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春ですね〜 昨日なんて、もう夏が来たのかと思わせるぐらい暖かく、長袖だと汗ばむぐらいでした。季節はずれにならないうちに春の写真を載せておきます。

2006.04.04a

アテネでも野の花を楽しめる場所は沢山あります。赤・白・黄色に淡い紫...オリーブの林にこういう花が咲き乱れてる風景が好きなのですが、写真を撮り損ねてしまいました。

初春の赤い花はアネモネですが、今の時期は芥子(ケシ、ギリシャ語でパパルナ)です。花をつける前の、芥子の若葉は食用にされます。市場でもそれ単品やパイ用の野草ミックスに入って買えますが、柔らかくて癖がなく美味しいんですよ

2006.04.04b

見えにくいですが、こちら手前は菜の花のような黄色い花。一面の菜の花...のような風景はよく見られます。

2006.03.24a

この桜っぽい花は何でしょう?

2006.03.24b

こちらは西洋イラクサ(ギリシャ語ではツクニダ)です。ハーブティーにされるネトルですが、私は青菜として食べる方が好き。トレードマーク(?)の「ぐるぐるパイ」は、このイラクサをフィリングに使ってるんですよ。とっても美味しくて、我が家で一番人気のホルトピタ(青菜パイ)です。

あのパイのレシピを載せようと思ってたけど、残念ながら今年も時期を逃がしてしまったようです

2006.03.24c

これはウスベニアオイだったかな?ゼニアオイと、どっちがどっちか忘れてしまいましたが、英語ではマロウと呼ばれるもので、これもハーブティーが有名ですね。上のイラクサは棘が刺さると痛くて大変ですが、この葉っぱでこすると治るそうです。イラクサとセットのようにして近くに生えてるので、自然とはなかなか上手く出来てるものですね。

2006.03.24d

ゼニアオイ(ウスベニアオイ?)はギリシャ語ではモロハと呼ばれ、これも若い葉と茎が食用になるんですが、あまり食べてる人はいないのかも?イラクサは市場でよく見かけるのに、こちらは売られてるのを見たことがありません。前に田舎で摘んできて、じゃがいもと一緒に煮込んでみました。柔らかい葉っぱは癖がなく美味しいんですが、火を通すとヌルヌルになる特徴があり、戦時中など食糧難の時はオクラの代用品として食べられてたそうです。

2006.03.24e

淡いベージュが美しい、ルッコラ(ギリシャ語ではロカ)の花。ルッコラは雑草のようにあちこちに生えてます。勿論その辺に生えてるのは食べませんが、市場では栽培種の他に山から摘んできた野生のものもよく売られています。

2006.03.24f

少し前に球根のピクルスを紹介した、ハネムスカリの花。日本でよく植えられてる葡萄の房のような花が咲くものよりは地味ですが、ちょっとユーモラスな形が楽しいですね。


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