamia1
Σκορδαμιά / Σκόρδο τουρσί

こちらではニラが売ってないので(最近では怪しい中華街とかで売ってるのかもしれませんが)代用品として重宝してるのですが、ギリシャの郷土料理で葉ニンニクのピクルスというのがずっと気になっていました。

ペロポネソス半島アルカディア地方でよく作られるもので、かなり昔のこの記事で触れてますが、手持ちのレシピではすごく酸っぱそう!その後実際に一度作ってみたような気がするのですが、やはり酸っぱかったです^^;
でも、何故かずーっと気になっていたそのピクルス……。
ラッキーなことに、ここ数年は夫がスキー復帰したおかげでメナロ山でのスキー帰りに出会うことができました。

カンディラという村で入ってみたタベルナのメニューにあったので注文してみたら、お皿に山盛りの葉ニンニクピクルスが出てきました。
葱よりは少し歯応えのある葉ニンニクのピクルスは、明らかに酢だけでは漬けてないマイルドな酸味で、娘も気に入ってパクパク食べてました。
私はと言えば、うっかり注文してしまったピフティ(豚の頭や足などで作られる煮凝り)のビネガー&ガーリック味で、ガーリックオーバードースに陥ってしまったのですが

2012.04.03 skordamia2

別の日、今度はトリポリのレストランで食べたものは食感が柔らかく、茹でた葉ニンニクで作ってあるようでした。これも美味しかったけど、やっぱり生のを漬けた方が好みだなぁ……と、作ってみたのが上2つの写真です。
塩水に酢を控えめに足したのですが、酸っぱすぎず子供たちにも好評♪まだちゃんと漬からないうちからどんどん減っていきました。

ピクルスのレシピの前に、葉ニンニクの上の部分の使い道も。
緑の葉部分は見た目ゴワゴワして少し硬そうなのですが、黄色くなったりしてなければ美味しく食べられます。
餃子、チヂミ、キムチ、炒め物、ラーメンの薬味などなど……。ギリシャ料理では定番のオムレツやスコルダリァ、以前載せた葉ニンニク入りティガニァなども美味しいです。


2012.04.03 green garlic pesto

使い切れない分は、ペストにしてみました。
ペストソースはいろんな野菜やハーブで作ってるけど、葉ニンニクのはシンプルな美味しさ。

2012.04.04 pasta

普通にパスタに使う他、いろいろ活用できそうですね。これは松の実やチーズも入れてますが、葉ニンニクとオイルだけのペーストならさらに使用法のバリエーションも増え保存性も高まります。


※葉ニンニクピクルスのレシピは追記をご覧下さい。

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sevam_a at 16:55コメント(12)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年11月10日

マルメロペースト(キドノパスト)

基本的にのんびり更新なギリシャごはんブログですが、季節モノはどんどん載せないといけませんね……旬を逃して翌年送りになりかねません^^;

2010.11.08 kidonopasto
Κυδωνόπαστο

秋の訪れを告げる果物であるマルメロはギリシャではシーズンが長いけれど、やはり年を越したら質が落ちるので、今のうちに料理やデザートなどにどんどん使って楽しんでおくのが理想です。

そして、年中楽しめる保存食もおすすめ。ギリシャでマルメロの保存食といえば、シロップで煮た“キドニ・グリコ”と今回ご紹介するマルメロペースト“キドノパスト”の2つが代表的で、それほど手間がかからないことから、現代の家庭でもよく作られる伝統食品です。

2010.11.08 quince

マルメロペーストと聞くとスペインのメンブリージョを思い浮かべる方が多いかと思いますが、ギリシャのもほぼ同じような感じ。作り方や完成品の形状は人によって少しずつ違ってくるのですが、薄めにのばして上の写真のように菱形に切るのはギリシャでは結構スタンダードな形です。
お茶請けとして出したりチーズと一緒に食べるほか、料理にも結構使えて便利なんですよ。マルメロが手に入ったら、是非お試し下さい♪

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sevam_a at 14:10コメント(22)トラックバック(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年05月27日

レモンこしょう

なかなか減らないレモンを何とかしなければ……と考えていた時、「そうだ、あれがあった!」と思い出したのが“レモンこしょう”。

2010.05.27 lemon kosyou

レモン汁の瓶詰めの副産物と言うよりは、実はこっちがメインかも?
作り方はゆずこしょうと同じですが(私は分量は量らずに適当)ある程度の量を作ろうと思ったら結構な数のレモンが必要になるので、皮を削って傷みやすくなってるレモンをどうやって使うかが問題なのですよね。でも、汁を瓶詰めにする保存法を義父に教えてもらってからは怖いものなし!

レモンこしょう+レモン汁の瓶詰めのコンビはとってもおすすめですよ♪
無農薬・ノーワックスの安全なレモンの有効な利用法です。黄色い部分を削いだ皮はレモンピールに加工できるので、捨てる部分がほとんど無くてエコですよね。私は今回そこまでやる気が持続しなかったんですが^^;

さて、今回絞った汁は約500ml。
330mlのペットボトルに詰め、残りの汁は適当に材料を足して塩ポン酢を仕込みました。塩ポン酢は使い始めるまでに少し寝かせた方がいいけど、レモンこしょうは早速大活躍しています。
昨夜はトマトとモッツァレラのサラダにレモンこしょうをポチッとのせたら(カプレーゼにするつもりだったけど、バジルを切らしてたもので)、爽やかでなかなか美味しかったです


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かぶらー隊長さんからレシピコンテストサイトのお知らせを頂いたので、ちょっと宣伝。

さまざまな食材テーマに沿ったレシピを募集しているのですが、勝ち抜いたレシピは出版されるそうです。
興味のある方は、お気軽に投稿してみてはいかがでしょう^^

レシピ コンテストの 東京フードスタイル

sevam_a at 22:01コメント(20)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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