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taverna georgios

私にとって、シミ島での楽しみの一つがこのタベルナです。もちろん着いて最初の夕食もここで。メニューはなく、厨房に入って料理を見せてもらって選ぶという、典型的なギリシャのタベルナです。飾り気のない料理ですが、なんか好きなんですよね、こういうの。

stuffed chicken

欲張りな私はすごく迷ってしまうけど、これがある日は必ず注文してしまうというのがチキンの米詰め。ちょっと脂っこいのですが、このスタッフィングが美味しいんです。米、挽き肉(昔は挽き肉でなくレバーでした)、レーズン、松の実が入ってて、ほんのりレーズンの甘味がいい感じ。肉自体も、ところどころにニンニクのスライスが埋め込んであって風味豊かです。

symi shrimp

この鮮やかな小エビはシミ・シュリンプと呼ばれるもので、まあ普通の小エビなんだろうけど島の名物です。これはシンプルに素揚げしてありますが、なかなか後を引きます。

stuffed peppers

SPYが毎回注文するのがこの料理。毎日メニューが変わるこのタベルナですが、これはいつもあるようです。ツノ型の赤ピーマンにフェタチーズを詰めてオーブンでじっくり焼いてあります。これは家でもよく作るけど、ここで食べるのはちょっと違うんですよね。今回ちょっと気付いたんだけど、もしかしてトマトペーストも少量入ってるのかも。レシピを載せてますが、もうちょっと改良の余地がありそうです。

lahanodolmades etc.

別の日に食べたものの一部。タコサラダ、イマム・バユルドゥ(ナスにトマトや玉ねぎなどを乗せてオーブンで焼いたもの)、ラハノドルマデス(ギリシャのロールキャベツ)です。タコサラダは特に美味しいというわけではないけど、なんとなく見かけると注文してしまいます。ところでタコと言えば、こちらでは長時間煮て柔らかくする料理が多いなんですが、イァロスにあるタベルナ「ヴィグラ」で遥か昔に食べたものはフレッシュで柔らかく美味でした。そこで食事をしたのはそれ一度きりなので、今でも美味しいタコが食べられるのかわかりませんが。

イマム・バユルドゥはどこで食べても多分美味しいとは思うんですが、ここのはニンニクが結構きいてます。ラハノドルマデスはちょっと珍しく、オーブンで焼いたタイプ。普通見かけるのは、煮込んだタイプのものにアヴゴレモノソース(卵とレモンのソース)がかかってます。私自身もオーブン焼きのラハノドルマデスはよく作るけど、美味しいですよ。フィリングは米と挽き肉で、ほんのりとしたミントの風味と、少量のトマトペーストがポイントです。

シミ島に滞在中はなるべく多く「ヨルゴス」に来たいのだけど、食事を出来る回数も限られてるし、他のレストランも試したいし...で困ってしまいます。今回は3度来れました。また来年のヴァカンスまで、再現メニューでも作ろうかな?


※TAVERNA GEORGIOSへの行き方は、イァロスからだとカリ・ストラータをずっと登っていくと到着します。一度見晴らしの良い突き当たりに出るのですが、そこからホリオに向って右折(と言ってもメインの通りをそのまま進むだけ)してもう少し登ったところにあります。
バスで行く場合、ミロスの所で下りて、そこからバスの進行方向ではない方角に、なだらかな道をたどっていきます。途中、石段の道が見えますが、そちらではなくて店などが並んでる方へ行って、ミロスを改造したレストランの脇を右折すると見えてきます。