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ギリシャでスパゲッティを注文したら、グニャグニャ・フニャフニャのが出てきてびっくりした...という話をよく聞きます。

spaghetti with Greek meat sauce

ちゃんとしたレストランではアルデンテ(又はそれに近い茹で具合)のパスタも存在するんですが、家庭でもタベルナでも、まだまだフニャスパが幅を利かせてます。

フニャスパで育ったギリシャ人にアルデンテのパスタを出したら「これ、ちゃんと火が通ってないけど...」と言われたことも。そう言えば、日本人は逆に、アルデンテ信仰が強すぎて固茹でパスタにしちゃうこともよくありますね。

イタリアンのレシピでは、やっぱりアルデンテが一番だけど、たまにフニャスパが食べたくなります。某サイトで「母スパ」というものを紹介されてる方が居て、それで盛り上がったことがあります。子供の頃、レストランや喫茶店で食べたスパゲッティはどれも柔らかかったし、給食のなんて究極のフニャスパでした。

私にとってはフニャスパは懐かしい思い出の味。だからギリシャのスパゲッティも、何となく憎めないのです。

ギリシャ風、スパゲッティ・ミートソース
こちらでは仔牛挽き肉で作るのが普通ですが、ラムでも美味しくできます。

材料:(2人分)
玉ねぎ...中1個
オリーブオイル...大さじ1〜2
牛、ラム又は合挽き肉(赤身)...200g
ニンニク...1〜2かけ
赤ワイン(あれば好みで)...1/4カップ
トマトピュレ(パッサータ)...1/2カップ
シナモンスティック...1/2本
オールスパイス(好みで)...3粒(又はパウダー小さじ1/4)
ベイリーフ...小1枚
オレガノ...小さじ1/2
水...1/4カップ
塩、胡椒
バター...15〜20g
スパゲッティ...200〜250g
ペコリーノ又はパルミジャーノチーズ...好きなだけ

玉ねぎは微塵切りにし、オイルと共に鍋に入れ、しんなりするまで弱火で炒める。蓋をして、時々かき混ぜて...とやるといいです。

挽肉を加え、ポロポロにほぐれるまで炒め、その後は時々かき混ぜながら色づきかけるまで炒める。

ニンニクを微塵切りにして加え、香りが立つまでさっと炒め合わせ、ワインを加え煮立てる。

トマトピュレ〜水までの材料と塩小さじ1/4を加え、蓋をして弱火で1時間〜1時間半ぐらい煮込む。途中、焦げ付きそうなら水を少量足す。逆に汁気が多ければ、最後蓋を取って水分を飛ばす。

出来上がりは汁気があまりない状態。塩胡椒で味をととのえ火から下ろす。

鍋に湯を沸かし、スパゲッティを茹でる。その間にバターを小鍋に入れ、弱火でゆっくり色付かせる。※スパゲッティを茹でてザルにあけ、同じ鍋で焦がしバターを作ると洗い物も減るし、パスタもギリシャ風にふやけます

皿にスパゲッティを盛り、ソースをかけ、チーズを好みの量ふりかける。

sheep's milk butter

MEMO:羊のバターをパスタに絡めると美味しいのですが、日本では入手が困難なので焦がしバターでコクを出します。
チーズはギリシャでよく使われるケファロティリやミジスラの代用品としてペコリーノなんかがいいと思います。



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