果物

2018年08月21日

ギリシャ風ジャムタルト

こんなタイトルにしましたが、いろんな国で作られるジャムタルト。日本ではたぶんイタリアのクロスタータという名前が一番よく知られているでしょう。

2018.08.17 pasta frola
Πάστα φλώρα

ギリシャでは「パスタ・フローラ」と呼ばれるこのお菓子。夫の大好物で、たまに買ってくるのですが、お店で売ってるのは恐ろしく甘かったりします。ギリシャといえばシロップ菓子の甘さがよく知られますが、これもかなりのものです。

パスタ・フローラはとってもシンプルなお菓子なので、家庭でもよく作られます。我が家では、夏に桃やあんずが食べきれない時に作るお菓子。そのまま食べるにはきついボケたのや、当たった部分から傷みかけてるのも、ジャムに加工してパスタ・フローラにするとおいしく食べられます。
今回は、果肉にピンク色がさした白桃を買ったのですが、粉っぽくモサモサの大ハズレ……速攻でジャムにしました。この時期になると、桃もハズレ率が高くなりますね。まだ暑いですが、夏の終わりを感じます。

生地の配合や作り方は人によっていろいろ。うちで作るのは甘さひかえめ、バターや砂糖の割合もそんなに多くないクッキーぽい生地で、バニラやお酒をちょっと入れます。お酒はブランデー(ギリシャではメタクサが一般的)だったりラキ(ウォッカ、グラッパ、焼酎などでも)をよく使いますが、今夏は戸棚から発掘されてきたビワの種の自家製リキュールを入れてます。

生地をのばすのも麺棒なしでできるので、とっても手軽。お子さんと一緒に作るお菓子としてもおすすめです。上の格子状の生地は今回麺棒でのばして切ってますが、手で転がしてひも状にのばしてもいいです。


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
人気blogランキングへ

続きを読む

sevam_a at 17:03コメント(2)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年08月29日

生いちじくとラコメロのアイスクリーム

バカンスの記事をサラッと載せたいな〜と思いつつ……。
帰宅早々に夫のPCが故障したため、私のPC1台で夫の仕事も子供のゲームもという状態なので、ブログに沢山の写真をアップしてる暇がありません。

2015.08.27 pagoto syko-rakomelo

ようやく猛暑は去ったものの、あまり料理をする気も起きないのですが、この時期せっせと買っているいちじくで「いちじくとラコメロのアイスクリーム」を作りました。
レシピはほぼ去年ご紹介した通りですが、ちょっと別バージョンです。いちじくを煮てソースを作らず、今回は生のままで。ソースにした方がめりはりが効いてるような気がしますが、いちじくをそのまま加えるのは何より手間が減るのがいいです。甘みの強いよく熟したいちじくの場合、この方法も結構おすすめです。

変更点は、ラコメロ味のアイスクリームがほぼ出来上がったところで(アイスクリームメーカーで攪拌し、ソフトクリーム状になったところで)1cm角ぐらいに小さく切ったいちじくを加えしばらく混ぜるだけ。ギリシャで一般的な小さいサイズのを4個使用。いちじくは軽く崩れて一部溶け込むけれど、シャーベット状の果肉がアクセントになります。

いちじくとラコメロのアイスクリーム

ちなみに、この写真の茶さじは普段は塩スプーンとして愛用しているものです。
上記レシピ記事で写ってる木のスプーンと同じく、京都の「グリル&カフェ猫町」ご主人である川上さんの作品。しっくりと手に馴染み、デザート用のスプーンとしても木の口当たりの柔らかさのおかげか、おいしさアップするので気に入っています。


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ



sevam_a at 16:12コメント(6)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年11月06日

手打ちフィロ生地パイの練習

ギリシャのおばあちゃんみたいに上手にパイを作りたいと思い、ブログ開設時から渦巻きパイ画像のアイコンを変えていません。
……その割には滅多に作らないので上達しないのですが
ちょっと反省して、昨日は久々に麺棒を取り出しました。

2014.11.05 pies1

オイルの塗りが甘かったのと、焼きたてに撮影しなかったのとでシズル感がない完成品写真。巻いたタイプと重ねるタイプの2種類作りましたが、フィリングだけでなく生地の配合も変えています。


2014.11.05 pies2

とりあえず集合写真を。後ろのがすごくぼんやりとしちゃってますが、実は最終的に3種類作ってます。


2014.11.05 mushroom pie

大好きマニタロピタ♪(マッシュルームパイ)
普通の白いマッシュルームですが、いい味に仕上がりました。
玉ねぎをオリーブオイルでじっくり炒め、スライスしたマッシュルームと塩少々も加えさらによく炒めます。冷ましてから、ミックスチーズ、胡椒、溶き卵を加えフィリングの完成。
これを卵入り生地で包んで、切り目を入れて焼くとこうなります。レシピはまだ載せてなかったと思いますが、やっぱりこの生地が一番扱いやすくパリッと仕上がる気が。


