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めっきり暖かくなって、アーティチョークも叩き売り状態です。

artichoke

うちの夫は「形が嫌だ」と言って、決して口にしようとしないんですが、私と子供はアーティチョークが大好き 普通にギリシャ風やイタリア風の食べ方をするのはもちろん、我が家では和風の料理にも変身して食卓に登場します。

硬い緑の部分を全て除いたアーティチョークは何となく筍の穂先に似ているので、本来なら筍を使う料理をこれで作ると美味しいんですよ。もちろん味は違うんですが、灰汁の強い春の香りが和食にもぴったりです

artichoke riceまずはアーティチョークご飯。下処理して酢水に晒したアーティチョークを薄切りにしてすすぎ、出汁と醤油、酒を入れて炊きます。

筍と違ってアーティチョークは少し柔らかくなってしまうので、シャッキリ硬めの食感がお好みなら、出汁でさっと煮ておいたアーティチョークを炊き上がったご飯に混ぜるといいです(アーティチョークを煮た出汁はご飯を炊くのに使います)。


artichoke & wakame

こちらは若竹煮ならぬ若アーティチョーク煮。これも筍と違って下茹でする必要がないので手早くできます。味がしっかり染み込むほど煮ないので、こちらも出汁はしっかり濃い目のものが合うと思います。

実はこれ、雛祭りのご馳走を作り損なったので、せめてそれらしいものを...と、3月3日に作ったものです。去年の暮れにCROCCOさんに頂いた花の形の麩が雛祭りらしい雰囲気を出してくれました。

kobana fu

金沢の美味しいものをいろいろ送って下さったのですが、不室屋さんの麩はこれも車麩もすごく気に入ってしまいました。花の形のは春らしくていいですよね。ちょっと入れると料理が華やぐので重宝してます。

artichoke in chili oilもう一品。こちらは和風でなく中華風なんですが、穂先メンマ風ピリ辛アーティチョークです。今回はラー油も手作りにしてみました。そのまま食べる他、和えもののベースに使ったりもできるので、作っておくと便利です。

最初の話に戻りますが、筍を食べまくってた私を見て「そんなに食べたら吹き出物が出るぞ」と、父がよく言ってました。灰汁が強いものを沢山食べると肌が荒れるということなんだと思いますが、確かに最近ちょっと肌の調子が...。アーティチョークは肝臓や腎臓にはいいそうなんですけどね。旬を味わうのも、ほどほどがいいようですと言いつつも、今日もアーティチョークを5個買ってきちゃいました)。

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