保存食

2018年02月16日

自家製レモスコは2度おいしい!

この間レシピインデックスを更新した時に、入れたかったけど省いたもののひとつが自家製レモスコでした。分量を出してないものでも(分量なし)としてインデックスに載せてるのも多いのですが、過去記事を見たらかなり大ざっぱな説明だったので。
自家製レモスコっぽいもの

2017.02.24 lemosco

去年、レモンの時期に思いつきで作ってから、なんだかんだで常に冷蔵庫に入っている自家製レモスコ。ちょうど夏に作ったのを使い切ったところなので、大体こんなものかな〜という分量を出してレシピにしてみました。トップ画像は若干ボケ気味ですが、撮りなおすのが面倒だったもので前回の使い回しです。

ひとつ課題というか、なんとかならないものか……と思うのが、あまり辛くならないこと。レモン汁って唐辛子の辛さを和らげてしまうので、期待したほどの辛味が出てくれないのです。気になって調べてみたら、クエン酸の働きによるものらしい。これを抑えることはできなそうだし、なるべく辛い唐辛子で作るといいです。

タイトルに「2度おいしい」と書きましたが、自家製レモスコは絞りかすも捨てずに食べきってほしいのです。味は違うけど、ゆずこしょうと同じような使い方でいろいろ楽しめます。早めに使い切る予定がない場合は板状にして冷凍しておくと便利ですよ。

焼いたアジとレモスコの絞りかすを使って、お昼ごはんにパスタを作ってみました。

2018.02.15 pasta


作り方:
1)焼いたアジは骨を取っておく。ディル(あれば)は粗く刻む。ねぎは斜め切りにする。
2)みじん切りか薄切りにしたにんにくとオリーブオイルをフライパンに入れ、じわじわ熱する。香りが立って色づきかけたらアジを加え、ねぎも加え軽く炒める。白ワインを加えてアルコールが飛ぶまで炒めあわせ、火から下ろす。
3)スパゲッティを茹で、茹で上がったらトングか箸ですくってフライパンに加える。レモスコの絞りかすとディルを加え手早く和え、味をととのえる。

前に載せたこれのようにアジア風にしようかと思ったのだけど、ディルがいっぱいあったので、ちょっとギリシャ風なディル&レモンの組み合わせにしました。

自家製レモスコのレシピは続きに。もうちょっと変えたい箇所も思い浮かんだのですが、とりあえずのレシピを載せておきます。

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sevam_a at 17:40コメント(4)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年12月19日

自家製の皺オリーブと燻製オリーブ

早いもので、もうクリスマス直前ですね。何も準備してないのだけど、お菓子ぐらいは作っておかないといけない気がして今週はちょっと焦っています。
ここからあっという間に年が明けてしまいそう……載せそびれているネタがまだ結構あるのですが。

2017.12.11 olives

さて、この秋しつこく漬け続けたオリーブ。まだ載せていないのがありました。水に浸けて渋抜きするのではなく、粗塩をまぶして乾いた状態で漬けるものです。この方法に適しているのは、熟した黒オリーブ。塩と一緒に籠か布袋入れて吊るしておくだけです(汁が下に落ちるので受け皿を置いておく)。
時々ゆすって塩がまんべんなく行き渡るようにして、1週間ぐらいすると食べられるようになります。塩を洗い流して乾かし、オリーブオイルをまぶして完成です。塩の入り具合や苦味の抜け具合に若干個体差はありましたが、とてもおいしく出来上がって満足。保存は、オリーブオイル漬けにする方法もありますが、冷凍にしました。

オリーブの木を育ててる方は、木に生った状態でよく熟して皺が寄るまで置いておくと、そのまま食べられる無塩オリーブができますよ。


2017.12.01 smoked olives

いろんなオリーブで、燻製も少し作ってみました。
皺オリーブを燻してみたらいいかもしれないと思い、実際作ってる人がいるのか気になって検索したところ、結構多くのメーカーから売られているのですね。日本だとグリーンオリーブのが多いようです。
自分で作ったのを食べた限りでは、燻製オリーブは好きじゃなかったのですが、やっぱり思った通り皺オリーブが一番燻製風味に合うように感じました。


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sevam_a at 18:27コメント(6)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年11月28日

