セモリナ粉の話題の続きです。
この間は自家製クスクスに挑戦してみました。これもポーラ・ウルファートの本に載ってたものを参考にしましたが、作ってるうちに自分なりの工夫点も出てきたので、簡単に作り方を紹介します。あくまでも、本を参考に作った自己流なので、もしかしたら本場のとは少し作り方が違うかもしれません。(モロッコの方、もし見てたら怒らないでね )
まずは材料。2種類のセモリナを使います。
写真からもはっきりわかると思いますが、右が粗挽き、左が細挽きです。粗挽きの方はポレンタに似ています。
本によると、粗挽きの粒を芯にして、細挽きのをまぶすと(丁度、磁石に砂鉄がくっつく感じで)クスクスが簡単に出来るそうです。早速試してみました。
大きい皿のようなものに粗挽きセモリナを入れ、水をほんの少し加えて手の平全体で同方向に混ぜます。そこに細挽きセモリナ、さらに水を少々...と加えつつ同じように混ぜていくと、段々あの見覚えのある粒々が!
ここで私の工夫を:水は霧吹きで加えると、万遍なく行き渡ります。ただ単に私が不器用なだけなんだけど、レシピ通りにやると大きい塊が出来ちゃうんですよね
混ぜ方は、手の平で少しこすり付けるようにすると上手くいきました。
出来上がったクスクスは、まず粗い目の網でふるって、次に普通の笊で細かい粉をふるいます。この粉を芯にして、上に書いた手順でさらにクスクスを作れます。こうやって作った2度目のクスクスの方が何故か綺麗に出来ました。
またひとこと:粗い目のふるい器(?)がなかったので、これを今まで試せなかったんですが、「え〜い、いいや!」と、無しでやっちゃいました。霧吹きで加水する方法だと、全体的に粒が揃って出来るので、目立つ大粒のをいくつか取り除くだけで大丈夫でした。
さて、完成品はそのまますぐに蒸して食べても、乾燥させて保存してもいいんですが、せっかくだからフレッシュなのを食べた方がいいですよね。味の点でも、そちらの方がおすすめです。
蒸し器の目が粗ければガーゼか何かを敷いて、クスクスを入れます。本当は、専用の蒸し器があればいいんですけどね...いつかモロッコに買いに行きたいなぁ。まず15分ほど蒸し、大きなボウルにあけて全体がしっとりするぐらいの水(塩を少し加える)を加え、オリーブオイルかバターを塗った手で混ぜます。混ぜ方は、粒がサラサラにほぐれるまで、ふんわりと空気を含ませつつ...という感じでやって下さい。
これを再び蒸し器に戻し、さらに15分ぐらい蒸し、また同じように加水して混ぜます。確か、この時点で1日ぐらい置いといてもいいそうなので、食事の予定に合わせて前もってやっておけます。
食べる前にまた20分ぐらい、粒々が白っぽい色になり、ふんわり柔らかくなるまで蒸して完成。お好みでバターを混ぜると美味しいです。
ここまで書いてて、自分でも「面倒臭そう...」って思うけど、手作りのは美味しいです!インスタントのものとは全然違うフワフワ・サラサラ感、そしてセモリナの旨味が味わえます。
2種類のセモリナが手に入ったら、是非お試し下さい
↓面白いと思って下さったら、こちらをクリックお願いします
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<参考文献>
VOGUE ENTERTAINING(AUSTRALIA): OCT/NOV 1996 "FEZ FARE"
PAULA WOLFERT: Mediterranean Grains and Greens
この間は自家製クスクスに挑戦してみました。これもポーラ・ウルファートの本に載ってたものを参考にしましたが、作ってるうちに自分なりの工夫点も出てきたので、簡単に作り方を紹介します。あくまでも、本を参考に作った自己流なので、もしかしたら本場のとは少し作り方が違うかもしれません。(モロッコの方、もし見てたら怒らないでね )
まずは材料。2種類のセモリナを使います。
写真からもはっきりわかると思いますが、右が粗挽き、左が細挽きです。粗挽きの方はポレンタに似ています。
本によると、粗挽きの粒を芯にして、細挽きのをまぶすと(丁度、磁石に砂鉄がくっつく感じで)クスクスが簡単に出来るそうです。早速試してみました。
大きい皿のようなものに粗挽きセモリナを入れ、水をほんの少し加えて手の平全体で同方向に混ぜます。そこに細挽きセモリナ、さらに水を少々...と加えつつ同じように混ぜていくと、段々あの見覚えのある粒々が!
ここで私の工夫を:水は霧吹きで加えると、万遍なく行き渡ります。ただ単に私が不器用なだけなんだけど、レシピ通りにやると大きい塊が出来ちゃうんですよね
混ぜ方は、手の平で少しこすり付けるようにすると上手くいきました。
出来上がったクスクスは、まず粗い目の網でふるって、次に普通の笊で細かい粉をふるいます。この粉を芯にして、上に書いた手順でさらにクスクスを作れます。こうやって作った2度目のクスクスの方が何故か綺麗に出来ました。
またひとこと:粗い目のふるい器(?)がなかったので、これを今まで試せなかったんですが、「え〜い、いいや!」と、無しでやっちゃいました。霧吹きで加水する方法だと、全体的に粒が揃って出来るので、目立つ大粒のをいくつか取り除くだけで大丈夫でした。
さて、完成品はそのまますぐに蒸して食べても、乾燥させて保存してもいいんですが、せっかくだからフレッシュなのを食べた方がいいですよね。味の点でも、そちらの方がおすすめです。
蒸し器の目が粗ければガーゼか何かを敷いて、クスクスを入れます。本当は、専用の蒸し器があればいいんですけどね...いつかモロッコに買いに行きたいなぁ。まず15分ほど蒸し、大きなボウルにあけて全体がしっとりするぐらいの水(塩を少し加える)を加え、オリーブオイルかバターを塗った手で混ぜます。混ぜ方は、粒がサラサラにほぐれるまで、ふんわりと空気を含ませつつ...という感じでやって下さい。
これを再び蒸し器に戻し、さらに15分ぐらい蒸し、また同じように加水して混ぜます。確か、この時点で1日ぐらい置いといてもいいそうなので、食事の予定に合わせて前もってやっておけます。
食べる前にまた20分ぐらい、粒々が白っぽい色になり、ふんわり柔らかくなるまで蒸して完成。お好みでバターを混ぜると美味しいです。
ここまで書いてて、自分でも「面倒臭そう...」って思うけど、手作りのは美味しいです!インスタントのものとは全然違うフワフワ・サラサラ感、そしてセモリナの旨味が味わえます。
2種類のセモリナが手に入ったら、是非お試し下さい
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VOGUE ENTERTAINING(AUSTRALIA): OCT/NOV 1996 "FEZ FARE"
PAULA WOLFERT: Mediterranean Grains and Greens