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vasilopitaクリスマスが終わったぐらいから子供が風邪気味で、なかなか買い物にも行けない状態でした。鼻風邪っぽい感じがずっと続いてたんですけど、なんと、鼻から米粒大のスポンジが出て来て、それ以来元気になりました^_^;

というわけで、何とか新年を迎える準備も出来そうな感じだったんですが、大晦日の前日には夜遅くまで出かけてたので、家族全員で寝坊しちゃいました。

昼頃に起きだして、まずは新年用のバシロピタ(ヴァシロピタ)の生地作り。これは地方や家庭によってケーキだったり甘いパンだったりいろいろです。コインが中に入ってるのが特徴で、コインが当たった人には幸運が訪れると言われています。「地球散歩」のさらささんが詳しく書かれてますので、参考に記事をリンクさせて頂きました

生地を発酵させてる間に、蕎麦粉を買うべくコロナキのオーガニックショップへ。500g入りの蕎麦粉が1.5ユーロ、乾麺を買うより割安で美味しいです。
その後スーパーでちょっと買い物してから帰宅し、バシロピタを仕上げました。

今回のバシロピタは、伝統的なものとはかなり違うものにしてみました。基本はギリシャのお祝いによく登場するチュレキ(ツレキ)ですが、レシピも載せたいのでオリジナルのを作ってみました。形も、バシロピタは普通丸型が多いんですが、見栄えのする三つ編みにしてホワイトチョコとクッキーでデコレーションしてみました。
実は、一番苦労したのがクッキーを数字の形に切ることだったりします^_^;
それにしても、数字の並ベかたが微妙...

無事にバシロピタを仕上げ、ゆっくりできると思ったら甘かった...。義父母が田舎の方で年末年始を過すので、私達が犬の餌やりに行くことになってました。しかも、義父母宅の下に作っている私達のアパートの、クローゼットの取っ手を付ける作業をいきなりSPYが始めるし(何故こんな時に!?)...またしても、年越し蕎麦を食べ損ねてしまう〜!

結局10時頃に帰宅し、それから準備に取り掛かって、何とか年が明ける前に食事が出来ました。しかし、年越し蕎麦...今回はつなぎが少なかったのか、切れ気味でした。縁起悪っ!

soba











私と娘はエビのかき揚げ蕎麦、和食をほとんど食べないSPYは豚肉とセロリの煮込みでした。

食事が終わる頃にちょうどカウントダウンが始まり、花火と共に新しい年が始まりました。うちのベランダから見えるリカビトスの丘の花火を撮ってやろうと待ち構えてたんですが、今回は何故か上がらないままに終わっちゃいました。

諦めて中に入り、バシロピタを食べることに。上で、バシロピタにはコインが入ってるのが特徴だと書きましたが...もうお分かりですね?

入れ忘れました...


でもバシロピタ自体は美味しくて満足!少し古くなったチュレキで作るブレッドプディングがまた楽しみなんだけど、この分ではすぐになくなってしまいそう。「美味しいね〜」と、バシロピタを食べてると、外でまた花火の音が...リカビトスの花火、15分ほど遅れてたようです^_^;

shoes大晦日とは言え、子供はもうそろそろ眠る時間です。ベッドへ入る前に、みんなでプレゼントを開けました。家族3人分のプレゼントを順番に開けます。私の分も用意してくれるなんて、気が利く〜って喜んでたら、実は私とSPYのは形だけのプレゼントでした。SPYのはガソリンスタンドでもらったロウソクが1本、私のは同じくガソリンスタンドでもらったワイングラスセット。

娘はこんな靴をもらい、大喜び。早速履いてました^_^

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