2019年11月30日

栗入りスタッフドベジタブル

ちょっと気力のある時に、とりあえず……と剥いて冷凍しておいた栗で、我が家の定番「栗ごはん」を作りました。

2019.11.27 gemista1
Γεμιστά με κάστανα

過去記事にも書いてますが、私は普通の栗ごはんには特に思い入れがなく、栗の入った米料理と言うとお赤飯かこのイェミスタ(ギリシャ風スタッフドベジタブル)が好きでよく作ります。元々は叔母さんが昔作ってくれた栗入りのイェミスタも、自己流にその時の気分で味付けを変えたりしてるので毎回違うのですが、ごろごろ入った栗のほっくりした甘さは大好きな秋の味覚(もう冬だけど)。作りながら、「今回はどういう系統の味がいいかな」と考えるのも楽しいものです。

肉入りもよかったのだけど、今回は肉なしで。温かさを感じさせるスパイスをほんのり香らせてみました。


2019.11.27 gemista3

フィリングです。オーブンでじっくり焼くため、野菜を炒めて甘味を引き出しておくとかせずに生のままただ混ぜるだけで大丈夫。いずれにしてもオリーブオイルは特に肉なしの場合たっぷり目に入れるんですが、炒めると「重くなる」という人もいますね。

今回ズッキーニのも作ったのでその中身と、玉ねぎ、にんにく、赤ピーマンを刻んで入れてます。赤ピーマンは主張しすぎないよう少なめの量。ズッキーニはたっぷり入れてますが、全部はイェミスタに使わなかったので残りはとりあえず水分がすっかり飛んで色づくくらいにオリーブオイルと塩、にんにくで炒めておきます。

上記の生の刻み野菜に洗った米を加え、大きめに割った栗、小さめに割ったくるみ、カランツかレーズン、あればパセリやディル(パセリを入れたかったところですが切らしてたので冷凍ディル少し)、塩、
胡椒、オールスパイス、シナモン、そしてもちろんオリーブオイルをだーっと加えて味付けします。いつも書いてますが、塩加減は出来上がると薄まるのでこの時点では濃くしすぎた?と思うくらいにすると丁度いいかと思います。トマトの中身をスティックブレンダー(潰せるような道具がなければ果肉を包丁で刻んで汁とあわせます)で潰したのも半分くらい加え、シャバシャバしたフィリングになります。

味付けなど今回のと少し違いますが、詳しくはこちらのレシピを参考にどうぞ。

トマトとピーマンの米詰め秋バージョン・コミッサ叔母さん風(ドマトピペリエス・イェミステス・フティノポリネス・ティス・スィアス・コミサス)


イェミスタは野菜をサポートするのと隙間を埋める役割も兼ねてじゃがいもを一緒に焼くのがお決まりですが、オーブンでじっくり焼かれたポテトってすごくおいしいんですよね〜。これまた秋らしく、今回はさつまいもも入れてみました。


2019.11.27 gemista2

切ってみるとこんな感じ。栗がたっぷり入ってるのが見えるでしょうか?
この料理は焼きたて熱々じゃなく、ちょっと温かいぐらいに冷ましてからの方が味がなじんでおいしいですよ。熱いのがいい人は温めなおして下さい。

炒めてあったズッキーニのことを忘れそうになりましたが(笑)ギリシャヨーグルトと塩、クミンパウダーを加え混ぜたのがイェミスタに添えてある白いものです。仕上げにふりかけてあるのはホットパプリカ。ちなみにイェミスタそのものには動物性食品が一切入ってないので、ニスティシモ(オイルOKの日)、ヴィーガン対応です。


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sevam_a at 20:28コメント(4)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年12月05日

今年の栗入りイェミスタ

ここ最近の私にしてはめずらしく、先月はいっぱい更新したのですが、またちょっと間があいてしまいました。
何をしてたというわけでもないけど、載せる予定だったレシピのディテールにこだわって載せられなくなってしまったり、あまりの天気の悪さに気分もどんよりしたり……。

2014.12.05 gemista me kastana1
Γεμιστά με κάστανα

最近作った料理ってほとんど記憶に残ってないのだけど、きっと定番料理をローテーションしていたのでしょう。
今日の晩ごはん用に作ったイェミスタ(ゲミスタ)も、代わり映えしない絵面で申し訳ないのですが、覚え書きとして載せておきます。去年も作ったはずの栗入りイェミスタなのに、探してみても2010年の記事しか見当たらないんですよ。この時以来作ってなかったのか、ただ載せてなかっただけなのか???

前の記事に書いてあるように、狂牛病騒ぎの時に叔母さんがあみ出したナッツたっぷりのベジタリアン版イェミスタが基ですが、自己流にアレンジして我が家の定番となっています。秋になると食べたくなる「栗ごはん」は、私にとってはどちらかというとこちらなのです。日本で栗ごはんをあまり食べてなかったせいかもしれませんが。和風なら、栗入りのお赤飯の方に思い入れがあります。

元々ベジタリアン料理として生まれた栗入りイェミスタ、今年のは挽き肉入りで作ってみました。挽き肉入りのフィリングだと松の実とレーズンもよく入ってますが、そこへさらに栗を足しただけ。

2014.12.05 gemista me kastana2

基本的な作り方は普通の肉入りイェミスタと変わらず、玉ねぎみじん切りを炒め、挽き肉、ニンニク、松の実も加えしっかり炒めます。洗った米も加え炒め、レーズン、調味料、トマトの中身をFP 潰したもの(全部加えずに、上からかける用にも残す)を加え軽く煮て火から下ろします。ここに割った栗(軽く茹でても生でもOK )を加えフィリングのできあがり。調味料は塩胡椒をしっかり目に。香り付けには、今回は乾燥ミント、シナモン、オールスパイスを使いました。
ほんのり甘くて暖かな香りのスパイスが、栗や挽き肉によく合います。


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sevam_a at 23:55コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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salahi

アテネ在住。ギリシャ料理を研究しています。家庭料理からレストランの再現料理、オリジナルのモダンギリシャ料理、珍しい郷土料理まで幅広く紹介。
著書:「ギリシャごはんに誘われてアテネへ」(イカロス出版)
Instagram(ID:girisyagohan):記事にしてない日々のごはんや風景写真なども載せたりしています。


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