果物

2015年08月29日

生いちじくとラコメロのアイスクリーム

バカンスの記事をサラッと載せたいな〜と思いつつ……。
帰宅早々に夫のPCが故障したため、私のPC1台で夫の仕事も子供のゲームもという状態なので、ブログに沢山の写真をアップしてる暇がありません。

2015.08.27 pagoto syko-rakomelo

ようやく猛暑は去ったものの、あまり料理をする気も起きないのですが、この時期せっせと買っているいちじくで「いちじくとラコメロのアイスクリーム」を作りました。
レシピはほぼ去年ご紹介した通りですが、ちょっと別バージョンです。いちじくを煮てソースを作らず、今回は生のままで。ソースにした方がめりはりが効いてるような気がしますが、いちじくをそのまま加えるのは何より手間が減るのがいいです。甘みの強いよく熟したいちじくの場合、この方法も結構おすすめです。

変更点は、ラコメロ味のアイスクリームがほぼ出来上がったところで(アイスクリームメーカーで攪拌し、ソフトクリーム状になったところで)1cm角ぐらいに小さく切ったいちじくを加えしばらく混ぜるだけ。ギリシャで一般的な小さいサイズのを4個使用。いちじくは軽く崩れて一部溶け込むけれど、シャーベット状の果肉がアクセントになります。

いちじくとラコメロのアイスクリーム

ちなみに、この写真の茶さじは普段は塩スプーンとして愛用しているものです。
上記レシピ記事で写ってる木のスプーンと同じく、京都の「グリル&カフェ猫町」ご主人である川上さんの作品。しっくりと手に馴染み、デザート用のスプーンとしても木の口当たりの柔らかさのおかげか、おいしさアップするので気に入っています。


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sevam_a at 16:12コメント(6)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年11月06日

手打ちフィロ生地パイの練習

ギリシャのおばあちゃんみたいに上手にパイを作りたいと思い、ブログ開設時から渦巻きパイ画像のアイコンを変えていません。
……その割には滅多に作らないので上達しないのですが
ちょっと反省して、昨日は久々に麺棒を取り出しました。

2014.11.05 pies1

オイルの塗りが甘かったのと、焼きたてに撮影しなかったのとでシズル感がない完成品写真。巻いたタイプと重ねるタイプの2種類作りましたが、フィリングだけでなく生地の配合も変えています。


2014.11.05 pies2

とりあえず集合写真を。後ろのがすごくぼんやりとしちゃってますが、実は最終的に3種類作ってます。


2014.11.05 mushroom pie

大好きマニタロピタ♪(マッシュルームパイ)
普通の白いマッシュルームですが、いい味に仕上がりました。
玉ねぎをオリーブオイルでじっくり炒め、スライスしたマッシュルームと塩少々も加えさらによく炒めます。冷ましてから、ミックスチーズ、胡椒、溶き卵を加えフィリングの完成。
これを卵入り生地で包んで、切り目を入れて焼くとこうなります。レシピはまだ載せてなかったと思いますが、やっぱりこの生地が一番扱いやすくパリッと仕上がる気が。


2014.11.05 broccoli pie

頂き物のブロッコリーがあったので、ブロッコロピタ(ブロッコリーパイ)。
ブロッコリーって伝統的な具材じゃないと思いますが、なかなか美味しいパイになるんですよ。
こちらの生地は卵なしで、ラキ(グラッパのような蒸留酒)とイーストを少し加えてあります。
フィリングは炒め玉ねぎ、軽く茹でてFPで粗く刻んだブロッコリー、ミックスチーズ、塩胡椒を混ぜるだけ(卵も少し入れようと思ったけど忘れた)。

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チーズはマッシュルームパイとブロッコリーパイ共通で、ありあわせのチーズを3種類混ぜたものです。今回使ったのは白チーズ、レガート、エダム。レガートとエダムはギリシャチーズじゃないですが、どちらもギリシャでは結構よく使われます。