2014.11.05 broccoli pie

頂き物のブロッコリーがあったので、ブロッコロピタ(ブロッコリーパイ)。
ブロッコリーって伝統的な具材じゃないと思いますが、なかなか美味しいパイになるんですよ。
こちらの生地は卵なしで、ラキ(グラッパのような蒸留酒)とイーストを少し加えてあります。
フィリングは炒め玉ねぎ、軽く茹でてFPで粗く刻んだブロッコリー、ミックスチーズ、塩胡椒を混ぜるだけ(卵も少し入れようと思ったけど忘れた)。

******************************

チーズはマッシュルームパイとブロッコリーパイ共通で、ありあわせのチーズを3種類混ぜたものです。今回使ったのは白チーズ、レガート、エダム。レガートとエダムはギリシャチーズじゃないですが、どちらもギリシャでは結構よく使われます。

白チーズ(レフコ・ティリ)は一見フェタチーズのようですが似て非なるもの。「フェタ」と呼んでいいチーズには細かい条件がいろいろあり、そのひとつが原料となる乳です。フェタチーズの原料となるのは主に羊乳で、そこに最高30%の山羊乳がブレンドされます。フェタチーズが山羊チーズと誤解している人もいますが、山羊乳だけで作ったのはフェタとは呼べずカチキシオ・ティリ(山羊チーズ)となるのです。
対して、白チーズは牛乳を原料とするチーズ。カードを水切り成型後、フェタチーズのように直接塩をすり込むプロセスは経ず、直接塩水に浸けて熟成させます。白チーズはフェタチーズと比べ癖がなくあっさりとした酸味のチーズなので、フェタチーズを食べてみて苦手だったという人も挑戦してみるといいかもしれませんね。
フェタチーズはPDO認定を受けているため、ギリシャ産で数々の条件をクリアしたものしか名乗れませんが、白チーズは他国産もあります。

******************************


2014.11.05 apple & grape pie

マッシュルームパイを作った時に出た切れ端で甘いパイも作りました。
こちらも頂き物のりんごと、房から落ちてしまった白ぶどうで。普通のアップルパイのフィリングのように、砂糖とシナモンを加えて煮たものです。
ちゃんと作ればシュトゥルーデルのようになったはずですが、オイルも塗ったあとの切れ端を使ったせいか素朴な仕上がり^^;
これはこれで美味しく、ほとんど長女が食べてしまいました。


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ



sevam_a at 16:55コメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年10月16日

シミ島の思い出♪サボテンの実カクテル

9月になってから、ずっと天気が不安定だったアテネ。
ここ1週間ぐらいは久々に快晴が続いていたので(またそろそろ崩れてきそうですが)、夏を思い出し終わりかけのフラゴシコでカクテルを作ってみました。

2014.10.15 prickly pear cocktail
Κοκτέιλ με ρακί, φραγκόσυκο και πορτοκάλι

フラゴシコ(複数形はフラゴシカ)とは、ウチワサボテンの実のこと。ギリシャへはスペイン人により16世紀にメキシコからもたらされたそうですが、現代では多くの地域で自生しているのもよく見かけます。
私たちのサマーハウスがあるシミ島も、ウチワサボテンの生育に適した乾いた土地なので、島じゅう至るところにサボテンが。植えてあるもののほか、自生も多くしているようです。

フラゴシコってぼやけた味だし種は多いしでそんなに美味しいとは思わないのですが、好んで食べる人も多く、シミ島ではこれを使った「ミソコフティ」という伝統菓子や、果肉を蒸留酒に漬け込んで作るリキュールもあります。

2014.08.25 prickly pear

なかなかナイス!と思ったのが、バカンス中よく行くカフェのメニューにあるフラゴシカのカクテル
これは数年前に記事にしたのですが、うちでも再現しようと思いつつも毎年機会を逃しつつ今に至る……今年も夏が終わってしまったし、また来年だなぁと思ってたところ、近くの青空市場でまだ国産のフラゴシカを売っているところがあったので、ようやく作ってみました。

やっぱり暑い夏にシミ島のカフェで飲むのが美味しいのだけど、すでに遠い過去のような懐かしいバカンスの日々を思い出させる味がしました。

2009.09.01 symi



サボテンの実とラキのカクテル(コクテイル・メ・ラキ・フラゴシコ・ケ・ポルトカリ)

