最近は夏でもほうれん草などを結構見かけるようになりましたが、基本的にギリシャの夏は葉ものが不足しがちです。以前紹介したヴリタ(ブリタ)の他に、大地を焦がす太陽の下でも元気に育っているのがグリストリーダ(γλιστρίδα、またはアンドラクラαντράκλαとも呼ばれます)。英語ではパースレーン(purslane)、日本ではスベリヒユと呼ばれるものですが、ポーチュラカという栽培種の名前の方が馴染みがあるかもしれませんね。学名はportulacea oleracea。
名前の由来はスベリヒユと同じく、粘りがあり、ツルツル滑る(γλιστερός)ことから。一般的には畑の雑草として知られてますが、ギリシャでは市場でもよく見かける野菜です。
ビタミンも豊富で、利尿、解毒、解熱などの薬効もあり、漢方や民間療法でも使われてきました。
生でサラダにして食べても、加熱して食べても結構いけます。中東のピタパン入りサラダ「ファトゥシュ」は、これを入れるのがお決まりです。私が以前紹介した「夏のサラダ」も、スベリヒユを使用しています。サラダには栽培種の、葉の大きいタイプの方が向くかもしれません。栽培種は、ほのかに酸味のある味はそのままで、青臭さが少なくて食べやすい気がします。レモン&オイルで和えるサラダの他には、ニンニク入りのヨーグルトで和えたものもあります。
軽く塩漬けにしてあった豚肉(煮込んでからオイルに漬けた、コンフィのようなもの)と合わせて煮込みを作ってみました。普通はチキンや魚で作ることの方が多いようですが、これも美味しかったです。
どうやって作ったかな〜?と思い出しつつ、簡単に作り方を説明します。
豚肉は生のものを使う場合、塩・胡椒をすり込み、オリーブオイルを加えた鍋かフライパンで焼きます。焼き色が付いてきたら玉ねぎのスライスを加え炒め、しんなりしてきたら好みでワインを少し加えます。
おろすか刻んだ完熟トマトを加え(フレッシュなトマト味が好みなら、肉が柔らかくなってから加えて下さい)トマトが煮崩れてきたら、必要に応じて水を少量足し、肉が柔らかくなるまで蓋をして弱火で煮込みます。
ざく切りにしたスベリヒユを加え、さらに煮込みます。スベリヒユが柔らかくなって、汁気があまりなくなったら出来上がり。塩、胡椒で味を調えます。
名前の由来はスベリヒユと同じく、粘りがあり、ツルツル滑る(γλιστερός)ことから。一般的には畑の雑草として知られてますが、ギリシャでは市場でもよく見かける野菜です。
ビタミンも豊富で、利尿、解毒、解熱などの薬効もあり、漢方や民間療法でも使われてきました。
生でサラダにして食べても、加熱して食べても結構いけます。中東のピタパン入りサラダ「ファトゥシュ」は、これを入れるのがお決まりです。私が以前紹介した「夏のサラダ」も、スベリヒユを使用しています。サラダには栽培種の、葉の大きいタイプの方が向くかもしれません。栽培種は、ほのかに酸味のある味はそのままで、青臭さが少なくて食べやすい気がします。レモン&オイルで和えるサラダの他には、ニンニク入りのヨーグルトで和えたものもあります。
軽く塩漬けにしてあった豚肉(煮込んでからオイルに漬けた、コンフィのようなもの)と合わせて煮込みを作ってみました。普通はチキンや魚で作ることの方が多いようですが、これも美味しかったです。
どうやって作ったかな〜?と思い出しつつ、簡単に作り方を説明します。
豚肉は生のものを使う場合、塩・胡椒をすり込み、オリーブオイルを加えた鍋かフライパンで焼きます。焼き色が付いてきたら玉ねぎのスライスを加え炒め、しんなりしてきたら好みでワインを少し加えます。
おろすか刻んだ完熟トマトを加え(フレッシュなトマト味が好みなら、肉が柔らかくなってから加えて下さい)トマトが煮崩れてきたら、必要に応じて水を少量足し、肉が柔らかくなるまで蓋をして弱火で煮込みます。
ざく切りにしたスベリヒユを加え、さらに煮込みます。スベリヒユが柔らかくなって、汁気があまりなくなったら出来上がり。塩、胡椒で味を調えます。