ギリシャのごはん

ギリシャ料理のレシピと、ギリシャで私が作っているごはんの記録。

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最近、子供を連れて動物園に行って来たので、その時の写真をちょっと載せておきます。


turtle
















空港近くのスパタにある、この動物園。入るとまず池があるんですが、その周りにカメがぎっしり並んで甲羅干しをしてる光景はなかなか凄かったです。写真は後でいいや〜と思ってたら、日が落ちる頃にはカメ君たちはみんな引き上げてました...。

bear
















クマはかわいかったです。池にプカプカ浮いたりして、何だか気持ち良さそうでした。

giraffe
















キリン夫婦。キリンやシマウマは居るのに、何か物足りないと思ったら...ゾウが居ませんでした。

wallaby
















ワラビーは、落ち葉をムシャムシャ・モグモグ食べててかわいかったです。


子供は大喜び!かと思いきや...コインを入れると動く乗り物の方が気になって、あまり動物どころじゃなかったようです。どちらかと言うと、大人の私達の方が楽しんでたかも。
今度はお弁当持って行きたいな〜。

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ヴァカンスの楽しみは、のんびりと本を読むこと...って言う人は多いですよね。私も毎年それ用に本を取っておいたりします。

今回は数年ぶりのヴァカンスで、読書をするのもかなり久し振りでした。まだ読んでない本のうちから、持って行ったのはこれのペーパーバックです。

選ばれし者


バーニス・ルーベンスの小説、好きなんですよ。彼女の作品の特徴の一つは、ドロドロした感情・愛憎が渦巻く感じです。読んでると結構疲れることもあるんですが、それでもストーリーテリングの上手さに、ページを繰る手が止まらなくなってしまいます。

「選ばれし者」は、子供の相手などの合間にゆっくり読むのに丁度いい長さで、ヴァカンス最終日に読み終わりました。そして調子に乗って、今までじっくり熟成(?)させていた長編小説まで引っ張り出してきました。

Brothers


これは...かなりヘビーです。内容は、ユダヤ人のビンデル家を四世代に渡って追ったものですが、その歴史は迫害に次ぐ迫害。帝政ロシアから始まり、アウシュヴィッツを経て、一応はイスラエルに幕を閉じる壮大な物語です。502ページにも渡る話を一気に読ませ、そしてまだ続きを読みたいと思わせるのは見事としか言いようがありません。



読書の秋とも言うし、熱が冷めないうちに他にも何か読もうかな?

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レンタカーの旅の後編です。

マラスゥンダビーチで昼食を取った後、まだ結構早い時間だったのでパノルミティスまで足を延ばすことにしました。

パノルミティスは島の南側、シミタウンの丁度反対側に位置します。ここには大天使ミカエル修道院があり、ドデカニサ諸島の中でも最も大きく有名な修道院の一つです。

panormitis1

写真ではわかりにくいですが、この丸い入り江の真ん中に、その修道院があります。

ところでシミってカラカラに乾いた島なのかと思いきや、広大な林もあるんですよ。SPYは子供の頃、おばあちゃんにその林の話を聞いていたそうで、幻の林を見ることができたと感動していました。

panormitis2

入り口の鐘&時計台です。

panormitis3

下はこんな風になってます。
今回は中へは入らなかったんだけど、ここの見所は大天使ミカエルのイコンや博物館。イコンは銀製で、かなりゴージャスです。

cat

海辺の猫。
実は漁師が捕まえた魚をじーっと見つめてるんですが、この写真だと、なかなか高貴な雰囲気を醸し出してますね。

ここの海にはウニがいっぱい居て、私はこちらに釘付けでした。獲って帰りたかったなぁ。でも前に一つ開けてみたのは雄だったので食べれなかった...見分け方ってあるんでしょうか?

yialos & nimos

修道院周辺を散歩した後、そのまま帰るのかと思えば、何だかすごい道へ車を走らせるSPY。行き先は、シミ島で一番高い山・ヴィグラ。一応頂上近くまで車で行けました。これは、ヴィグラの頂上から見た景色。手前に広がるのはシミタウン、真ん中にあるのはニモス島、遠くにはトルコも見えます。

私、頂上でコケちゃいました。そのまま転がり落ちなくてよかった...。

pontikokastro

ヴィグラを後にして、最後に立ち寄ったのはポンディコカストロ。これはシミの町を見下ろすミロス(製粉に使われる風車の跡)を辿って行った先にあります。

有史以前の古墳だとか、見張り台の跡だとか言われていますが、どうなんでしょうね?何故ネズミ城(ポンディキ=ネズミ、カストロ=城)と呼ばれてるのかも謎です。

sunset

ポンディコカストロは特に面白くもない遺跡でしたが、見晴らしがいいので、ここでピクニックとかしたら楽しいだろうなぁ...。


※ロードス島から出てるフェリーには、シミタウンへ着く前にパノルミティスに途中停泊するものがあります。パノルミティスには修道院以外の見所は特にないので、観光したいのなら、これを利用するといいと思います。船の時刻表はここをクリックして下さい。