材料:(1杯分)
サボテンの実...1個
フレッシュオレンジジュース...100ml
ラキまたはチプロかグラッパ...50ml
氷...適量

サボテンの実はトゲに気をつけて皮を剥く。

オレンジジュース、ラキとともにミキサーかスティックブレンダーにかけ、氷をたっぷり入れたグラスに漉し入れる。

MEMO:オレンジジュースは、ジューシーなオレンジ約1個分です。


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ



sevam_a at 18:36コメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年10月07日

ぶどうのグリコで……

ギリシャの伝統的なお菓子のひとつ、グリコ・クタリウー(スプーンスウィーツ)。
以前にも何度かご紹介しましたが、季節の果物や一部の野菜、未熟なナッツなどで作られるシロップ煮のことです。

2014.10.02 grape spoon sweets1

夏から秋にかけてよく作られるグリコのナンバーワンは、何といってもぶどう。
房から粒をはずして濃いシロップで煮るだけで「勝手に出来あがる」ので、あまり料理をしない主婦でもこれは作るという人が多いようです。

甘いものはそれほど作らない私ですが、珍しくいまいち美味しくないぶどうに当たったので(ギリシャのぶどうは基本的にとっても甘くて美味しいです!)そのひと房分だけ作ってみました。

コッテコテになるまでシロップを煮詰めるのがグリコの特徴で、果物に対して同量の砂糖を使う人も多いです。
しかし、なかなかそこまでは踏み込めない私……今回使ったぶどう320gに対し、「これぐらいで勘弁」と200g弱の砂糖を入れたのですが、前に書いたレシピを見返してみたら同じぐらいの割合で作っていました^^;

ぶどうのシロップ煮(スタフィリ・グリコ)

グリコは「お菓子・スウィーツ」という意味で、ぶどうを使ったものはスタフィリ・グリコ。これは小さなお皿に盛って、そのままスプーンで食べるのが基本ですが、ヨーグルトにかけたりアレンジしても。
上の写真はりんごのスライスにぶどうのグリコをかけてシナモンを振っただけですが、簡単ながら美味しいです。タベルナのデザートとして出されることもあり、食後にぴったり。


2014.10.02 grape spoon sweets2

ギリシャヨーグルトとの相性は、言うまでもないですね。


2014.10.03 grape spoon sweets3

これもギリシャヨーグルトですが、即席フローズンヨーグルト。

先日載せた「いちじくとラコメロのアイスクリーム」をまた作ってたのですが、できあがったラコメロアイスを取り出した後もアイスクリームメーカーがまだかなり冷たかったので、もうひとつ何かできそう……と、娘のおやつに作ってみたもの。


2014.10.03 grape spoon sweets4


ギリシャヨーグルトに牛乳適量。そして、ぶどうのグリコを好みの甘さになるよう加えます。これをぐるぐる混ぜながら冷やすだけ。
しっかり混ぜているとぶどうの粒がつぶれてしまいますが、味が馴染んで美味しいのです。

このフローズンヨーグルトは冷凍庫に入れておくとカチカチになってしまうので、程よい硬さのところをすぐに食べてしまうのが一番な気がします。


ギリシャごはん普及活動に、ご協力お願いします
人気blogランキングへ
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ



sevam_a at 20:54コメント(6)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
Profile

salahi


ギリシャごはんに誘われてアテネへ (旅のヒントBOOK)

****************

無断転載・レシピや写真の無断使用は固くお断わりします。

今まで載せたレシピは、こちらからどうぞ。
ギリシャ料理レシピ1(前菜・サラダ・スープ)
ギリシャ料理レシピ2(その他のレシピ)
ギリシャ料理以外のレシピ
レシピについて(こちらも是非お読み下さい)

・レシピのリンク一括表示はレシピ一覧カテゴリから。

※レシピインデックスは更新した時に上げますので、それ以降にアップしたものに関してはレシピカテゴリを参照して下さい。

※お探しのレシピがインデックス中に見当たらない場合、下のブログ内検索にキーワードを入れて探してみて下さい。

****************
PR


キリン 世界のKitchenから 冴えるハーブと緑茶



エキストラ・バージン・オリーブ・オイル 原産地呼称保護認定 〜P.D.O.〜 ”コリンバリ ハニア クレタ” 1L

****************

****************

mixi
ギリシャ料理コミュニティ

iza専門家ブログ
「はじめまして!ギリシャごはん」


GREEK MEMORY(エーゲ海のギリシャウェディングとフォトウェディング専門店)

ORIGAMILAND GREECE

Search
Archives
Recent Comments
  • ライブドアブログ