タラマについて質問を頂いたので、以前クックで書いたものを少し編集して載せてみることにしました。
タラマは有名なギリシャ料理である「タラモサラタ」の材料ですが、日本のたらこにも少し似た塩漬けの魚卵です。男性名詞なので、正確にはタラマス(ο ταραμάς)といいます。
たらことは違い、こちらは皮の除かれた塩漬けのペースト状で、大きな缶に入っているのを量り売りされています。ピンクに着色されたタイプと無着色のベージュのものがあり、ピンクが1キロ当たり4ユーロ弱なのに対し、ベージュのは14ユーロくらいします。写真はベージュの高い方です。スーパーのおばちゃんが無造作に入れてくれたそのままなので、ちょっとキチャナイ写真ですが...。
タラマとして売られている魚卵には数種類あって、タラ・スケソウダラ・コイ・ボラなどがあると読んだことがあるのですが、お店の人に聞いても真相はわかりませんでした。ピンクの安いタラマとベージュの高級タラマでは、きっと使われてる卵も違うんでしょうね。ピンクのは50年代頃から市場に出回り出したらしく、「色が着いている」=「食欲をそそる」という狙いで作られたとか。この辺り、日本のたらこにも通じるものがありますね。
タラマは有名なギリシャ料理である「タラモサラタ」の材料ですが、日本のたらこにも少し似た塩漬けの魚卵です。男性名詞なので、正確にはタラマス(ο ταραμάς)といいます。
たらことは違い、こちらは皮の除かれた塩漬けのペースト状で、大きな缶に入っているのを量り売りされています。ピンクに着色されたタイプと無着色のベージュのものがあり、ピンクが1キロ当たり4ユーロ弱なのに対し、ベージュのは14ユーロくらいします。写真はベージュの高い方です。スーパーのおばちゃんが無造作に入れてくれたそのままなので、ちょっとキチャナイ写真ですが...。
タラマとして売られている魚卵には数種類あって、タラ・スケソウダラ・コイ・ボラなどがあると読んだことがあるのですが、お店の人に聞いても真相はわかりませんでした。ピンクの安いタラマとベージュの高級タラマでは、きっと使われてる卵も違うんでしょうね。ピンクのは50年代頃から市場に出回り出したらしく、「色が着いている」=「食欲をそそる」という狙いで作られたとか。この辺り、日本のたらこにも通じるものがありますね。