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orange & choc chip tsourekiセミドライサワーチェリー&チョコチップに続き、またまた配合を変えてオレンジ風味のチュレキ(甘いパン)を作ってみました。

オレンジ風味のパンで思い出すのが、アメリカにホームステイした時のこと。一度だけ、朝食にオレンジ風味のパンが出たことがあります。普段はシリアルやベーグルなどの簡単な朝食だったんだけど、その日は朝起きたらパンが焼けてました。オレンジ風味のふわふわな渦巻きパンにアイシングがかかってて...10数年経った今でも思い出して溜め息ついてます。

数年後の新年に、今度はギリシャでオレンジ風味のパンに出会いました。今住んでるところの近所にあるベーカリーで買ったバシロピタ(新年のパン)です。こちらはアメリカのパンよりもパサパサで重いんですが、何となく食べ進んでしまう感じ。

そして、今回の私のパン。チョコレートに頼ってるのは反則(?)という気がしないでもないのですが、すごく美味しい組み合わせですよね。
家族にも好評で、1個、また1個...と、すごい勢いでなくなってしまいました^_^

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オレンジとチョコチップのチュレキ
これも卵の無駄がないシリーズ。1個の卵で生地用と艶出し用にしてあります。

材料:(6個分)
中〜強力粉...300g
塩...小さじ2/3
砂糖...30g
インスタントドライイースト...小さじ1強
卵...1個
オレンジの皮すりおろし...1個分
オレンジの絞り汁...50ml(約1/2個分)
牛乳...約75ml
無塩バター...80g
チョコチップ...大さじ3

小麦粉〜イーストはボウルに入れ、混ぜ合わせておく。バターは室温に置き、少し柔らかくする。バターは柔らかくし過ぎても駄目です。

卵を計量カップに割り入れる。卵黄を小さじ1取って別容器に入れ、分量外の牛乳または水小さじ1で溶いて(仕上げの艶出し用)冷蔵庫に入れておく。

計量カップに残った卵を溶き、オレンジの汁を加え、牛乳を足して175mlにする。これを粉類の入ったボウルに加え混ぜ合わせ、20分休ませる。

生地を捏ね始める。10分ぐらい捏ね、生地がなめらかになってきたらバターを加えさらによく捏ねる。

注意:バターたっぷりなので、捏ねにくい生地です。スタンドミキサーかフードプロセッサーがあると楽に捏ねられます。フードプロセッサーの場合、捏ね過ぎに注意して下さい。最初に20秒回し、バターを加えてからさらに30秒(捏ね上げの生地温度は約25度)ぐらいでいいかと思います。

生地のべとつきが少なくなってまとまり、指でつまんで薄く伸びるぐらいになったら捏ね上がり。

orange & choc chip tsoureki 1粉をふった台に生地をのばし、チョコチップを散らして巻き、全体に行き渡るまで少し捏ねる。生地を再び丸めボウルに入れて、覆いをして約2倍になるまで発酵させる。





ガスを抜きながら生地を台に取り出し、6等分に切り分ける。それぞれの生地をさらに3等分して丸め、細長くのばす。扱いにくい場合は生地を少し休ませます。室温が高いと生地がオイリーになって成形しにくいので、冷蔵庫で少し冷やすといいです。

orange & choc chip tsoureki 2細長くのばした生地の一方をまとめ、三つ編みにする。編み終りもまとめて、両端を下に折り込んでしっかり留める。

残りの生地も同様に成形し、薄くオイルを塗るかオーブンシートを敷いた天板に並ベて発酵させる。

オーブンは180度に予熱する。

生地が少し膨らんで、指で押してもほとんど戻らなくなったら発酵完了。冷蔵庫に入れておいた水溶き卵黄を刷毛で塗って、オーブンに入れる。

きつね色になるまで約15分焼き、ラックにのせて冷ます。

MEMO:生イーストの場合は6〜8gぐらいを分量内の液体適量で溶いて加えます。ミニサイズにしてみましたが、成形が難しければ大きいのを1〜2個にしてもいいです。