白チーズ(レフコ・ティリ)は一見フェタチーズのようですが似て非なるもの。「フェタ」と呼んでいいチーズには細かい条件がいろいろあり、そのひとつが原料となる乳です。フェタチーズの原料となるのは主に羊乳で、そこに最高30%の山羊乳がブレンドされます。フェタチーズが山羊チーズと誤解している人もいますが、山羊乳だけで作ったのはフェタとは呼べずカチキシオ・ティリ(山羊チーズ)となるのです。
対して、白チーズは牛乳を原料とするチーズ。カードを水切り成型後、フェタチーズのように直接塩をすり込むプロセスは経ず、直接塩水に浸けて熟成させます。白チーズはフェタチーズと比べ癖がなくあっさりとした酸味のチーズなので、フェタチーズを食べてみて苦手だったという人も挑戦してみるといいかもしれませんね。
フェタチーズはPDO認定を受けているため、ギリシャ産で数々の条件をクリアしたものしか名乗れませんが、白チーズは他国産もあります。

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2014.11.05 apple & grape pie

マッシュルームパイを作った時に出た切れ端で甘いパイも作りました。
こちらも頂き物のりんごと、房から落ちてしまった白ぶどうで。普通のアップルパイのフィリングのように、砂糖とシナモンを加えて煮たものです。
ちゃんと作ればシュトゥルーデルのようになったはずですが、オイルも塗ったあとの切れ端を使ったせいか素朴な仕上がり^^;
これはこれで美味しく、ほとんど長女が食べてしまいました。


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sevam_a at 16:55コメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年10月16日

シミ島の思い出♪サボテンの実カクテル

9月になってから、ずっと天気が不安定だったアテネ。
ここ1週間ぐらいは久々に快晴が続いていたので(またそろそろ崩れてきそうですが)、夏を思い出し終わりかけのフラゴシコでカクテルを作ってみました。

2014.10.15 prickly pear cocktail
Κοκτέιλ με ρακί, φραγκόσυκο και πορτοκάλι

フラゴシコ(複数形はフラゴシカ)とは、ウチワサボテンの実のこと。ギリシャへはスペイン人により16世紀にメキシコからもたらされたそうですが、現代では多くの地域で自生しているのもよく見かけます。
私たちのサマーハウスがあるシミ島も、ウチワサボテンの生育に適した乾いた土地なので、島じゅう至るところにサボテンが。植えてあるもののほか、自生も多くしているようです。

フラゴシコってぼやけた味だし種は多いしでそんなに美味しいとは思わないのですが、好んで食べる人も多く、シミ島ではこれを使った「ミソコフティ」という伝統菓子や、果肉を蒸留酒に漬け込んで作るリキュールもあります。

2014.08.25 prickly pear

なかなかナイス!と思ったのが、バカンス中よく行くカフェのメニューにあるフラゴシカのカクテル
これは数年前に記事にしたのですが、うちでも再現しようと思いつつも毎年機会を逃しつつ今に至る……今年も夏が終わってしまったし、また来年だなぁと思ってたところ、近くの青空市場でまだ国産のフラゴシカを売っているところがあったので、ようやく作ってみました。

やっぱり暑い夏にシミ島のカフェで飲むのが美味しいのだけど、すでに遠い過去のような懐かしいバカンスの日々を思い出させる味がしました。

2009.09.01 symi



サボテンの実とラキのカクテル(コクテイル・メ・ラキ・フラゴシコ・ケ・ポルトカリ)

材料:(1杯分)
サボテンの実...1個
フレッシュオレンジジュース...100ml
ラキまたはチプロかグラッパ...50ml
氷...適量

サボテンの実はトゲに気をつけて皮を剥く。

オレンジジュース、ラキとともにミキサーかスティックブレンダーにかけ、氷をたっぷり入れたグラスに漉し入れる。

MEMO:オレンジジュースは、ジューシーなオレンジ約1個分です。


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sevam_a at 18:36コメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年10月07日

ぶどうのグリコで……

ギリシャの伝統的なお菓子のひとつ、グリコ・クタリウー(スプーンスウィーツ)。
以前にも何度かご紹介しましたが、季節の果物や一部の野菜、未熟なナッツなどで作られるシロップ煮のことです。

2014.10.02 grape spoon sweets1

夏から秋にかけてよく作られるグリコのナンバーワンは、何といってもぶどう。
房から粒をはずして濃いシロップで煮るだけで「勝手に出来あがる」ので、あまり料理をしない主婦でもこれは作るという人が多いようです。