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レンタカーでの旅の続きを載せようと思ったけど、なかなか時間が取れないので、ちょっとおやつタイムにします。

シミ島で、私が作るスナックと言えばルクマデス。お祭りの屋台なんかでも売ってますが、家庭で作るのが楽しくて美味しいですね。

ルクマデスにもいろんなレシピがありますが、私は卵の入ってない生地が好き。超シンプルに水だけで練ってもいいけど、牛乳を加えると適度に柔らかく、もっちり・ふんわりな仕上がりになります。

loukoumades

ふんわり揚がったイーストドーナッツは、大人も子供もみんな大好き。ギリシャでは、はちみつとシナモンをかけて食べるのが普通です。生地をスプーンで丸くまとめて揚げますが、あまり形にはこだわらなくても大丈夫。油は新しいものを使ってくださいね。

ルクマデス

材料(2〜4人分)
小麦粉...200g
インスタントドライイースト...小さじ1/2
塩...ひとつまみ
砂糖...小さじ1
水・牛乳...各1/2カップ
揚げ油(癖の無い植物油)...適量
はちみつ・シナモンパウダー

ボウルに小麦粉・イースト・塩・砂糖を入れ、水と牛乳を加える。なめらかになるまで、スプーンなどで混ぜ合わせる。

覆いをし、倍に膨らむまで発酵させる。

揚げ油を熱する。器に水を入れ、スプーン2つも用意しておく。

スプーン2つを水で濡らしながら、生地を小さ目の梅干し大ずつ丸くすくって油に加える。ひっくり返しながら、きつね色になるまで揚げて、キッチンペーパーに取る。

熱いうちに、はちみつとシナモンを好みの量かけて食べる。

※生地は高い温度で発酵させるよりも、低温でじっくり発酵させた方がおいしくなります。


ルクマデスに似たアクゥミアは最近ちょっと紹介しましたが、ギリシャには他にも揚げ菓子がいろいろあります。こちらもまたレシピが完成したら載せたいです。

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シミ島の話題、実はまだもうちょっと残ってます。

数年ぶりのシミ島でのバカンス、せっかくだから今まで行ったことのないビーチも回ってみようということで、レンタカーを借りてマラスゥンダへと出発!山を越え、島の反対側へは結構な道程です。


yialos

途中でちょっと一息。あぁ、気持ちいい!
高いところから見下ろすイァロスはこんな感じです。

pedi

こちらはホリオ(村)とペディ。実際に見える風景は、上のイァロスの写真を左、ペディを右にくっつけたものですが、入りきらないので分けて撮影しました。

私達が歩いて行ったアギオス・ニコラオスのビーチは、ペディの入り江を囲む右手の丘を一つ越えたところにあります。アギア・マリナのビーチは、左へぐるっと回ったところです。

marathounda

これがマラスゥンダビーチ。山羊やロバも居るのがわかりますか?

ここは丸い小石のビーチですが、裸足で歩いてたら、足の裏が痛かった...。今度はビーチサンダル持って来よう。よく見ると山羊のフンが落ちてたりするのでちょっと注意!

ビーチ自体、あまりいじられてなくて、サンベッドが無料なのもポイント高し!です。

marides

ビーチにあるタベルナで軽く昼食を取ることにしました。マリデスという小さな魚のフライ、茹でズッキーニ、フライドポテト、スコルダリア。スコルダリアはじゃがいもベースのタイプで、美味しかったです。が、しかし、ズッキーニは何故かすっごく不味かった!ただ茹でただけなのに、どうやったらあんなに不味くなるんだろう...?

ところで食事をしてる間にも、常にビーチを闊歩している山羊たち。空いてるテーブルに置かれたパンなどを狙ってくるのですが、ウェイターが必死で追い払っても、懲りずにまたトコトコと近付いて来ます。

nihakia

そして、本日の目玉はこれ。
ニハキァ(小さな爪)と呼ばれるもので、巻き貝の一種だと思うんですが、この爪を使って歩くそうです。

ここのタベルナのメニューにもホフリオアロ(海のカタツムリ)などが載ってたんですが、やはりシーズンが過ぎてしまって品切れでした。ガッカリしてたら「ニハキァならあるけど」という嬉しい言葉。これで9ユーロは痛かったですが、美味しかったです。

夫はシーフードは食べないし、私が一人占め!と目論んでいたら、横から伸びてくる小さい手が...。子供も気に入ってしまったらしく、「もっと食べる!」生意気にも、美味しいものはちゃんとわかってるんですね^_^;

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