東地中海諸国でポピュラーな干し肉です。イタリアのブレサオラにも似てますが、周りをスパイスペーストで厚くコーティングしてあるので独特な風味があります。
アルメニア〜トルコ辺りが発祥の地でしょうか?現在は牛肉で作られることがほとんどのようですが、昔はラクダ肉や鹿の一種でよく作られていたそうです。ちなみに、同じような名前の干し肉がギリシャ各地にあって、こちらは羊や山羊の肉の塩漬けを干したものです。スパイスは控え目で種類も違うので、ここでお話するパストゥルマとは全く別のものです。
アルメニア〜トルコ辺りが発祥の地でしょうか?現在は牛肉で作られることがほとんどのようですが、昔はラクダ肉や鹿の一種でよく作られていたそうです。ちなみに、同じような名前の干し肉がギリシャ各地にあって、こちらは羊や山羊の肉の塩漬けを干したものです。スパイスは控え目で種類も違うので、ここでお話するパストゥルマとは全く別のものです。
パストゥルマの作り方を簡単に説明します。まず、牛赤身肉を大きな長方形(違う形もありますが、大体10cmx3cmx30cmくらい)に切ったものを用意します。これにたっぷりの塩をすり込み、一週間以上寝かせます。この時、肉から水分が出ますが、それに肉が浸らないようにします。
塩分をざっと洗い流し、肉の片側に穴を開け、吊り下げるための紐を通します。これを一週間ぐらい、風通しの良い場所で干します。夜は取り込んで布で包み、重石をしておきます。
しっかり乾いたら、スパイスのペーストを塗ります。これによって、ただの干し肉がパストゥルマになります。スパイスペーストの主材料はフェヌグリークです。これはインド料理にも使うので、店のスパイスコーナーでもよく見かけます。その他のスパイスはパプリカ、赤唐辛子、黒胡椒、ニンニク、あとオールスパイスとシナモンも少し入ってるようです。
スパイスペーストをまんべんなく塗ったら、再び一週間ぐらい干して出来上がりです。
そのまま食べても(好みでレモンを絞って)、オムレツやパイに入れても美味しいです。また、料理の風味付けにも使われます。独特な風味が豆や青菜、その他の煮込みに深みを出します。
私がよく利用する加工肉製品のお店のサイトはこちら。アテネの中心だと、エヴリピドゥー通りにあります。
キッチンのないホテル住まいの旅行者でも、この市場周辺でパンや干し肉、チーズや野菜を少しずつ買えば、シンプルながらも美味しい食事が安上がりに出来ます。それでもナイフや皿が必要?心配ありません。これも1ユーロもしない安いのがエヴリピドゥー通りや近くのスーパーに売ってます。レストランのスタンダードな食事に飽きたら、是非試してみて下さい。ワインも樽出しのを半キロ(ミソ・キロ)買えば飲み切りサイズです。
塩分をざっと洗い流し、肉の片側に穴を開け、吊り下げるための紐を通します。これを一週間ぐらい、風通しの良い場所で干します。夜は取り込んで布で包み、重石をしておきます。
しっかり乾いたら、スパイスのペーストを塗ります。これによって、ただの干し肉がパストゥルマになります。スパイスペーストの主材料はフェヌグリークです。これはインド料理にも使うので、店のスパイスコーナーでもよく見かけます。その他のスパイスはパプリカ、赤唐辛子、黒胡椒、ニンニク、あとオールスパイスとシナモンも少し入ってるようです。
スパイスペーストをまんべんなく塗ったら、再び一週間ぐらい干して出来上がりです。
そのまま食べても(好みでレモンを絞って)、オムレツやパイに入れても美味しいです。また、料理の風味付けにも使われます。独特な風味が豆や青菜、その他の煮込みに深みを出します。
私がよく利用する加工肉製品のお店のサイトはこちら。アテネの中心だと、エヴリピドゥー通りにあります。
キッチンのないホテル住まいの旅行者でも、この市場周辺でパンや干し肉、チーズや野菜を少しずつ買えば、シンプルながらも美味しい食事が安上がりに出来ます。それでもナイフや皿が必要?心配ありません。これも1ユーロもしない安いのがエヴリピドゥー通りや近くのスーパーに売ってます。レストランのスタンダードな食事に飽きたら、是非試してみて下さい。ワインも樽出しのを半キロ(ミソ・キロ)買えば飲み切りサイズです。