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kempinski hotel nikopolisシミ島でのバカンスから戻り、一週間後に出かけた北ギリシャの旅。いつものごとく、SPYの出張に便乗しての旅行だったので観光も満足に出来ませんでしたが、私も一応は毎回目的を持って挑んでいます。

その話は後にして、まずはホテルでリラックスしましょう。以前は街の中心にあるホテルによく泊まってたのですが、郊外にケンピンスキーが出来てからは、いつもここです。インテリアもすっきりしてて、とても快適〜。


church

滞在した数日間はテッサロニキの街をブラブラ散歩したり、特に何もしなかったんですが、教会を見てるだけでも楽しかったです。教会巡りも、もっと気を入れてすると有意義なんでしょうけど...。

歩き疲れたら、テルケンリスでお茶をして一休み。ここはツレキ(ブリオッシュに少し似た、ほんのり甘いパン)のバリエーションがすごいです。トリゴナ(三角形のフィロ生地パイにカスタードが入ったもの)も、カスタードが軽めで美味しいですよ。

さてさて、出だしでちょっと触れた「目的」ですが、そこはもちろん私のこと、食の巡礼です。

尊敬する料理研究家、ポーラ・ウルファートが著書 The Cooking of the Eastern Mediterranean: 215 Healthy, Vibrant, and Inspired Recipesで紹介してる「隠れた肉」を是非探し出したいと、ずっと思っていました。これは有名なギリシャ料理であるクレフティコのバリエーションなんですが、一般的には紙包み焼きだったりテラコッタの容器で作られる肉料理のことです。

渋るSPYを説得して、そのレストランがあるというホルティアティスへ向かいました。テッサロニキの街からパノラマを通り、山道をひたすら走ります。これと言って見所もなさそうなその村に...ありました!

その店の名前はクリマタリア。平日だったせいか、人っ子一人いません。閉まってるのかな...?と、覗いていると、オーナーが出て来て迎えてくれました。

そして...

klephtiko

もちろん、私がオーダーしたのはクレフティコ。ここのは腸詰めになってるのがミソなんですが、食べるのに夢中で断面写真撮り忘れた...。ただのソーセージにしか見えませんね(大反省)次回はちゃんと写真撮ります。

小さく切った豚肉に塩やスパイスをもみ込んだものや、赤ピーマンなどが入ってるんですが、詳しい作り方はもちろん企業秘密です。

適度にスパイスの利いた柔らかい肉は味わい深く、とっても美味しかったです。あぁ、また食べたい...。

pikantiki salata

これはテッサロニキ辺りではスタンダードなサラダで、ピカンティキ・サラタとかサラタ・ポリティキと呼ばれるものです。主な材料はキャベツ、ニンジン、セロリの葉で、店によっては唐辛子がきいてたり、ピクルスが入ってたりします。SPYのお気に入りなので、どこに行ってもこのサラダばっかりでした^_^;

この辺りの名物、ジゲロサルマデスという内臓料理もメニューにあったのですが、次回はこれも食べてみたいなぁ...。


”KLIMATARIA”
Hortiatis、Thessaloniki
tel.349257