シミ島レポートの最後は、島の郷土料理などを少し紹介します。
家のバルコニーから見える風景。シミ島の朝はネスカフェで始まる(笑)我が家ですが、港をぼんやりと眺めつつ、コーヒー&クルラキァのシンプルな朝食で一日がスタートします。
ビーチへ行かない日は、ちょっと頑張ってノスビーチの方まで歩いてランチに行ったりしてました。上の写真の真ん中の岬を曲がった所です。ノスビーチの海自体は綺麗だけど、浜には煙草の吸い殻が落ちてたりしてちょっと...という感じだったので、ここでの目当ては昼食だけ。
ビーチに面したタベルナ・パラディソス。
一見、何の変哲もないビーチタベルナですが、スタンダードなメニューに加え、シミ島の郷土料理もいくつか食べられます。
プサロスパ(魚スープ)は、沢山食べ比べたわけではないけど、ここのは値段の割にはイマイチ。ヨルゴスの方が美味しかったです。
郷土料理の一つ、ピタリディア。ドデカニサ諸島でよく食べられる料理ですが、使用する魚の大きさ・副材料でいろんなバリエーションがあります。
ここのはアセリナという小魚を粗く刻んだものにミントやトマトなども入ってましたが、もっと小さい魚を丸ごと、シンプルな衣で揚げ焼きにしたものもあります。添えられているのはスコルダリァというニンニクのソース。
私達がとても気に入ったヤプラキァ。一般的にドルマデスと呼ばれる葡萄の葉包みですが、地方によってこういう風に呼ばれたりもします。
米とレンズ豆のフィリングを巻いたもので、オレンジの皮がいいアクセントになってました。料理をしてる女性は数年前からここで働いてますが、パーティーのケータリングなども頼まれるそうで、ある結婚式の時には600個ものヤプラキァを作ったそうです。「アテネの人はみんなこれにはまるのよ」と言ってましたが、私達もすっかり夢中になってしまいました。
特に観光地になると、どこのレストランも代わり映えのしないメニューだったりするものですが、こういう郷土料理を出してくれる所がもっと増えればいいな〜と思います。今回紹介した以外にはレヴィソケフテデス(ひよこ豆を潰して揚げたもの。ファラフェルとは違い、茹でたひよこ豆を潰してあるのでホクホクした感じです)もドデカニサ諸島でポピュラーな料理で、こちらはレストランでもよく見られる料理です。
もう一つ、シミ島で是非試してもらいたいのはちょっと変わった海の幸です。
スピニアロと呼ばれる「海の幸の瓶詰め」なんですが、貝類やホヤを海水と一緒にレツィーナの空き瓶なんかに詰めた保存食です。上の写真はイァロスにある魚屋で売られてるもので少し違いますが、ギリシャ語ではピナと呼ばれるハボウキ貝(?)、海のカタツムリ、ニハキァ(日本で言うチャンバラ貝だそうです)、ホヤの一種、コリオス(小さな鯖のような魚)の瓶詰め。いろんな貝をミックスしたものを買ってみました。
魚屋には新鮮な魚がいろいろ、あとシミシュリンプや冷凍魚も売ってます。かなり値は張るんですが(ギリシャはどこでも魚が高い)、次回は調理器具なども用意して魚料理も作ってみたいです。ちなみに私が買った貝の瓶詰めは18ユーロ。かなり高いですがレストランで食べるよりは割安です。
家で作った料理はパスタとか、最低限の食材と道具で作れる簡単なものばかりでした。なのでお見せするほどのものではないんですが...これはある日のランチ。ツナのウゾ風味トマトソースパスタと貝類の瓶詰めです。
ツナのパスタはとってもシンプルなもので、まずオリーブオイルでニンニクを炒め、香りが出たらツナを加え少し炒めます。ここにいつもは白ワインを入れることが多いですが、今回はウゾがあったのでこれをジャッと加えます。アルコールを飛ばし、刻んだトマトか市販の裏ごしトマトを加えて軽く煮てソースは出来上がり。いつもはパセリも入れますが、わざわざこれだけの為に買うのも勿体無いので入れませんでした。
貝類はウゾのおつまみです。これは小皿に盛ってオリーブオイルとレモンをかけて食べます。海水に漬けてあるので当たり前ですが、海の味!って感じなので好き嫌いが分かれますね。マラスゥンダビーチのタベルナで去年食べたニハキァの方が美味しかったです。
パスタソースを煮てる匂いにつられてやって来た黒猫。勇気を出して玄関まで来てくれたので、パスタをお裾分けしたら喜んで食べてました^_^