そら豆麹で、豆板醤とそら豆味噌仕込み

何年か前に自家製豆板醤(っぽいもの)を作ってみたらおいしかったのだけど、ちびちび使ってたそれが切れてからは市販のを使っていました。

2017.11.25 soramame koji

ちなみに私はとにかく麻婆豆腐が大好き!なので、豆板醤はほぼ麻婆豆腐用になっています。本格的な作り方ではないとは言え、やっぱり自家製豆板醤で作ってた時の方がおいしかったな〜と思い、再び仕込む計画を立てていました。

完全に本場の作り方は無理そうだけど、今回はそら豆麹を使ってみようと決意。中国のそら豆麹とは同じものは作れないため、戻して蒸した乾燥そら豆に長白菌をつけて麹を起こしました。豆麹用の菌があれば(これも中国で使ってる菌とは違うでしょうが)、もちろんそちらの方がいいでしょう。


2017.11.25 chili paste1

ベースとなる唐辛子は、秋のはじめ頃、生の赤唐辛子が売っている時期に刻んで塩と合わせておいたもの。すでにちょっと発酵しています。


2017.11.25 chili paste2

刻み唐辛子はもっと沢山作ったのだけど、他の用途に回してしまったので豆板醤用に残した量が少なめ。乾燥唐辛子も加えました。
中国の作り方ではそら豆麹を洗って加えてる場合が多いようですが、そのままで割って加えます。


2017.11.25 chili paste3

あとは適当に……ラキ、どぶろく粕、自家製味噌を各少量加えました。塩も適当ですが、市販の豆板醤と同じくらいになるよう味見して調整します。


2017.11.25 chili paste4

瓶に詰めて、空気に触れないよう油を適量加え完成。小さい瓶の方は味見として早めに解禁しようかと思います。おいしくなるといいなぁ。


2017.11.27 soramame miso1

そら豆麹は上手くできるかわからなかったため少量しか作らなかったのですが、とてもいい具合にコウジカビが生えてくれたので、もっと作ればよかった〜。
それでも半分くらい余らせて、ふと思いついたこちらも。そら豆麹+そら豆で、そら豆ほぼ100%の味噌です。


2017.11.27 soramame miso2

味噌は皮付きのそら豆で作ってもよかったのだけど、今回購入した乾燥そら豆に虫食いが多かったという理由で、皮をむき悪いところを除いて使うことにしました。むき豆は茹でると崩れやすいため、麹の時と同じく蒸しています。

※作り方は普通の味噌とほぼ同じですが、今回の配合は麹と豆を同量でやってみました。そら豆麹と乾燥そら豆各100gに対し塩40gの割合です。ただし、豆を剥いて使ったため、皮と虫食いの分減るのを考慮して麹100gに対し乾燥そら豆130gとしました。

こちらも経過が楽しみ。もし失敗しなければ、またそのうちご報告します。


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sevam_a at 21:18コメント(6)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年11月21日

カラマタオリーブは最高の出来!

前回の記事ではグリーンオリーブの新漬けについて書きましたが、今年はオリーブをいっぱい漬けよう!と何故かいきなり思い立ったので、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を使わないグリーンオリーブやブラックオリーブも漬けています。

2017.11.18 kalamata olives

ギリシャへ移り住んだ当時、ものめずらしさからオリーブを何度か漬けてみたことがあります。ここではすでに漬かっているオリーブも安いし、置き場にも困ったのでいつしか自分では漬けなくなったのですが。でも、自分で漬けるのってやっぱりおいしく楽しいんですよね。最近また保存食や自家製食品をまめに作るようになったので、やる気が続くなら毎年恒例にしたいです。


2017.11.07 kalamata olives 1

さて、カラマタオリーブ。ペロポネソス半島の南にあるメシニア県カラマタの地名を冠する品種で、ギリシャのオリーブではオイル用にもテーブルオリーブ用としても一番よく知られる人気の品種。メシニア県でとれたものはPDO(原産地呼称保護)認定を受けています。葉が大きく、実はティアドロップ型をしているのが特徴です。このオリーブは紫色に熟した状態で収穫され、水に漬けて渋抜きをしたあと、ワインビネガーを使って漬けることが多いです。


2017.11.07 kalamata olives 2

全体的に粒が大きく、よい状態のが手に入りました。市場ではキロ3ユーロぐらいです。
浅い切り目を縦に2箇所入れて、水に浸けます。切り目は入れないでそのまま漬ける場合もあり、その方が長持ちしますが、切り目を入れた方が渋は抜けやすくなります。素手でやると指先が染まってしまうので注意。プチッと皮が切れた時にただようフルーティーな香りに期待が高まります。
日に何度か水を換えつつ8〜10数日ぐらい置くと渋が抜け、その間微妙に発酵もしてきます。味を見て大丈夫そうなら本漬けに入ります。


