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アテネに居る時と比べ、島に滞在している間はどうしても野菜の種類が少なかったり使える食材が限られたりします。でも、それを逆手にとって、普段とは少し違った料理をするのも楽しみのひとつとなっています。

2010.08.27 dried octopus & potato stew

市販の乾物や缶詰が大活躍するのはもちろんですが、自家製の保存食をアテネから持って行ったり、逆に島で作ってきたり。
別荘で作る料理は海のものが不足しがちなので、たまには何か魚介類も料理したいなぁ……と思い、今年はタコを干して持って行くと心に決めていたのでした(笑)

ギリシャの海辺のタベルナやウゼリでタコが干されているのはよく見る光景で、こちらを旅行されたなら目にされたり食べてみたという方も多いのでは?適度に干され余分な水分が抜けたタコを炭火で炙ったものはウゾのおつまみに最適です。

それとは別に、保存目的で完全に乾かしたタイプの干しダコも作られることがあり、日本の一部地域で作られるものと同じような感じで料理に使用されます。
日本なら、タコ飯にすることが多いでしょうか。生のタコとはまた少し違った旨みの感じられる干しダコは、ギリシャでは煮込んで食べることが多いです。生のタコで作るのとほぼ同じ感じで、タコマカロニギリシャ風タコ飯にしたり、また、野菜と一緒に煮込んだものも“ギリシャのお袋の味”というのにふさわしい、ホッとする味です。

私がバカンスに向けて作った干しダコは後者の保存食タイプで、開いた頭(胴体)の部分と足数本をバラバラにして干してみました。虫除けになるという真偽のほどは定かではないけど、オリーブオイルを薄く塗り、さらに用心してネットをかぶせ(ハエがすごく寄ってくるというほどでもなかったけど、一匹でもついてしまうと台無しなので)日干しにすること約5日間……カチカチの干しダコの出来上がりです。

2010.08.18 dried octopus

こうして出来上がった干しダコの足を1本だけシミ島へ持って行ったわけですが、今回はじゃがいもと一緒に煮込んでみました。
タコの旨みをたっぷり吸ったホクホクのじゃがいもが美味しいんですよね♪
別荘での料理ということで分量は適当&私の分だけなので少量ですが、参考までにレシピをどうぞ。


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