家のバルコニーから見える風景。シミ島の朝はネスカフェで始まる(笑)我が家ですが、港をぼんやりと眺めつつ、コーヒー&クルラキァのシンプルな朝食で一日がスタートします。
ビーチへ行かない日は、ちょっと頑張ってノスビーチの方まで歩いてランチに行ったりしてました。上の写真の真ん中の岬を曲がった所です。ノスビーチの海自体は綺麗だけど、浜には煙草の吸い殻が落ちてたりしてちょっと...という感じだったので、ここでの目当ては昼食だけ。
ビーチに面したタベルナ・パラディソス。
一見、何の変哲もないビーチタベルナですが、スタンダードなメニューに加え、シミ島の郷土料理もいくつか食べられます。
プサロスパ(魚スープ)は、沢山食べ比べたわけではないけど、ここのは値段の割にはイマイチ。ヨルゴスの方が美味しかったです。
郷土料理の一つ、ピタリディア。ドデカニサ諸島でよく食べられる料理ですが、使用する魚の大きさ・副材料でいろんなバリエーションがあります。
ここのはアセリナという小魚を粗く刻んだものにミントやトマトなども入ってましたが、もっと小さい魚を丸ごと、シンプルな衣で揚げ焼きにしたものもあります。添えられているのはスコルダリァというニンニクのソース。
私達がとても気に入ったヤプラキァ。一般的にドルマデスと呼ばれる葡萄の葉包みですが、地方によってこういう風に呼ばれたりもします。
米とレンズ豆のフィリングを巻いたもので、オレンジの皮がいいアクセントになってました。料理をしてる女性は数年前からここで働いてますが、パーティーのケータリングなども頼まれるそうで、ある結婚式の時には600個ものヤプラキァを作ったそうです。「アテネの人はみんなこれにはまるのよ」と言ってましたが、私達もすっかり夢中になってしまいました。
特に観光地になると、どこのレストランも代わり映えのしないメニューだったりするものですが、こういう郷土料理を出してくれる所がもっと増えればいいな〜と思います。今回紹介した以外にはレヴィソケフテデス(ひよこ豆を潰して揚げたもの。ファラフェルとは違い、茹でたひよこ豆を潰してあるのでホクホクした感じです)もドデカニサ諸島でポピュラーな料理で、こちらはレストランでもよく見られる料理です。
もう一つ、シミ島で是非試してもらいたいのはちょっと変わった海の幸です。
スピニアロと呼ばれる「海の幸の瓶詰め」なんですが、貝類やホヤを海水と一緒にレツィーナの空き瓶なんかに詰めた保存食です。上の写真はイァロスにある魚屋で売られてるもので少し違いますが、ギリシャ語ではピナと呼ばれるハボウキ貝(?)、海のカタツムリ、ニハキァ(日本で言うチャンバラ貝だそうです)、ホヤの一種、コリオス(小さな鯖のような魚)の瓶詰め。いろんな貝をミックスしたものを買ってみました。
魚屋には新鮮な魚がいろいろ、あとシミシュリンプや冷凍魚も売ってます。かなり値は張るんですが(ギリシャはどこでも魚が高い)、次回は調理器具なども用意して魚料理も作ってみたいです。ちなみに私が買った貝の瓶詰めは18ユーロ。かなり高いですがレストランで食べるよりは割安です。
家で作った料理はパスタとか、最低限の食材と道具で作れる簡単なものばかりでした。なのでお見せするほどのものではないんですが...これはある日のランチ。ツナのウゾ風味トマトソースパスタと貝類の瓶詰めです。
ツナのパスタはとってもシンプルなもので、まずオリーブオイルでニンニクを炒め、香りが出たらツナを加え少し炒めます。ここにいつもは白ワインを入れることが多いですが、今回はウゾがあったのでこれをジャッと加えます。アルコールを飛ばし、刻んだトマトか市販の裏ごしトマトを加えて軽く煮てソースは出来上がり。いつもはパセリも入れますが、わざわざこれだけの為に買うのも勿体無いので入れませんでした。
貝類はウゾのおつまみです。これは小皿に盛ってオリーブオイルとレモンをかけて食べます。海水に漬けてあるので当たり前ですが、海の味!って感じなので好き嫌いが分かれますね。マラスゥンダビーチのタベルナで去年食べたニハキァの方が美味しかったです。
パスタソースを煮てる匂いにつられてやって来た黒猫。勇気を出して玄関まで来てくれたので、パスタをお裾分けしたら喜んで食べてました^_^
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