2017.11.17 kalamata olives 1

我が家ではあまり活用されてなかったブタの落し蓋が、思いがけず役立ってくれました。漬物に使ってるタッパーにぴったりサイズで、鼻から空気が抜けるのもいい。見えにくいですが、発酵の泡が鼻ちょうちんになっています(笑)


2017.11.17 kalamata olives 2

漬け方は好みによっていろいろで、上にも書きましたがカラマタオリーブの場合一般的なのはワインビネガーを加える方法です。水気を切ったオリーブをワインビネガーに1〜2日漬けて、汁気をきってから保存用の塩水またはオリーブオイルに漬けます。もしくは、ワインビネガーを適量加えた塩水に漬けますが、ビネガーの味が好きでないなら入れない(好みでレモンかダイダイの汁を加える)のもありです。塩水漬けの場合も表面が空気に触れないようオリーブオイルを適量加えます。いずれも、好みでハーブなど加えて香り付けをしてもいいです。


2017.11.18 kalamata olives2

何個かワインビネガーにも漬けて味見してみたところ、ない方が好きかな〜と思ったので、レモン汁を少し加えた塩水漬けにしました。塩の割合は味を見て目分量です。結構すぐ食べてしまうだろうと薄めにしましたが、長めに保存したいなら6%はあった方がいいようです。


2017.11.18 kalamata olives1

ハーブなどもなしで、オリーブそのまんまの味を楽しみます。大粒のが特においしく、やめられない止まらない……料理に使う間もなく、残り少なくなってしまいました。家族に笑われるほどオリーブを漬け続けてますが、あと1回ぐらいは漬けておいてもいいかな〜と思っています。


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sevam_a at 21:49コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年11月09日

オリーブの新漬けとパスタ

ちょっとご無沙汰してました。
なかなか更新できませんが、いろいろと作っています。

2017.10.16 olives

先月は、せっせとオリーブを漬けていました。今年はようやく、以前から気になっていた「新漬け」も作ることができて満足。新漬けってすぐできるし失敗も少なそうですが、渋抜きに使う水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)の取り扱いが難関なんですよね。少量では売ってないし、残ったものの保管にも困るし……と何年も迷ってたのですが、いっぱい余ってるオリーブオイルを石鹸に加工しようと思ったこともあり、えいっと買ってきました。


2017.11.01 olives

9月の終わりになると、鮮やかな緑のオリーブを市場で見かけるようになります。小粒のものから、とても大粒なもの、少し熟したのが混ざってるものなどいろいろ。じゅわっとしたオイル感を味わいたい新漬けには、ちょっと粒が大きめの方がいいかもしれません。

ギリシャではオリーブの木を植えて自家製のオリーブやオリーブオイルを作る人も多いですが、木を持ってなくても市場で売ってるオリーブを買ってきて漬けるのを楽しみにしてる人が結構いるようです。加工済みのオリーブも結構安いので、手間を考えると自分で漬ける方がお得というわけでもないのですが、手作りって楽しいんですよね。


2017.10.11 olives

この鮮やかな緑色!ずっと眺めていたくなります。


2017.10.11 olives1

水酸化ナトリウムを溶かした水に浸けるプロセスがほぼ終わった状態。
空気に触れて変色しないよう落し蓋をしますが、最初浮いてたオリーブも、漬かってくると底に沈みます。


2017.10.11 olives2

赤茶けた色が出なくなるまで、何度も水を換えながら数日浸けて、薄めの塩水漬けにして完成。ギリシャ人の好みには、もっと「漬かってる味」が欲しいかなという感じですが、あ〜確かに日本人に受けそうな味!と思いました。薄味なので、いっぱい食べてしまいますね。こんなにオリーブ食べたの初めてかも?

普通の塩味のほか、レモン&ガーリック風味のも作りました。レモンとにんにくのスライスを少しと、お好みでハーブ(オレガノ、セイボリー、フェンネルなど。どれか一種類)を加え漬けておくだけですが、なんともいい風味になって、こちらもおすすめです。


2017.11.04 pasta with olives

料理にも使ってみたくなり、まずはとてもシンプルなパスタで。細かく刻むか粗いペースト状に潰したオリーブに、オリーブオイルを混ぜただけのソースです。お好みで、挽きたての胡椒とチーズを少しふりかけて。つけあわせにもぴったりなパスタです。


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sevam_a at 17:31コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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