甘いものはそれほど作らない私ですが、珍しくいまいち美味しくないぶどうに当たったので(ギリシャのぶどうは基本的にとっても甘くて美味しいです!)そのひと房分だけ作ってみました。

コッテコテになるまでシロップを煮詰めるのがグリコの特徴で、果物に対して同量の砂糖を使う人も多いです。
しかし、なかなかそこまでは踏み込めない私……今回使ったぶどう320gに対し、「これぐらいで勘弁」と200g弱の砂糖を入れたのですが、前に書いたレシピを見返してみたら同じぐらいの割合で作っていました^^;

ぶどうのシロップ煮(スタフィリ・グリコ)

グリコは「お菓子・スウィーツ」という意味で、ぶどうを使ったものはスタフィリ・グリコ。これは小さなお皿に盛って、そのままスプーンで食べるのが基本ですが、ヨーグルトにかけたりアレンジしても。
上の写真はりんごのスライスにぶどうのグリコをかけてシナモンを振っただけですが、簡単ながら美味しいです。タベルナのデザートとして出されることもあり、食後にぴったり。


2014.10.02 grape spoon sweets2

ギリシャヨーグルトとの相性は、言うまでもないですね。


2014.10.03 grape spoon sweets3

これもギリシャヨーグルトですが、即席フローズンヨーグルト。

先日載せた「いちじくとラコメロのアイスクリーム」をまた作ってたのですが、できあがったラコメロアイスを取り出した後もアイスクリームメーカーがまだかなり冷たかったので、もうひとつ何かできそう……と、娘のおやつに作ってみたもの。


2014.10.03 grape spoon sweets4


ギリシャヨーグルトに牛乳適量。そして、ぶどうのグリコを好みの甘さになるよう加えます。これをぐるぐる混ぜながら冷やすだけ。
しっかり混ぜているとぶどうの粒がつぶれてしまいますが、味が馴染んで美味しいのです。

このフローズンヨーグルトは冷凍庫に入れておくとカチカチになってしまうので、程よい硬さのところをすぐに食べてしまうのが一番な気がします。


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sevam_a at 20:54コメント(6)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年09月17日

いちじくとラコメロのアイスクリーム

例年通り、9月に入ってすぐに夏の終わりの雨が降ったアテネ。
まだ暑さは残っているしセミも鳴いているものの、すっかり秋の空気です。
季節の移り変わりをいち早く知らせてくれる青空市場では、そろそろザクロやサツマイモが出てきたり、初物の青く硬い国産レモンが並んでいます。

2014.09.17 fig & rakomelo ice cream
Παγωτό σύκο - ρακόμελο

大好きな夏の果物も今のうちにたっぷり食べておかねばと意気込むところですが、いちじくのピークはやっぱり8月。まるでジャムのように甘くトロトロなギリシャのいちじくも、盛りを過ぎれば熟し加減が足りなかったり、よく熟れてるものでもいい状態で売られてなかったりが多くなってきます。

先週半ばからようやく学校も始まり、時間的・気分的に少し余裕ができたので、そんないちじくを使ってアイスクリームを作ってみました。
実は、夏休み中に夢の中で作り上げたレシピなのですが(笑)
料理をしたい気持ちはあっても気力が追いつかないことが多い私。料理欲だけは強いのか、寝る前にベッドでゴロゴロしてる時とか夢の中で新レシピが降ってくることがよくあるのです。
夢レシピもいっぱい溜まってきているので、余裕のあるうちにいろいろ試作できるといいのですが。

ベースとしてのアイスクリームのフレーバーは、ギリシャの伝統的な「ラコメロ」という飲み物です。
ワインを作る時の副産物であるブドウの絞りかすを使ってできる「ラキ」という蒸留酒に、蜂蜜やスパイスを加えたのがラコメロ。ホットで飲まれることが多いラコメロは、とくに寒い時期に飲むと体が温まり美味しく感じます。
アイスクリームはラコメロ味にこだわりたかったので、甘味は蜂蜜のみ。
濃厚なアイスクリームにシャーベット状いちじくのシャリシャリ・プチプチ食感がアクセントになって美味しいです。

夏から秋へのうつり変わりを感じさせるアイスクリーム、皆さんもいかがですか?


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sevam_a at 17:22コメント(6)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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