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相変わらず、アイスクリームな日々。

ice cream

お店で買って食べる他に、手作りアイスクリームも結構頻繁に食べています。
これは見た目普通のチョコアイスですが、マスティハで風味付けしてあるんです。市販のチョコアイスにマスティハリキュールをかけて食べるのが気に入っているんですが、娘がそれを物欲しそうに見てるもので...アルコール無しの、マスティハフレーバーアイスを作ってみたというわけです。

子供用に作った割には、かなりダークでリッチなチョコアイスなんですけど白っぽく写ってますが、実物はもっと濃い茶色です。

手作りアイスクリームの中では、チョコアイスってかなり簡単で仕上がりもいい気がします。チョコレートの脂肪分のせいか(?)シャリシャリになりにくく、アイスクリームメーカーを持ってなくても作りやすいアイスクリームのひとつです。とは言え、ただ単に脂肪分を増やせばいいというわけでもなく、あまり脂肪分が多くても舌触りが悪くなってしまうので注意が必要です。私が作ってみた限りでは、このぐらいのチョコレートの分量だと牛乳300ml:乳脂肪分35%の生クリーム200mlから半々ぐらいまでが丁度いい気がします。

mastihaさて、マスティハですが、ピロリ菌などに効くサプリメントとしての方がよく知られているでしょうか。以前も書いたように、ギリシャではお菓子などに香料として使われる樹脂です。近所のスーパーにこれ(写真はクリックすると大きくなります)しか売ってなかったもので、大粒のを使用しました。


mastiha2

大粒の方が高級らしく、箱入りなんですけど。いつも買ってる、袋入りの小〜中粒マスティハの方が、実は使い勝手がよかったです。粒が大きいせいか、それともこういうものなのか、柔らかくて上手く潰れてくれませんでした。完全に乾燥しているものなら、綺麗なパウダー状にすり潰すことができるので、扱いが楽です。

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ダークチョコレートとマスティハのアイスクリーム
マスティハを入れず、プレーンなチョコレートアイスクリームにしても美味しいです。

材料:(700〜800ml分)
ダークチョコレート(カカオ70%)...60g
純ココアパウダー...大さじ2
マスティハ...小さじ1弱
グラニュー糖...80〜90g
卵黄...2個
牛乳...250ml
生クリーム(脂肪分35%)...250ml

チョコレートは適当に割っておく。ココアパウダーは茶漉しなどでふるっておく。マスティハは乳鉢に入れて粉状になるまですり潰す。

砂糖約大さじ1をマスティハに混ぜる。残りの砂糖は半分をココアに合わせ、もう半分をボウルに入れた卵黄とよく混ぜ合わせる。

ココアと砂糖を合わせたものを鍋に入れ、牛乳約1/3カップを少しずつ加え泡立て器で混ぜ、だまがないように溶かす。火にかけて、ココアの粉っぽさがなくなるまで、かき混ぜながら弱火で静かに煮る。残りの牛乳・生クリームを加えてのばし、湯気が立つくらいまで温める。

熱いココア液をお玉ですくって卵黄・砂糖のボウルに少しずつ加え、泡立て器でよく混ぜ合わせる。お玉3〜4杯程度加えた時点で、この液を鍋のココア液に戻し、よくかき混ぜる。

かき混ぜながら弱火で熱し、80度ぐらいに温まったらマスティハの粉を加え混ぜ、チョコレートを加え火から下ろす。チョコレートが溶けるまでかき混ぜて、ボウルにあける。底を冷水で冷やし、時々かき混ぜながら完全に冷ます。

アイスクリームメーカーか冷凍庫で冷やし固める。冷凍庫の場合、少し固まったら混ぜ...を繰り返してなるべく空気を含ませる。ソフトクリーム状に固まった時点で保存用の容器に移す。

食べる少し前に冷蔵庫に移し、少し柔らかくなるまで10〜20分程度置く。

MEMO:牛乳と生クリームの割合を変えて、300ml:200mlぐらいでもいいです。また、乳脂肪分の高い生クリームを使う場合も、割合を少なくして下さい。
マスティハの風味は私にはこれぐらいが丁度いいですが、心配なら一度に全部加えず、まずは半量ぐらい入れて味見して下さい。
マスティハの粉の代わりにリキュールを加えてもいいですが、その場合は砂糖の量を少し減らします。

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